編集鋼季2011/11/29 19:20

アメリカ・プロバスケットボール、独立リーグABAのシカゴ・スティームに所属する日本人プレーヤー!松田鋼季選手(MATSUDA,Kouki 1985年北海道礼文町生まれ)について「みちゅスポ」で放送した。■松田選手は以前、同じ職場にいた同僚。1週前にはスーパーニュースの特集でも放送していたから、上手いことダイジェストにして、ささっと片付けようなどと不埒な考えを持ったのが間違いだった。簡易カメラで撮影された映像を見ていると、撮影したカメラマン、当時、松田選手の後輩だった取材した若い記者、そこに映っている美しい礼文の風景。「まっすぐな」優しさがにじみ出てくる。■何より被写体の松田選手やそのインタビューのひと言ひと言を聞いていると「打算」とは全く対極にある「純粋・純真」とでも言うのかな不思議な感覚を覚えて涙が出てきて、このクソ真面目な「無謀な」チャレンジを軽く扱ったらイカンという思いが突き上げてきた。■結局、出来上がったVTRは2分ほどの短いもので、一緒に仕事をした編集マンも「事前情報」「先入観」があるから視聴者に近い視点で見ることはもはやムリと出来上がりの感想はない。私自身も礼文の景観をちりばめる。父の姿やテレビ画面越しに見た海外バスケットのまばゆさに惹かれていく少年の心・・・といった美しく、打たれた「キモ」の「ピュア」なブロックは全てカットした。■礼文にある松田選手生家の部屋にはマイケル・ジョーダンのパネルが置かれ、ポスター、新聞、雑誌の切り抜きがいっぱい貼られている。「野球部だったけど、バスケットばかり」とつぶやく姿。夕日や海。全然、入れられなかった。ふるさとでインタビューに答えた松田選手は「どうなるか分からないけど不安はない」と話した。■今はABAだが、本人も言っていたが、バスケット部もない北海道の小さな島からバスケットの世界最高峰NBAのコートに立つ日本人が誕生したらこれは確かに「愉快」だ。■「夢だから」とはこういう人が言えることなのじゃないかな。「Noリスクじゃない」ではなく「全部捨てて」彼はアメリカに旅立っていった、夢だけを鞄に詰めて・・・。「やれるだけやってみる」と踏み出したのだ。