1年遅れの入賞の知らせ2011/03/01 00:58

バンクーバーオリンピックのスキー競技のクロスカントリー女子団体(2010年2月25日、20キロリレー)の日本入賞の知らせが届いた。夏見、石田、福田、柏原のメンバーで9位でフィニッシュしたが、その後、ドーピングによる失格チームが判明した。今年になってIOCからJOCにリレー8位入賞の認定証が届いたという。■「なう」行われているノルディックスキーの世界選手権。前半が終了。ノーマルヒルでのジャンプ、複合は個人、団体とも終了した。女子の高梨沙羅が6位入賞。複合個人で渡部暁斗が一時、銅メダル争いを展開して5位。ジャンプ団体が5位、複合団体が6位に入賞した。■入賞ではないが、距離は女子15kmパシュート(7.5km+7.5km)で石田が11位と健闘。女子10kmクラシカルで17位というのは不本意かもしれないが、終盤のチーム戦などで「おっ」という結果を導いてくれるような気がする。ジャンプ、複合のラージに向けても楽しみにしたい。伝統のホルメンコーレンに新装なったジャンプ競技場。距離競技のスプリントの際に映像に映り込んでいたシンボリックな場所に戦いの舞台は移る。

ホルメンコーレン2011/03/03 00:46

天気悪いですね。ジャンプ台もよく見えませんね。

ホルメンコーレン2011/03/04 02:16

ジャンプラージヒルは晴れ、SF映画のようだ。実写なのか・・・。

小林範仁が引退表明2011/03/04 21:10

2009年、世界ノルディック選手権、複合団体で金メダルを獲得した日本のイケメン、アンカー・・・そう複合界のカッコおもしろ男、小林範仁が4日、全日本スキー連盟を通じて引退を表明した。自身のブログでも引退の「お知らせ」をしている。■ディフェンディングチャンピオンとして臨む世界選手権の複合団体ラージヒル、引退ジャンプ&ラストレースに声援を送ろう。【追記】2009年12月バンクーバー五輪代表決定時の日記⇒http://kondahomare.asablo.jp/blog/2009/12/26/4780128■最後の世界選手権を終え、今季今季最後のW杯ラハティ(FIN)2戦が、最後の最後だ。■5日の朝刊によるとアダム・マリシュ(ポーランド)の引退も伝えられている。

距離40kmR6位はズゴイ2011/03/05 13:36

ノルウェーのオスロで行われているノルディックスキーの世界選手権で日本(清水康平、吉田圭伸、木村正哉、成瀬野生)がクロスカントリースキー男子40キロリレーで6位に入賞した。五輪、世界選手権を通じて男女のリレー種目で過去最高。低迷が続き、五輪派遣からも外されながらも積み上げた努力が実を結んだ。

宮様スキー&F激励会2011/03/05 13:49

4日は午前中、札幌・宮の森ジャンプ競技場へ。そして、夕方には北海道日本ハムファイターズの激励会に行きました。■札幌では宮様スキー国際大会が行われていて4日の宮の森ではジャンプ・ノーマルの成年組、少年組、女子組の各チャンピオンが決まりました。前半が雪、後半は晴れ、天気も風もめまぐるしく変わるコンディションでした。■五輪競技入り濃厚で注目を集める女子は前日の公式練習で右足首を負傷した高梨沙羅選手は欠場しましたが、世界選手権やユニバ、世界ジュニア代表組が優勝争いを展開しました。■優勝は16歳の伊藤有希選手(下川商業高1年)。2回目に最長不倒の91メートルをマーク、1回目2位タイからの逆転で今季、そして宮様初優勝しました。「海外遠征では成績が下降していった。長く好調を保ち、どの台、どんな条件にも対応できる力をつけていきたい」と課題を上げ「残りのシーズンも1試合1試合、理想のジャンプを目指していきたい」と話ました。■右足首を痛めた高梨選手は骨や腱には異常はなく、炎症が引けば蔵王のコンチネンタル杯から出場する予定です。■男子は成年、少年とも海外勢が優勝しました。日本勢最高はアジア大会2冠の吉岡和也選手が男子全体の2位、19歳の小林潤志郎選手が同3位でした。■この大会のテストジャンパーに懐かしい顔を発見しました。2008年限りで引退した西下和記さん。ジャンプでは日本唯一の世界ジュニア金メダリストです。■夕刻のプロ野球、北海道日本ハムファイターズの激励会は、花束贈呈のプレゼンターに陸上女子短距離、日本記録保持者で昨年のアジア大会2冠の福島千里選手が登場。「日本ハムファイターズを応援しています」とエールを送りました。昨年、開幕、序盤につまずいたファイターズ、梨田監督は「福島さんと握手してダッシュが大切だ、『開幕ダッシュ』」と挨拶し会場を沸かせました。

