チーム青森2011/02/12 04:07

女子カーリングの象徴。苦境に立たされている。

カーリング@名寄2011/02/15 00:12

カーリングの取材で名寄に行ってきた。日本選手権の会場はサンピラーパークの中にある。昨シーズン、ノルディック複合の取材で訪れた距離競技場の隣。北海道立の施設でリンクにはレーンが5つあるが、大会では4つのシートを使用。1シート分はバナー(看板)やメディアの撮影スペースとなっていた。私は予選(1次)リーグ最終日から決勝ラウンド(プレーオフ)の合わせて3日間。大会の模様をスポーツニュースで放送するため、映像を送る基地のある旭川と会場を毎日往復。最終日は札幌まで持ち帰っての放送だった。利用する交通機関にもよるが旭川まで2時間、札幌まで4時間の道のり。結構、どきどきした。■放送時間や規模によっては簡易編集や衛生中継、IP伝送などの対応も必要な取材環境だった。社によっては大会初日から系列局で協力体制を組んで大掛かりに取り組んでいるところもあった。昨年、オリンピック後、日本選手権が常呂で行われたときは現地に中継車が行った。名寄は鉄道もバス路線もあり、基幹国道も通っているのだが、放送用取材の環境としては都市部とは違った。現地や受けの態勢などによるが、遠隔地での取材には工夫が必要だと再認識した。■大会は面白かった。作業はハードだったがテレビ、新聞など各社報道の露出も多かったようにも感じた。会場にはスポンサーやプロモーション関係の方と思われる人の姿も見受けられた。■観客はどうだったのだろう。もともと多くの集客や観戦の醍醐味を満足させる点を狙いに作られてはいないようで、客席は少なかった。入門者向けイヤフォンサービスでの解説などギャラリーサービスがあってもいい。会場に来ている詳しいファンには必要ないのかな?■個人的にはパソコンのACアダプタを忘れて行ったのでブログの更新ができなかった。HPなどでの情報収集もできなかった。ネット時代、相当、助けられているのだ。■話題になった女子は中部電力(藤澤五月、市川美余、清水絵美、佐藤美幸)が初優勝。注目はしていたが本当にチャンピオンに輝くとは・・・。ゲームを見ていると石をためることもクリーンもヒットもドローも対応が多彩。スキップの藤澤は19歳とは思えぬ冷静さと老かい?さで面白いチームと感じた。市川美余選手のヴィジュアルが話題を集めているが、アップウェイトのショットなどカーリングのスタイルそのものが爽快だ。■開催地で出場した名寄協会の奮闘や予選リーグから逆転劇を見せ北海道勢対決となった男子など面白い大会だった。女王交代といいうだけでなく日本のカーリングの転換期として、エポックメーキングとなる大会なのかもしれない。(改稿2.15)

書き直しました。2011/02/15 17:08

この記事、大幅に手直しをしたので削除します。更新した記事は次の項目へ。「スポーツ選手のプロフィール(改稿版)」http://kondahomare.asablo.jp/blog/2011/02/15/5695694 ▼Topページ⇒http://kondahomare.asablo.jp/blog/

