史上初開催は持ち越し/ジャンプ女子団体2011/01/30 02:05

ノルディックスキーの世界ジュニア選手権で29日に行われる予定だったジャンプの女子団体は悪天候のため中止となった。大会期間中の日程の組み替えはなく、女子ジャンプの団体が国際大会で実施されるのは来年の世界ジュニア(エルズルム・トルコ)に持ち越しとなった。■史上初の女子団体は29日午後5時に予定されていたが、積雪と強風のため、開始時刻を午後1時30分に早めたが、夕方になっても天候が回復しなかった。高梨、伊藤の2枚看板で海外メディアからも注目された日本は歴史的な大会で金メダルの期待が高かったが、天候には勝てなかった。■高梨、伊藤、そして山田は来年もジュニアの資格を持つ。今回、代表から漏れたが岩渕香里や小林諭果らの成長も期待、快挙は次回の楽しみとしたい。■女子ジャンプは来春にもオリンピック正式競技になる公算が大きい。その判断材料は来月の世界選手権。競技レベル同様、メディアや観客の反応も影響するだろう。優勝を争う国が一部に偏らず、選手も多彩な状況は夢実現に好材料だろう。