アイスホッケー2012/12/01 03:04

昨夜、フジテレビのSPORTを見ていたら冬の女性アスリート特集を放送していた。VTRではカーリングの市川美余選手、スタジオのコメントの中ではスキージャンプの高梨沙羅選手も登場した。■古い記憶が甦ったのがアイスホッケーの藤本選手。曖昧な記憶のパズルが一瞬、つながった。が、それが正解かどうかは分からない。もう、何年前になるのだろうか・・・。札幌市内のアイスホッケー女子選手を取材しようという話があった。■北海道といっても、いつでもどこでもアイスホッケーができるわけではない。で、その選手の場合は、家族、確か父親のアイスホッケー好きが高じて、自宅に練習場をつくってしまった、というエピソードだったと思う。といっても、さすがに氷は張れないないので、氷がなくても練習できるゴールキーパー専用練習場だと・・・。■果たしてそれが藤本選手だったのかも定かではない。担当したディレクターも今はもういない。当時の取材映像はもちろん、編集済みのものさえ、もう残っていないだろう。ああ、人材も、映像財産も、もったいない扱いをしているなぁ・・・と。

マラソン川内優輝2012/12/02 10:51

「公務員ランナー」川内優輝が福岡を走る。「無職ランナー」藤原新との再戦が注目されている。堀端、マサシと面白い顔ぶれだ。■ロンドン五輪は夢と終わった川内だが、世界で戦いたいと再スタートを切った。今年はヨーロッパやオセアニアなど海外レースにも参加。ロンドン代表となった藤原との親交も深め、合同練習も。大会をも練習として活用する「川内メソッド(市民ランナー式トレーニング方法)」で多くの大会に積極的に出場。弟さんとともに出場したかすみがうらマラソンでは、ペースメーカー役のつもりが、ラスト猛烈にペースアップ。マラソン初優勝も経験した。北海道でも士別、釧路に出場するなど多くの市民レースに出場。沿道のファンは勿論、一緒に走るランナーからも絶大な人気を集めている。そして、8月の北海道マラソンは猛暑のレースで優勝。シドニー、ちばアクアラインとマラソン連勝を伸ばす。日の丸は秋の世界ハーフに日本代表として出場、21位に終わったが日本勢最先着。■夏に強い選手になるべく、北海道マラソンに参戦したときから、目標は福岡で世界切符と話していた。果たして!。■今、日本で一番熱い川内、藤原の対決。これで盛り上がらないようでは、マラソン界、一体何で燃えろというのか・・・。

男子マラソン復活の兆し2012/12/02 22:30

男子マラソンも捨てたものではない、復活を期待していいのではないか・・・。福岡国際マラソン後の関係者のコメントだ。■世界のトップグループについていく力はないと認めながらも、日本の持ち味を生かし、オリンピックや世界選手権での入賞、あわよくば銅メダルの可能性もある。世界に挑む兆しが感じられ、このあと新しい選手も台頭してくるはずだという。■ロンドンを終え、強いマラソン日本を取り返すことを目標に新体制で迎えた男子初戦。世界選手権で入賞しながらロンドンは補欠に止まった堀端が世界打倒に名乗りを上げた。藤原新(ミキハウス)が4位。中本のチームメート、無名の黒木文太(安川電機)が5位。川内優輝(埼玉県庁)が6位。優勝は日本の高校、実業団で成長したジョセフ・ギタウ(JFEスチール)だった。■堀端は2時間8分突破はならなかったが、日本人トップに甘んじることなく先頭を追った。しかも、ペースメーカー離脱後は自ら勝負を仕掛けていってのものだった。藤原は五輪後、一時、気力が減退したが1ヶ月半の準備期間でここまで仕上げてきた。痙攣によるアクシデントはあったが「やはり力がある」という印象だ。最後スタミナ切れを起こしたが黒木は可能性を感じさせた。川内について、宗猛さんは「ここまで注目され、騒がれ、試合の連続、(走れなくても不思議ではないが、)その割には走れている。調整、体のケアをして故障しないようにしてほしい」と実力を認めている。■このスタイルでは限界があるのかも、上昇していく意識がどこかで薄れてしまっているのかも、いろいろ経験してきたが無難なレベルでまとめているに過ぎない経験だったのかも・・・と弱気なコメントもでた川内だが、まだまだ取り入れていない強くなる方法はいくらでもあり、白旗を揚げる状況じゃない。

