何が起きるかわからない2012/08/24 23:45

まったく読めないですね、ペースメーカーがいるレースだとだいたいキロ3分、5キロ15分と判で押したようなレースになるけれど、北海道マラソンはまったくどうなるのか・・・・。■札幌入りした川内優輝選手(埼玉県庁)は「ワクワクする」と感想を話した。「スローになって、誰が行くんだ、どうなるんだ、というようなレースになると、本当に分からないですよね」と「何が起きるか分からない」面白さを繰り返した。そして、「レースがドロドロになったら、案外、スパート勝負は市民ランナーの方も強いですからね」とも。■あまりスローなら川内さんが引っぱるのでは?の質問には、「自分が出るのは勝機が見えたとき、どんなにスローでも自分から行くことはないと思う」と勝負優先を強調した。■ロンドンオリンピックの感想を聞かれると「藤原さんとは親しくさせてもらい期待もしていた、ああいう結果になったが、それで終わる人ではない」「中本さんは、去年、テグの表彰台に並んで立った、5千や1万の記録ではそれほど変らなくても、粘っていけばあのような成績に届くのだと励みにもなった」と話した。■予測もつかない北海道マラソン。8月26日午前9時にスタートする。

川内優輝「夏」に勝った2012/08/26 20:17

2012北海道マラソンが26日、行なわれた。「公務員ランナー」川内優輝が2時間18分38秒で優勝した。苦手の夏を克服するためにもと北海道に出場した川内。記録は満足できるものではないが、目標だった「勝つ」ことができよかったと話した。■2011年の東京マラソンで3位(日本人トップ、2時間8分37秒)に入り注目を集め、同年の世界選手権に日本代表として出場。暮れの福岡でも日本人トップで、五輪代表入りの期待も集めた「最強の市民ランナー」。26年目で初めて出場者が1万人の大台に乗った大規模市民マラソンへと成長する北海道マラソンで、自身も大きな成長を見せた。■レースは超スローペース。外国出身選手がレースを引っ張るということもない。尾崎輝人(中国電力)、中西拓郎(福岡大)、辻茂樹(大塚製薬)らが集団を形勢。10キロ付近で中西が遅れるなど、中間点付近までに6人ほどに絞られる。■そして、25キロ過ぎの給水で、一気のスパート。短距離走並みの腕の振りで、山下直紀(NTN)ら後続を引き離した。タイミングは早いとも感じられたが、「ひとのいやがるところで出ないと意味がない」と意表をつく見事な作戦だった。■しかし、そこからが長い。15分半くらいに上げたイメージだったと振り返った25キロからの5キロも30キロを前に体が動かず16分02秒。そこから苦しみと戦う。「声援に助けられた」という川内、北海道大学、道庁赤レンガと進むと元気をとりもどし、最後の大通でラストスパート。北海道マラソン初優勝のゴールへ飛び込んだ。■女子は競歩出身、地元期待の鈴木澄子(ホクレン)が初マラソンの田端沙紀(大塚製薬)らを引き離しレースをリード。しかし、6月のケガで、8月まで思うような練習ができなかった鈴木は、折り返しをすぎるとムリが祟ったのか一気にペースダウン。小気味のよいピッチで追い上げてきた吉住友里(大阪長居AC)が28キロ付近で逆転。2時間39分07秒で初優勝。女子も「市民ランナー」が栄冠を手にした。

S&B食品2012/08/31 18:23

瀬古利彦、新宅雅也(永灯至)、中村孝生、ダグラス・ワキウリ、佐々木七恵、金井豊、谷口伴之、遠藤司、坂口泰、武井隆次、櫛部静二、花田勝彦、渡辺康幸、平塚潤、進藤吉紀、田幸寛史、小野友誠、国近友昭、西田隆維、上野裕一郎、竹澤健介・・・他にも名選手がS&Bの白い文字の赤いユニフォームを着て躍動した。ヱスビー食品の陸上部が今季限りで廃部とのニュース。残念。