スポーツ選手のプロフィール2011/02/15 17:08

女子カーリング新時代到来!女王交代!群雄割拠!勢力地図激変・・・などと報道されたカーリングの日本選手権の取材現場で「スポーツ報道の新時代」ともいえる事象に接した。メディアが信用を失っているのだなと感じたこととは・・・。■新司令塔を迎えたチーム青森の6連覇はあるのか?、その青森を離れふるさとで新チームを立ち上げた本橋麻里は活躍するのか?と注目を集めた日本選手権の女子は創部2季目の中部電力(藤澤五月、市川美余、清水絵美、佐藤美幸)が初優勝を果たした。■新聞、雑誌、テレビなど報道陣は、試合の勝敗やスコア、競技中の様子は勿論、栄冠を掴むまでの道のり、背景を取材して、優勝チームの紹介やチャンピオン誕生のドラマを記事にする。名プレーを生んだ要因、名シーンに隠された物語など、記事をより立体的にするためにも、記事にしない、放送には流さない裏付けや周辺の材料も収集する。そのことによって読者や視聴者にその競技や勝負の面白さ、アスリートの魅力を伝えることにもなる。■取材に際しては、リリースやプレスガイド、メディアガイドと呼ばれる広報用の資料や便覧などを手がかりにする。そうした資料の親切さいかんは競技団体や所属チームにもよるがプロスポーツなど関心の高い競技ほど充実している印象だ。これは取材する側が「楽」をするためではなく、取材される側の負担も減らし、取材内容も、その時々の核心に迫る点、タイムリーな事象に関することを端的に聞く効果も期待できる。■ところが急に注目度が上がった競技や、これまであまり取材していなかった分野の取材になると1から聞くことになる。資料が用意されているケースばかりではない。そうなると少ない時間に肝心なことを聞くことができずに終わることにもなりかねない。■資料がある場合でも注意しなければならないのは①発表ものに依存しない取材の原点を忘れないこと。②過去や家族、プライベートが本当に必要なのかという検証と題材の厳選。③取材を通じて得た秘匿情報を守れるか・・・というメディアとしての当たり前のことだ。■カーリングは各エンドのコントロール、ストーンの配置、ショットの狙いなど戦略、それを具現化していくウェイトやラインなどショットやスイープの精度や判断力。1試合2時間あまりに及ぶ試合時間の中に技術、体力に加え勝負所を読み取る力やメンタル面など目に「見えない」せめぎ合いもあるのではないか。日本チャンピオンともなれば勝利への並々ならぬ意欲なり、強い思いなりもあるはずだし、そのための苦しい日々と支えたものだってあるに違いない。■今年の日本選手権を見て、改めて、そうした点に強い関心を抱き、カーリングの面白さをもっと知りたいという気持ちにもなった。なのにそうした取材に時間を投じることができなかった。他の取材陣も同様だった様に思う。■まだまだ見えないものを読み取るだけの眼力を持っていない勉強不足は大きな反省材料ではあるが、同時に今回、カーリングの本質とはあまり関係のない写真やビデオに収録されたヴィジュアル(見た目)の話題ばかりが大きく取り上げられているのは残念でならない。こうした現象が目立つのも信用が得られない一因なのだろう。【2/20改稿】

高梨沙羅2試合連続2位2011/02/15 23:57

スキージャンプのコンチネンタル杯、ザコパネ2連戦(12&13日)で高梨沙羅(上川中)が2試合連続で2位に入った。この2連戦の日本勢は前週のブロテルオーデで4位となった伊藤有希は16位と12位。渡瀬あゆみは11位と7位。葛西賀子は19位と15位だった。高梨は今季17戦中参戦僅か4戦で総合20位まで順位を上げた。コンチネンタル杯の総合成績はおそらく世界選手権のドロー(スタート順)にも関連する。世界ノルディック前のラムソーでの成績にも期待が高まる。コンチネンタル自己最高、自身初の優勝も近い。ラムソーは長野五輪翌年、1999年の世界選手権で船木、宮平、原田の3人でメダルを独占した土地だ。

3年1年2011/02/19 21:14

NHK-BSで13日に行われた千葉クロカンの放送があったので、視聴予約をして見た。番組が始まると枯れ芝を踏んで競い合うランナーを見て息子が「クロスカントリーってスキーじゃないんだ」と宿題の手をとめてつぶやいた。■札幌に育ったからという訳ではないだろうが、彼にとっては夏見円や石田正子のスキーの距離競技の方が身近なのか・・・。確かに1年前、冬季五輪で距離初のメダルがあるかもしれないぞと家族にも注目点の話をしてバンクーバーに出かけたよな気もする。あれから1年、速いな。■スキーも野山を駆け抜けるだろ、自然の地形や不整地ならではの予期せぬ変化もある。アップダウンの得意、不得意もあるし、ペースも一定じゃないからね、前方へのエネルギーだけじゃなくて、タフさ野性味も必要で、オフロードのおもしろさがあるよね。陸上ではケニア勢が圧倒的に強い。息子に話かける。■ダスティ・ホフマンが出演した映画「卒業」の冒頭、ホフマン演じる主人公の卒業パーティで如何に優れた学生生活を送ったかという事例の1つとして大学対抗クロスカントリーの好成績が上げられているシーンがある。欧米ではとても人気がある。■スキーのクロスカントリーもヨーロッパの人気は高い。特に今年の世界選手権はノルディック競技では特別な場所「オスロ(ホルメンコーレン)」が会場ということもあり、大変な盛り上がりをみせそうだ。■今、日々の取材や放送業務の他に、スポーツ関係の映像記録をどう保管して行くべきか、業務命令があったわけでもないのに勝手に思案し、頭を悩ませているところ。ここ数年で映像の記録方式も大きく変わっている。3年前に「バッケンレコードを越えて」という番組を取材放送したが、遅々として進んでいなかった当時の素材などを今になってやっとまとめる作業に目鼻がたった。3年か・・・。再生される映像に触れ、改めて当時の金子祐介さんやひとみさんのコメントや様子に、勇気づけられている。■山あり、谷あり、予期せぬことの連続の中を前に進んでいこう。

