VOICE ヴォイス2009/02/03 00:04

20年ほど前、フレッシュボイスという名の競走馬がいた。G1レースも制したこともあるからファンなら覚えているだろう。後方待機でゴール前で伸びてくるのだが、展開に注文が付く。逃げ馬、先行馬有利の展開になるとどんなに伸びても届かないわけで、格下と思われる馬にまんまと勝利をさらわれてしまうこともあった。■当時、競馬中継の実況を習い始めた新人アナウンサーだったので、新人(fresher)、そして声(voice)を生業とするアナウンサーということもあり、年賀状の写真に使ったたり、好きな馬の欄に名前を書き込んだりした覚えがある。■年齢を重ねても新鮮な声を発し続けたいとは思っているのだが・・・そんな訳で今も[VOICE]という単語には関心がいく。フジテレビ系列で毎週月曜日よる9時から放送している「ヴォイス〜命なき者の声」は法医学に関わる若者を通じて命、生きていることの素晴らしさを描く新しい青春ストーリーで、決してアナウンサーの物語ではないが、声なきメッセージが雄弁に語る物語に毎回見いってしまう。お時間のある方はご覧になることをお勧めする。■フジテレビ系で月曜午後9時放送「ヴォイス〜命なき者の声」

春の高校バレー2009/02/09 16:04

高校バレーを初めて担当した。もう半ば引退した老兵が「若さでアタック!」に挑むことじたい面白い「春の」椿事だ。仕事はほめられた内容ではなかったが、(自分で言うのもなんだが)果敢なアタックは尊い経験だった・・・かな。■最も貴重な体験は高校生たちの純粋な姿に触れられたこと。北北海道のチームは、補欠どころか選手6人確保もままならないような少ない部員数、都市部から離れた小さな町から地域の人たちの声援を受け1勝でも、1ポイントでもとバスや汽車に揺られて大会会場にやってくる子供たちが多い。全国大会をターゲットにした優勝候補に名が上がる強豪校の前に、圧倒的な力の差を見せつけられることもしばしば。それでも冬休み、朝や放課後に練習を積んで「ここに賭けて」臨んでくる姿に胸打たれる。■男子決勝で敗れた釧路工業。大嶽主将は中学時代バスケット部、1年の時にはレギューラーでもなかったのに新チームではキャプテンに抜擢された。副キャプテンは「エースはチームの太陽」と話すレフトプレーヤーの内田選手。1年生エースの七條選手と対角でスパイクを打ち続けた。■「真面目だが元気がない」と言われていたチームがこの春高北北海道大会で一変していた。全員で頭髪を短く刈り揃え、「己勝」と刺繍された鉢巻き姿、ポイントを上げる度に、左右の拳を交互に振り上げながら揃いの掛け声とともに踊る。監督に言われてやったのではなく、全て生徒たちが発案した。「いまどき、まだあるのか?」とも思える青春スポ魂スタイルだったが、霧の町・釧路に明るい太陽の光を注ぎ込んだようだった。■北北海道は白樺学園絶対という前評判。白樺への挑戦権を賭けた準決勝の帯広工業戦は感動的だった。暮れの北海道合宿でともに研鑽したチーム同士、フルセットの激闘だった。敗れた帯広工業の選手の一人が試合後、釧路工業の選手にそっと声をかけた。「白樺に勝ってくれよ」と。■毎年チームが変わる学生スポーツ、リターンマッチがないトーナメントの勝ち抜き戦、2度と訪れない青春の日々、敗者の思いまでも乗せて真冬の北海道から春の代々木へと向かっていく。■若さでアタック!春の高校バレー全国大会は3月20日から東京・代々木で開催される。北海道からは東海大四高、白樺学園、札幌山の手、旭川実業の4校が出場する。

石田の8位は凄い2009/02/20 01:48

チェコで開幕したノルディックスキーの世界選手権。距離の女子10キロで日本の石田正子(JR北海道)が8位と健闘した。これって凄くない?・・・凄いよ。前回2年前の札幌大会では夏見円がスプリントで5位に入ったけど、勝ち抜き戦のスプリントとはまた違った意味で凄い。トリノではリレーで転(コケ)けたり・・・まあ、ブルーな気分が多かったと思うけど、国際映像で暫定1位のシートに座っている姿もなかなかチャーミングでしたなぁ!!

