空(そら)へ2008/03/05 10:51

スキーシーズンも終盤、国内ジャンプ大会も蔵王2試合、札幌2試合の合わせて4試合を残すのみとなりました。札幌の2試合は3月21日(金)宮の森、22日(土)大倉山のナイトイベントです。今シーズン限りでシャンツェに別れを告げる選手にとっては最後のジャンプになります。ナイター照明のなか、響く選手名のアナウンス・・・季節の終わりは寂しいです。最後まで華麗に空を舞ってほしい。そして、その後の世界へも勇気をもって力強く美しく飛び出してほしいものです。

嶋原清子2008/03/06 13:32

今度の日曜日、3月9日に名古屋国際女子マラソンが行われる。北京代表をかけた最後のチャンスでもありる。オリンピックチャンピオン、世界記録樹立の経歴を持つ高橋尚子が注目を集めている。とても興味がある。「今」の高橋がどうなのか。一般的には、体の芯から漲るエネルギーを発し、心身ともに充実している時期とは言えないのかもしれない。でも、もしかしたら常識破りの「怪物」「スーパーランナー」なのかもしれないし・・・。■男子の選考につての風評に擦り合せると名古屋に出場する選手で最も五輪に近いのは「嶋原清子」ではないか。選考レースの中では特別の扱いになっている世界選手権で入賞(6位)。メダルには届かず、日本人トップでもなかったから内定にはならなかったが、男子の尾方剛と大崎悟の中間的な成績といえるのではないか。世界選手権では大阪国際を優勝することになるマーラに先着している。名古屋の下馬評にもう少し上がっても良さそうな気がする。優勝が勝田マラソンのみだからだろうか、自己ベスト記録が2時間26分台だからか(しかし、これは夏の北海道マラソンだ!)。アジア大会銀、世界選手権6位・・・立派な成績だ。無名だったとはいえ、もともと中距離選手だったから、スピードにも対応できるはず、自己記録と優勝の問題は、記録に挑むレースが少ないのと、まだマラソンを知らず勝負にいけずにいたレースが多かったからだと思う。■坂本直子がもし今回、優勝したら北京の代表はアテネと同じ顔ぶれになる。アテネ本番とその後、不振に陥った坂本だが、当時の評価、期待は相当高かったと記憶している。昨年のベルリンあたりからエンジンも温まってきた感がある。レース全体の流れが、高橋尚子を警戒してゆったり目でいけば、4年前の大阪国際女子ラスト10キロで坂本が見せた脅威の終盤走が再現されるかもしれない。■ところで、藤原新(JR東日本)の心情はどうなのだろう。代表は他の選手で決まりといういうような報道に触れているはず、「そうなのかもしれないな」と思っているのか、それとも「発表されるまで可能性を信じる」という思いなのか。複雑だ。大崎の涙も・・・。五輪への思い、わずか3人の代表枠、残酷だ。いずれにしても男女とも北京五輪マラソン日本代表は10日、内定者6人が出揃う。

おもいっきりやろう!2008/03/11 01:31

責任を感じる、出たくて出られない人の分も・・・10日、マラソン代表に決まった中村友梨香(天満屋)は、神妙とも思える表情で語った。自分より強いと思っている先輩が周囲にいる、その思いも感じている、選考の過程でチーム内で明暗があったから無邪気に喜ぶことができなかったのかもしれない。4年に1度のオリンピック、ただでさえ周囲は異様な雰囲気になる。周囲の雑音に惑わされることなく「自分らしく思い切ってやってほしい」。空気に飲まれるな。萎縮してほしくない。チャンスを手にしたのは君だ。余計なことに気を使うな。怖いもの知らずで挑みなさい・・・そんな言葉をかけてやりたい。胸を張って堂々と、失敗を恐れずに!それが若さの特権なのだから。■北京五輪マラソン日本代表【男子】佐藤敦之(中国電力)、大崎悟史(NTT西日本)、尾方剛(中国電力)【女子】土佐礼子(三井住友海上)、野口みずき(シスメックス)、中村友梨香(天満屋)。※順不同。なお補欠は男子が東京マラソンで2位の藤井新、女子は大阪国際女子マラソンで2位だった森本友。

お時間です2008/03/22 01:48

スキージャンプの金子祐介選手に教えてもらった話。金子選手の学生時代の監督さんはその日最後のジャンプの際、決して「ラスト」とは言わなかったそうです。「ラストとは『終わり』ってことだろ、だからラストとは言わない」。物事に終わりはないのです。・・・だけど、練習締めの1本の際、なんと言うのか?・・・「時間だ」と言ったそうです。あす(22日)、今シーズン最後の試合が大倉山で行われます。金子選手、同級生の岡村創太選手も現役に別れを告げます。そういう「時」が来たのかもしれません。