ソチSochi2012/12/09 02:08

今週は(も)いろいろなことがありました。一番は中山雅史選手の会見(4日)「今季限りで一線を退く」と引退を表明しました。会見の最後にマイクを置いて、立ち上がり肉声で挨拶した姿。炎のストライカーの最高のゴールでした。「へたくそな自分を応援してくれてありがとうございます。情熱はなくしません」と。冒頭の挨拶、そして、ここでも深々と頭を下げました。「魂の男」中山雅史を決して忘れません。■翌日、5日は高梨沙羅選手ら女子ジャンプの全日本メンバーがロシアのソチへ向かいました。北海道関係5選手は新千歳から、山田選手が成田で合流し、ロシアで一泊後、6日にソチ入りしました。工事が終わっておらず、雪もノーマルヒルのジャンプ台、アプローチのシュプールとランディングバーンにしかない状態のようです。ソチで行われた初めてのワールドカップ(W杯)となった8日のW杯女子個人第2戦で高梨沙羅選手は2本とも飛距離で最長をマークしました。着地姿勢などが採点要素となる飛型点で優勝は去年の総合チャンピオンで第1戦2位のサラ・ヘンドリクソン(アメリカ)に譲りましたが、2戦連続の表彰台。五輪の舞台での最長不倒、素晴らしいです。1回目のジャンプはヒルサイズと同じ、106メートル。新しいジャンプ台の「バッケンレコード」です。同日、夜に行われた男子の最長もヒルサイズには行っていません(もちろん助走の長さは男子の方が短いのですが・・・)。■9日のソチ第2戦(W杯女子個人第3戦)にも大いに期待が高まります。この日の試合で106メートルを塗り替える人がいなければ、ソチ五輪のジャンプ台の最長不倒記録、バッケンレコードは高梨沙羅選手が保持して本番を迎えることになります。■雪不足で雪をかき集めて整備した今回の大会、おそらく、飛びすぎないようなゲート設定(助走の長さ)で行ったのだと思います。優勝者が103メートル前後の想定とか。高梨選手は想定より、2、3メートルも遠くに飛んでしまったのです。サスガです!!。飛型点がのびなかったのは転倒を避け両足を揃えた着地になってしまったためです。どんなに飛んでも「テレマーク(減点されない着地姿勢)を入れる」という目標が達成できなかったのは残念ですが、飛び過ぎもある状況で怯まず、もっとも遠くへ飛んでみせたのですから感服します。■この大会では第1戦に続き伊藤有希選手、渡瀬あゆみ選手。そして、山田優梨菜選手ももポイントを獲得しました。男子も清水礼留飛選手が10位となったのを始め、葛西紀明、竹内択、渡瀬雄太の各選手がポイントを獲得しています。■さて、9日には日本ハムがドラフトで1位に指名した大谷翔平投手(花巻東高)の決断が明らかになります。スポーツはいつも心を熱くしてくれます。大谷投手もそんな選手のひとりとして、今後が更に楽しみです。どんな答えであっても、応援していきたいですね。【補足&訂正2012.12.11】男子の予選でチェコのH.ハラホフが108メートルを飛んでいました。この台で最も飛んだ公式記録はこちらになるので、正確にはバッケンレコードとは言わないのかもしれません。女子のワールドカップ・ヒルレコードでしょうか・・・。ゴメンナサイ。

スマート2012/12/09 03:02

数ヶ月、散髪にも行っていなかったが、やっとさっぱりした。最近の私的な話題といえばこのやっと散髪に行ったことと「スマートフォン」を新たにゲットしたこと。というわけで今回はいつもとは違う分野のお話、「スマート」に関連して。■からだつきや物の形がすらりとして格好いいとか、洗練されているとかを「スマート」だなって言いますよね。ところが、英語の勉強をしていたら「smart」って「頭が良い」とか「賢い」という意味だったんですよね。もう十数年、いや何十年も前に習ったことなんだけど・・・。それで、以前、PHSのスマートホンを購入したんだけれど、当時、まだ使い方もよくわかっていなかったせいかうまく使えなくて、「全然、スマートじゃないな」と、使わずに?使えずに放り投げていた。■ここ数年、この分野、目覚ましい進歩があったみたい。携帯会社の契約数、解約数に如実に影響が出ているというニュースにもなっている。確かに「スマート」になっていて、パソコンとの連動とかクラウドとか、ワケ分からないまま使ってみて便利。それで、PHSは機種変更して通話専用にした。もともと通話も通信もできると入手したものだったけれど、ポケットWi-Fiなど通信の分野はかなり環境が変わってきている。小型で音もよく、電池も長持ちするので、通話中心にして正解。都市部を外れたときのカバーエリアが心配だけど、そのときだけは携帯を使えば良いだけの話。■携帯電話は長野五輪の年から使っているものだから、なかなかMNPに踏み切れずに、契約スタイルを使用頻度を落とした低料金の設定にしなおしたり、オプションを外したりして、継続使用することに。■世の中2台持ちは当たり前の時代になったのかもしれないが、PHSに携帯電話、新たにゲットしたスマートフォン。そして、ポケットWi-Fiも契約したばかりのものなので解約できずにいて、3台持ち+α的な生活に突入してしまった。いろいろ持ち歩いてかっこよくない。月々のランニングコストも賢い消費者とはいえない。便利にはなっているけれど、なかなか「スマート」にはいかないものだ。

