【改訂】笑顔の会見/北海道マラソン2010/08/28 10:31

北海道マラソン(29日、札幌)に出場する招待選手の記者会見が27日、行われた。福岡途中棄権のリベンジに燃えるメクボ・ジョブ・モグス選手は連覇を狙うダニエル・ジャンガ選手を「先輩」と呼び、マラソンの経験豊富な先輩がいるので心強い。レース展開について「先輩についていきます」。夏のレースの克復方法について「給水が大切、私は給水が上手くないが、(うまくとれなくても)、先輩がいるので、(渡して)貰えると思います」。緊張した面持ちだったジェンガ選手も最後は笑顔になった。■女子の原裕美子選手が、暑さ対策を聞かれ「クーラーが嫌い」と普段から冷房を使わずにいる話をすると、クーラーが利いていた会場の冷房のスイッチが静かに切られた。■高見澤選手が新妻の嶋原清子選手の前年の大会新記録の話を持ち出し、妻に続きたいと話すと会場は笑いに包まれた。北海道マラソンは29日正午すぎにおよそ8000人が男女同時にスタートする。■【追記8.28】会見場で「先輩」はジェンガのことだと思っていたが、モグスに聞くと先輩は「高見澤」さんとのこと。ともに山梨学院大学の卒業生、在学期間は重なっていなかったが、高見澤が日清食品に所属していた頃、山梨を練習拠点にしていることがあった。3年前、ギタヒが北海道マラソンを制した際、給水ボトルを渡してやったというエピソードをモグスにも話していたという。