2つの入学式2010/04/10 01:35

9日に行われた帯広南商業高校の入学式が大きく報じられた。ニュースの中心人物はスピードスケートの高木美帆さんだ。入学に際して新鮮な気持ち、友達をいっぱいつくりたい。高校生活はスケートも勉強も頑張りたい。学校祭も楽しみと話した。高木さんは200人の新入生を代表して宣誓も行った。式では新生活のスタートと宣誓の大役を控えてかやや緊張した面持ちだった。■もう一つ印象的な入学式があった。前日の8日、場所は北海道北部の下川町にある下川商業高校。新入生を代表して誓いの言葉を述べたのは、こちらも冬の女性アスリートだった。スキージャンプの伊藤有希さんだ。下川商業高校の全校生徒は100人に満たない。新入生だけで200人いる帯広南商業高校とは式の景観が違ったが、新生活に踏み出す希望に満ちた記念の時であるのは変わりはない。■女子ジャンプはオリンピック種目にない。この冬、バンクーバーで女子ジャンプをオリンピック種目へと訴える女子ジャンパーの姿を見た。五輪種目なら伊藤さんは日本チームの主力メンバーになるはずだ。■4年後、2人は高校を卒業した翌年。ソチで女子ジャンプは行われるのか・・・。高木選手はどんな成長をしているのか・・・。雪山の町の子も、氷の都市の子らも素敵な高校生活を過ごして欲しい。■入学おめでとう!!

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