2008北海道マラソン2008/09/01 19:43

北京五輪後初の本格的な男女のマラソンとして注目された2008北海道マラソンは男子、高見澤勝(佐久長聖高教員ク)が大会歴代3位の2時間12分10秒の好タイムで優勝。女子は19歳の佐伯(さはく)由香里(アルゼ)が初マラソンで初優勝を果たしました。◇驚いたのは高見澤選手の夏季レースへの対応力です。今回がマラソン4回目ですが、初マラソンは日清食品に所属していた昨年の北海道マラソン、終盤追い上げ2位。指導者に転身することを決めていた2月の東京マラソンは翌日からの教育実習を控えた中、2時間14分台。もう1度が4月の長野マラソン、赴任したばかりの頃でした。実質、本格的にレースをしていなわけで、高見澤先生の選手としての力量は計り知れません。◇実は東京や長野マラソンの様子、それに高校の駅伝部のコーチという練習環境からまさか優勝するとは思っていませんでした。「練習の質は上がった、生徒に教えられ考え方も変わった、しかし、練習量は去年の半分」という話も聞いていたので、この結果は驚きでした。◇レース後記者から「日本選手は走り過ぎと思うか(練習過多)」と聞かれた高見澤先生は「きょう私が勝てたのはたまたまいろいろなことが上手くいって、運もよかったから。練習量は必要、日清食品時代の蓄えもあったと思う」と話した。多様なレースに対応する底力、レースに臨む自信、距離を踏む練習は必要だと語りました。◇暮れの都大路、そして、この環境で高見澤先生がどこまで世界の舞台に近づいていくのか楽しみです。◇女子は2位の新谷仁美ともこれからも期待できそうです。

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