美帆スマイル2012/03/05 21:24

全ての種目を滑り終え、TP(チームパシュート:団体追い抜き)の表彰台に登場した髙木美帆選手は本当に嬉しそうだった。観客に手を振り、カメラマンにひょうきんな表情をしてみせるなど喜びだけでなく、安堵の様子も現れていた。この大会は地元開催、期待に答えたいと強い気持ちを持って臨んでいたはずだ。ポスターやプログラムの表紙にも髙木美帆の写真が用いられていた。本人は口にはしないだろうが、プレッシャーというか普段とは違う雰囲気を感じていたはずだ。■初日の500m、総合に出場した選手の中では1位。1500mは5位で総合2位の好位置につけた。それは本人にしか分からないだろうが、持っているものを出し切ったとい感覚ではなかったようだ。今シーズン、重点的に取り組んでいる1500メートルで終盤、思ったように動かなくなったのも宿題を残した気分だったのだろう。それが2日目の1000メートルで今できるベストの滑りを出せた。K.エルバノバとの直接対決でアウトスタート、「同走に恵まれた」と満点はつけないが、平地での1分17秒69は素晴らしい。ジュニア世界記録保持者の意地と面目。3000メートルも最後まで力強い滑りで逆転で総合優勝に輝いた。■健闘した、ではなく、1位になったというのは本当に大きなことだと思う。これからも続く挑戦を応援したい!■日本チームは髙木美帆の個人3つ(金2つ、銅1つ)とチームパシュート(美帆、菜那、高山、樋)の銀、そして、男子500mの長谷川翼の銀の合わせて5つのメダルを獲得した。スピードスケート世界ジュニア選手権(帯広2日-4日)

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
長野五輪(1998年)のスキージャンプ個人ラージで日本のメダル獲得数は?半角数字1文字で答えて!

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kondahomare.asablo.jp/blog/2012/03/05/6361876/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。