歴史的な日 世界選手権で女子ジャンプ2009/02/21 00:45

チェコで行われているノルディックスキーの世界選手権。女子ジャンプが初めて正式競技になった。20日は生憎の悪天候だが記念すべき日だ。■優勝はアメリカのバーン。ジャンプ競技でアメリカが金メダルを獲得したのは五輪、世界選手権を通じて初めて。■日本勢は渡瀬あゆみが10位、伊藤有希が17位、竹田歩佳が21位、山田いずみが25位だった。

ロドウィック二冠2009/02/23 02:01

トッド・ロドウィック(アメリカ)がチェコで行われているノルディックスキー世界選手権の複合で2冠を獲得した。ロドウィクは2006年のトリノ五輪シーズン後、一度は引退したが今季復帰、W杯でも表彰台に上がり話題になったが、まさか世界チャンピオンに輝くとは・・・、それも2冠。彼はソルトレーク五輪前に自国五輪に向けて強化された選手で、彼が世界にチャレンジし始めた頃、日本は複合で世界最強を誇っていた。90年代後半に来日した10代の彼を見たことがあるが、当時のやんちゃな男の子のイメージとは違ってすっかり大人の風貌になっている。勝負の世界、肉体のエネルギーだけでない何かが必要なのだろう。■日本勢は小林範仁が5位。湊祐介が6位とダブル入賞を果たした。

私はA型です2009/02/23 19:04

今夜(2月23日・月)からフジテレビ系列で4夜連続放送のドラマ「血液型別オンナが結婚する方法」。興味津々です。それぞれの血液型女性を演じる女優陣の競演もとても魅力的!!因みに第1弾の月曜日はA型。女優は加藤ローサ!!☆火曜日はB型で釈由美子☆水曜日はO型で香椎由宇☆そして木曜日のAB型を水川あさみが演じる☆★さて私の血液型はA型だから異性とはいえ月曜の加藤ローサの動向は当然チェックするとして、相性が良いといわれているAB型やO型オンナについても対策を練る上でも見逃せない!!(何の対策というのか・・・)あ、もちろん相性最悪と評判のB型も。上手くいった経験がないが、B型女性はとてもチャーミングで実は片思いでフラレタ件数はBが一番多い気がする。■血液型別オンナが結婚する方法 2月23日(月)-26日(木)毎夜11時から、4日連続で放送!お楽しみに!!

頑張りましたねぇ!石田&夏見チーム4位2009/02/26 00:27

ノルディックスキーの世界選手権、距離の女子チームスプリント、日本(石田、夏見)は激しいメダル争いを展開。五輪、世界選手権を通じて距離競技初のメダルに肉薄した。結果は3位と僅か1.4秒差の4位。今回の世界選手権日本勢最高の4位、もちろん距離競技としては五輪/世界選手権を通じて最高の成績。充実、喜びとメダルにほんの少しで届かなかった悔しさ・・・たぶん、じわじわ悔しくなってくるだろうな・・・素晴らしい戦いだった。本当にお疲れさまでした。

日本が金メダル!ノルディック複合団体2009/02/27 02:58

ノルディックスキーの世界選手権(チェコ・リベレツ)は26日、複合団体が行われ日本(湊、加藤、渡部、小林)が金メダルを獲得した☆日本は、和寒中学、下川商業高校出身の加藤大平(かとう・たいへい、サッポロノルディッククラブ)、秋田県出身で、札幌在住の小林範仁(こばやし・のりひと、東京美装)、同じく、湊祐介(みなと・ゆうすけ)。それに渡部暁斗(わたべ・あきと、早稲田大学)の4人で臨んだ。■前半のジャンプでは加藤が128メートルの大ジャンプを飛ぶなど日本は5位で折り返す。そして、後半の距離では第一走者の湊がリレーエリアの直前で首位に立つ。その後、一時は4位とメダル圏外に順位を落とすものの、第3走者の渡部が2位に。そして、アンカーの小林が再び金メダル争いに加わる。距離の強い、ノルウェー、ドイツと首位を奪い合いながらの激戦。デッドヒートのゴールはドイツと同タイム。写真判定になったが、見事に優勝を果たした。■世界選手権のノルディック複合で日本が金メダルを獲得したのは、1997年に荻原健司が個人で優勝して以来。団体では河野孝典(こうの・たかのり)、阿部雅司(あべ・まさし)らのラストシーズンだった1995年のカナダ・サンダーベイ大会以来、14年ぶりの快挙。距離が不調のエース高橋大斗を控えに回し、個人でも入賞を果たした小林、湊らが中心となって「距離」で逆転しての快挙だった。