卒業式②2012/03/17 00:18

17日のシーズンファイナル大倉山ナイター。声援をお願いします。私の知っている範囲では、東輝選手、梅崎慶大選手、小山内佳彦選手、山本健太選手が選手生活に別れを告げます。これが最後という選手は他にもいるかもしれません。■嘉部恵梨奈選手は宮様の際に、多くの仲間関係者から花束を贈られ、労いの言葉をかけてもらっていました。突然の引退からサラリーマン週末ジャンパーとして一度は復帰した一戸剛選手も、本人のブログによると岐阜国体を最後に競技生活にピリオドを打ったのだそうです。■インターハイなどを最後にもうラストジャンプを済ませている選手も含め、高校、大学を卒業し、ジャンプを続けない選手もいるはずです。本当にお疲れさまでした。旅立ちの季節、春は切ない季節です。

今がピーク2012/03/17 04:18

17日、スキージャンプの大倉山ファイナルナイタージャンプが行われる。16日の公式練習は2本だった。東輝選手1回目130メートル。2回目131.5メートル。2本ともトップの飛距離で練習を終えた東選手に、ダントツですよ、本当に引退するんですか、まだまだ辞めなくてもいいのでは?と質問が飛んだ。10代半ばで世界に飛び出した頃からの「やんちゃ坊主」のようなイメージは40歳になった今も健在。「いやー、今日がピークだな」とおどけて見せる。練習含め残りのジャンプが1本1本終わっていく点にも特に感慨はない。「ケガしないようにとだけ、思ってました」と素っ気ない。「明日も特に。出るからには優勝を目指すけど、どうなりますかね、きょうは天気も穏やかだったけど、風が吹いたり、なんなり、荒れそうだし、勝つとなると運もないとね」■勝負の世界で生きてきた。「自分で線を引いた」と話す日本ジャンプ界の強烈な個性の持ち主は17日、最後の試合に臨む。