高梨沙羅!C杯初優勝!!2011/02/20 14:37

ジャンプのコンチネンタルカップ、女子の第18戦で日本の高梨沙羅(上川中学2年)が優勝した。日本の女子選手がFISの最高カテゴリーで優勝したのは、2008年のサマーコンチネンタル杯ビショフスホーヘン大会で山田いずみが優勝して以来2人目、雪上の大会では初めて。■大会リザルトによると、高梨は1回目88.5メートルで2位につけ、2回目に93メートルを飛び逆転した。渡瀬あゆみ(神戸クリニック)が4位。伊藤有希(下川商業高校1年)が6位。葛西賀子(日本空調S)が12位だった。

沙羅2連勝!世界Nrdに弾み2011/02/20 21:04

スキージャンプのコンチネンタル杯女子第19戦が20日、前日に引き続きオーストリアのラムソウで行われた。高梨沙羅は1回目にヒルサイズを越える102メートル、2回目も93メートルと1、2回ともトップの圧倒的な勝利を果たした。他の日本勢は葛西賀子が今季自己最高の7位、渡瀬あゆみが8位、伊藤有希が9位と参加全選手が一桁で総合ポイントを稼いだ。高梨は参戦6試合で優勝2回、2位2回、9位、12位。総合順位を11位に上げ、世界選手権に臨む。■今季のC杯はダニエラ・イラシュコIRASCHKO,Danielとコリーヌ・マテルMATTEL,Colineが優勝をほぼ分け合っている。優勝経験者はイラシコ10勝、マテル6勝、あとは開幕戦を制したJジェローム(USA)と今回2連勝の高梨の4人しかいない。特に上位2人は表彰台も殆ど外していない。ダニエラ1回(5位)、コリーヌ2回(いずれも4位)。この2連戦には2選手ともに出場していなので、高梨との力関係はなんともいえないが、世界選手権でも優勝を争えるポジションにあることを予感させる。■世界選手権前のC杯はこれで終了。世界選手権に備え調整していたランキング上位者や今季はまだ優勝はないが、前回の世界選手権の優勝者リンジー・バン(USA)の巻き返しなども予想され、おもしろい大会になりそうだ。オスロで行われるノルディックスキーの世界選手権、女子のジャンプは25日に行われる。【画像は北海道選手権での高梨沙羅選手、撮影は先月】

ニュージーランドで地震2011/02/22 23:14

ニュージーランドで被災した赤羽有紀子選手のブログに「全員無事」の記事。現地は大変は様子。不安な時間は続いていると察します。余震や2次災害のないこと、そして、少しでも早い復旧を祈ります。【25日、続報】日本陸連、全日本実業団合同合宿に参加中に被災した選手、スタッフが25日帰国した。■合宿に同行していた日本陸連の長沼祥吾さんは「選手を無事帰国させられて一安心だが、現地のこと、ほかにも被災された方々のことを考えると複雑な心境だ。不明者の無事、一刻も早い救出、復旧を願う」と話した。地震発生時は「死ぬかと思った、預かっている選手、スタッフの命を守るのに必死だった。現地でお世話になっていた方も家が倒壊、被害を受けながら私たちのサポートをしてくれた。選手からも復旧を手伝いたいという声も上がった」という。■帰国した選手たちの表情は憔悴していて、大きなショックを受けたことが伺える。選手らは「経験したことのない揺れだった。命があるのは『運が良かったから』。被害の大きさを知り複雑な気持ちで言葉にはできない。無力で空しさを感じた。今は、ひとりでも多くの方の無事と少しでも早い復興を祈るしかない」と気丈に取材に対応した。■赤羽有紀子選手の夫でコーチの赤羽周平さんは被災直後のブログ更新について「地震で現地のライフラインも壊滅的な被害を受けた。電話は繋がらなくなり、限られた連絡手段を確保する必要があった。安否連絡とともに、緊急の連絡手段を確保するため、電話を控えてほしいと伝えたかった」と答えた。■多くの方からの心配、サポートに謝意を示したが、スタッフ、選手が受けた心的衝撃も大きかったに違いない。■今も現地で続く、救出活動が進み、不明者の無事、いろいろな形で傷を負った方々の回復、少しでも早い復旧、復興を祈るばかりだ。

ぞっとする話2011/02/23 19:57

ネット検索をしていたら、自分の名前やプロフィールが自分の知らないところにまとめられ、掲載されていた。他にもブログの文章などが引用されているページもあった。■制作者や収集者を知っているなじみのものではない。インターネットを利用した発言や仕組みを考えれば当然のことなのだが、現実に自分自身のことで具体事例に触れるとさすがに驚いた。天津向さんのネタを見た感覚とでも言うのかな?■毎日のように、他人の言動について観察記録(?)を書いているのだが、対象者はときに「キモイ」と感じることもありうるなぁという戒めになった。