開幕ダッシュ!2011/03/05 18:12

4日、夕刻のプロ野球、日本ハムファイターズ激励会について・・・の続き。アジア大会陸上女子100、200m2冠の福島選手から激励の花束を受け取り、握手した梨田昌孝監督の挨拶。「ダッシュが大事」はうまいこと言ったな、という感じだったが、前段で田中賢介選手や小谷野栄一選手のケガにも触れ、「開幕ダッシュに不安もよぎった」とも。アジア大会の女子100メートル。福島選手も左足を痛めるというアクシデントがあり、スタートダッシュもドン!と出た訳ではなかった。ファイターズも大丈夫でしょう。■古い話ですが、アジア大会の女子100メートルのスタートについて疑問があります。「先行型の福島が出遅れた」とか、「得意のスタートで失敗した」と言われていますが、そうでしょうか。インタビューなどでその件になると福島選手は首を傾けます。「ちがうのだけどな」と思うことがあっても「いちいち否定してもしかたない」というところがあるようです。あの件に関しても「そうじゃないんだけどなぁ」と思っているのかもしれません。

(さ)いとう・ゆうき2011/03/06 18:05

本人に聞いちゃいました。「北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手と名前が似てますね」と。聞いた相手というのはスキージャンプの伊藤有希選手。ひらがなで書くと斎藤投手が「さいとう・ゆうき」、伊藤選手が「いとう・ゆうき」。有希選手に「さ」が加わると同じなのです。■「甲子園に出られている頃から気づいてまして、北海道に来て投げるということで驚いています。私も名前負けしないように頑張ります」というのが伊藤有希選手のコメント。■この日、伊藤有希選手は宮様国際スキー大会のジャンプラージヒルで優勝。金曜日のノーマルと合わせ2冠を獲得しました。1回目128メートルでトップに立ち逃げ切った伊藤選手。気温が上がりシュプールも溶け出すなど難しいコンディションで2回目は97メートルと飛距離は低調でしたが、内容は1回目より良かったと振り返りました。

範仁さんを思って飛んだ/小林潤志郎2011/03/06 18:25

宮様スキー国際大会のジャンプラージヒルが6日、札幌大倉山で行われ、男子は1回目に126.5メートルを飛んだ小林潤志郎(東海大学1年)が2回目もまとめ、僅か2.8ポイント差で2位を押さえ優勝。純ジャンプでは今季開幕シリーズ第2戦の吉田杯(名寄)、国体成年A(鹿角)に次ぐ今季3勝目。高校3年の終わりに優勝した伊藤杯ナイターと合わせ全日本級の大会で4勝目を上げた。2位は吉岡和也、高柳太郎、東輝の3選手が同点という接戦だった。■小林潤志郎の専門は複合(ノルディックコンバインド)。ジャンプでも好成績を残し、今季はジャンプ代表として世界ジュニアにも出場したほどだが、昨年は世界ジュニアの複合個人で金メダルに輝いている。■引退を表明した小林範仁選手に話が及ぶと、一瞬、ぐっと言葉を詰まらせた。遠征や海外合宿で一緒に過ごした時間もあり、大きな影響を受けた。気持ちは「帰国したら直接伝えます」と内容は明かしてくれなかったが、この日も「引退を知ってから範仁さんのことをずっと考えていた」という。視点変え、世界と戦う意識を持ったのも小林範仁選手と話し、行動を見てからだという。■専門競技の試合数の少なさ、出場機会が限定されているもどかしさを感じながらも、世界を見つめる19歳は日本複合復活の象徴でもある先輩の志を受け継ぐ。

堀端宏行/びわ湖2011/03/07 18:51

6日のびわ湖マラソンは、大倉山での取材が予想より時間がかかり前半部分はビデオに録画してあったものを見た。北海道マラソンの意義を感じた。今井正人も中本健太郎も堀端宏行も北海道を経験している。今井は2008年10位、中本は2008年2位、堀端は2010年20位と成績はまちまちだが、レースを良く覚えている。■結果的に堀端は失速しているが、サイラス・ジュイやメクボ・モグスらが展開した争いに挑んだ。中本は駅伝やトラックでは無名でもマラソンなら勝負できると静かに語った。学生駅伝のスター扱いで生まれた虚像が打ち砕かれ、失意の中にあった今井が新たにスタートを切ったのが北海道マラソンだった。■世界選手権の代表は松宮か中本か尾田か、あるいはその他の誰か、現状で内定していない選手の中から誰が選出されるのかは分からないが、地道な経験は決して無駄にはならい。