湯本史寿W杯優勝2008/12/15 00:07

やったぜー!スキージャンプのワールドカップで日本勢4シーズンぶりの快挙。湯本史寿選手がイタリアのプラジェラート(トリノ五輪の会場だったジャンプ競技場!)で14日、行われた個人第5戦で優勝した。大会は吹雪舞う悪天候の中行われ、湯本は、1回目に126メートルを飛んでポイント114.8点でトップに。天候が悪化したたため2回目が中止となり、そのまま優勝が確定した。今シーズン3勝で総合首位のシモン・アマン(スイス)を1.2点差で抑えた。湯本のこれまでのW杯最高成績は今シーズン個人第1戦の8位。日本勢のW杯優勝は2005年の札幌大会を船木和喜選手が制して以来4シーズンぶり。■湯本史寿(ゆもと・ふみひさ)東京美装(北海道)所属。1984年4月23日長野県木島平村(キジマダイラ)生まれ、24歳。長野・下高井農林高から東京美装に入社。「バッケンレコードを越えて」の金子祐介選手の後輩に!■札幌で世界選手権が行われた2006-2007シーズンに躍進し、07世界選手権代表入り(出場機会なし)。07-08シーズンは海外W杯遠征メンバー入りした。昨シーズンは国内の全日本ラージ兼NHK杯と伊藤杯宮の森ファイナルで優勝。W杯自己最高は今季個人第1戦の8位。それまでは05年の札幌大会21位。海外では去年フィンランド・クーサモで30位が最高だった。今年はサマージャンプでW杯と同格のサマーグランプリで10位、13位など海外でも上位に近づきつつあった。