北海道マラソン新コース2009/04/11 23:55

マラソンコースの距離計測を初めて実際に見ました。50メートルのワイヤーを使って計っていく方法です。AIMS(国際マラソン・長距離レース協会)では円周が一定な自転車による計測方法を主に採用していますが、50メートルワイヤーによる計測方法が誤差の少ない方法だとして、日本陸連ではコース公認の際、古くからこの方法を採っているのだそうです。■正確が求められるものですから、計測方法は極めて地味です。ワイヤーが50メートルと短いのは温度などによる伸縮の分が考えられてのもの。このワイヤーで50メートルごとにマークしていきます。尺取り虫のように全844回、計測を繰り返し前進していきます。当然、50メートルごとに停止と小走りを繰り返して自分の足で進んでいきます。交通量の少ない早朝にスタート。50メートルのワイヤーにも5メートルごとに補助員が付き添い、ひもをつけて持ち運び、たるみを直したり、道路のカーブや選手のライン取りを想定したりしながら計っていきます。数を間違わないように1から0のナンバーが書かれた割り箸ほどの短い棒が赤と青とに色分けされ合わせて20本。それを順番に置いていく人、拾い上げていく人もいます。■今回計測を見たのは今年8月30日(日)に行われるの北海道マラソン。今年からコースが新しくなります。中島公園をスタート。豊平川を2度わたり、札幌の開拓の歴史を知る創成川に沿って札幌の中心部を北上(途中新しく開通した創成川トンネルも潜ります)、手稲前田の森林公園近くを折り返し、レース終盤には北海道大学の構内、北海道庁赤レンガ庁舎を通り、大通にフィニッシュします。参加規模は8000人、今月22日午前9時から申し込みの受付けがスタートします。多くの人に愛される大会になってもらえるよう期待しています。

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