無差別級2012/08/13 07:05

ロンドン五輪が閉幕しました。日本にとってはサッカーが主役となったオリンピックでした。そして、日本の「メダル」は過去最高の結果を生みました。競泳、卓球、重量挙げ、レスリング、バレー、ボクシング、バドミントン、アーチェリー、素晴らしい活躍でした。まず成果を挙げた方々に敬意を表します。そして、私の大好きな陸上競技はというと・・・。今回のオリンピックのメーン競技は陸上でした。開会式でも、どの競技の表彰式でも「炎のランナー」の曲が流れました。今大会最大の注目アスリートはウサイン・ボルトだったと思います。イギリスが発祥とされる数あるスポーツのうち、陸上もその一つ。七種のジェシカは大会前から大会PR大使的な役割を果たし、陸上初日に登場、2日目に起きた同日イギリス金3つの先陣を切りました。■日本選手団の陸上チームは残念ながら期待するような結果を残せませんでした。メダル、入賞は男子ハンマー投げ、室伏の銅。男子400mリレーの5位。男子マラソン、中本健太郎の6位。これが全てです。ディーンの決勝進出(10位)、高平、高瀬、山縣の予選突破。右代の生き生きとした様子、藤原の30キロ過ぎまでの戦いぶり、など希望を持たせるものもありました。しかし、淋しい結果、残念と言わざるを得ません。何が悪かったのでしょうか。■陸上は今後、もっと厳しい戦いになるはずです。今後の強化や選手枠についても日本選手団の中で成果を上げた競技団体、今後メダルが期待できる競技、注目の高い競技へと注がれるでしょうから。予選突破、あわよくば決勝進出が狙いという戦いへのサポートは後回しにされてしまうでしょう。■今回、ロンドンへ行く前、「福島さんはどうなの?」と聞かれることがあり、私は彼女の戦うフィールドを説明するため以前中村監督が話していたという「無差別級」とい表現を使いました。■以前、柔道には無差別級という階級がありました。大概、体の大きな選手が優勝するので、100キロ超級と変らないじゃないかということでなくなったのだと思いますが、時に小さな選手が大男を投げ飛ばし、まさに「小よく大を制す」という柔の道の神髄、醍醐味を見ることがありました。しかし、今はないのです。■で、福島千里選手です。陸上短距離の決勝はご存知のように、アフリカ系選手で占められています。準決勝24人ですら、ヨーロッパ系の選手が3人ほどいたにすぎません。福島選手は男子でいうとフランスのルメートルのような挑戦をしている訳です。■日本が獲得したメダルは、階級のある競技、技術系の競技や種目、競技人口の多くが富裕層といったものが多かった様にも思います。パワー系、スピード系の競技で、どれだけ戦えるのか・・・。その果てしない挑戦にも注目を続けたい、そんな思いです。

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