三日天下2010/05/15 01:59

アクセスランキングはあっさりと下降線をたどり始めた。

北風沙織/小さなエース感涙の復帰2010/05/15 14:38

07年世界選手権代表、陸上女子短距離の北風沙織(北海道ハイテクAC)が左スネの疲労骨折治療などによる3度の手術を経て15日レースの舞台に復帰した。11秒94(+1.4)の好記録で駆け抜けた。◆復帰戦は札幌厚別公園競技場で行われた札幌陸協の平成22年度高校・一般記録会(第3戦)。この記録会はインターハイの支部予選前の腕試しや各高校の校内選手選出の参考材料、新入部員に試合を経験させる場として、あるいは道インカレや札幌選手権、道選手権への参加標準記録取得のチャンスという位置づけの記録会で、かつて丸井今井や三英社に陸上部があったころは別として、実業団のトップ選手が出場することは殆どない。北風が出場したのは共通女子100メートル。殆どが高校1、2年生、まだまだ鍛えられていないという生徒たちも多い。厚別公園は強い風、それも向かい風が吹くことで知られている。しかし、この日は北風の復帰レースを待っていたかのような快晴。風も緩やかに追っていた。北風の登場は最後の10組、5レーンに黄色のハイテクAC今シーズンバージョンのレーシングウエアで登場した。スタート前は「スゴく緊張した」という北風だったが持ち前のパワフル高速ピッチで復帰レースを飾った。◆ゴール後中村監督の奥さんに花束をもらう。外部コーチとして指導役をしている北翔大の学生から祝福を受ける。レースの感想を聞かれ「本当に辛かった」「戻ってこられて良かった」とこみ上げてくる熱いものを抑えられずにいた。