MVPに福島千里・北海道運動記者クラブ2009/12/15 22:22

アスレティック・アワードの発表と表彰が15日、東京で行われ男子やり投げの村上幸史選手が最優秀競技者に輝いた。世界選手権銅メダリスト、投擲種目で世界のベスト3に入った活躍は素晴らしい。トラックやフィールドのアスリートたちが評価され、注目度が上がることを望む。■日本陸連の表彰の前日、北海道では日頃、スポーツ報道に携わる記者の投票による北海道スポーツのMVPが表彰された。今年のMVPは陸上女子短距離の福島千里選手。日本記録を立て続けに樹立、世界の厚い壁に阻まれ続けてきた女子短距離が世界選手権で一次予選を突破。アジア選手権での圧倒的な優勝も評価された。■東京に向かった福島選手に代わり、表彰には中村宏之氏が出席。自ら限界を設けない。気持ち、可能性にブレーキをかけない。熱意衰えぬ指導者は11秒0台、そしてその先の10秒台へ、広がる夢を語った。■福島千里のMVPはパ・リーグMVP、WBC優勝メンバーのダルビッシュ有投手(北海道日本ハムファイターズ)を1票差で抑えたもの。他にスキージャンプの世界最年長W杯制覇の岡部孝信、世界ノルディック複合団体金メダルメンバーらも票を争った。