ラムソーRamsau2012/12/16 02:50

ノルディックスキージャンプの高梨沙羅(旭川グレースマウンテンIN校)の活躍が目覚ましい。■夏シーズン、ワールドカップと同格とされるサマーグランプリ(GP)で総合優勝(個人4試合で2勝)。当時、本人はアメリカ勢らフルメンバーの出場ではなかったと謙遜したが、国際大会の最上位カテゴリーでの総合優勝である。■そして、ウインタースポーツとしてメーンシーズンの雪上大会となって、その勢いは加速する。開幕のリレハンメル。スキージャンプのワールドカップ(W杯)は男女混合団体で開幕したが、日本は2位、表彰台スタートを切った。団体メンバーでもあった高梨は翌日の女子個人開幕戦で優勝と最高のスタートを切った。それでも「課題は残った」と自己評価は厳しい。■一旦、帰国しアプローチの課題克服に努めたという約1週間の自宅トレーニングを経て向かった五輪と同じ舞台。今月のソチ2連戦は優勝こそ逃したが、連日の表彰台。初戦はテレマーク(着地姿勢)、2戦目はタイミングのズレといった課題を口にしたようだが、オーストリアに移動して臨んだ14日のラムソーのゲームではすぐに課題を克服してみせた。(もっとも現地からのリポートなどによると、着地完了後、転んだそうだが・・・)■今季2勝目で開幕から個人4戦連続表彰台。目下、総合トップを抜け出している。W杯初代女王がオフにヒザを手術して本調子ではないとしても、たいしたものである。去年とて、ワールドカップの出場比率の成績で言えば、ヘンドリクソンに迫る内容だった。ユースオリンピックや世界ジュニアといったタイトルもとっている。当然といえば、当然の結果か。しかも、ジャンプの内容は昨季が良くて、今年は目下調整中で、いかに昨季の良い状態に近づくか・・・という段階かというのだから恐れ入る。■ただ、渡瀬コーチは、我々のはやる気持ちを抑える。ソチだ、五輪だといっても、1つ1つやっていくだけ。世界も目の色を変えてやっている。好結果がでるにこしたことはないが、即、オリンピック金メダルだ、というのは気の早い話と慎重だ。その通り、あまり遠くを見過ぎで、バタバタするのはよくない。■ところで、高梨が今季2勝目を上げた、このラムソーという土地は日本にとって縁のある場所でもある。高地で氷河のある場所もあり、夏見円や石田正子らクロスカントリーチームが夏、秋のキャンプ地としている。ジャパンコンバインドチームもたびたびトレーニングキャンプを行う。■ジャンプファンにとって印象深いのは1999年の世界選手権だろう。宮平秀治が個人ノーマル、個人ラージ、そして団体と全種目で表彰台に立った。個人ノーマルは船木和喜、宮平秀治、原田雅彦の日本勢3人で表彰台を独占した。世界選手権の表彰台独占はオリンピックと兼ねていた1972年の札幌オリンピック以来だった。■今ではジャンプはオーストリアが圧倒的な強さを誇っているが、この頃はドイツのシュミット、ハンナバルトの活躍が目覚ましかった。団体では、ハンナバルトが転倒しながらも優勝する圧勝劇だった。この大会、地元、期待は複合のマリオ・シュテヒャー。確か、シュテヒャーはオリンピックか、世界選手権でジャンプの団体メンバーにも入ったのではなかったか・・・。それほどジャンプに秀でていた複合選手だった。■小林潤志郎、清水礼留飛もジュニア時代は複合をやっていた。体の強さというのも「バトル」には必要になるのかもしれない。■高梨優勝の地、ラウムソーからブログの内容は転々とまとまりもなく広がってしまったが、なにかと夢想している、「南無夢想」なり。

桐生祥秀2012/12/16 03:13

先日、日本陸連の年間表彰、アスレティック・アワードに行ってきた。出席するのは初めてだった。2007年から始まったこの表彰式、今回で6回目だそうである。ニュース映像や各社報道、上司の話を通じて知ってはいたが、格式を感じる席であった。■既に報道されている通り、今年のアスリート・オブ・ザ・イヤー(最優秀選手)は室伏広治選手だった。色は違うがアテネ金以上に8年後のロンドンでのメダルの価値は高い。挨拶も立派であった。3.11にも触れ、ロンドンのメダルを東北に届けたいと話した。■挨拶で秀逸だったのが高平慎士選手。ロンドン五輪のリレー入賞メンバーが優秀選手賞を受賞したが、高平選手はその挨拶の中で、「まだ『個人』で受賞できていない、今後は個人で受賞できるように」と話し、「新人賞は難しいというのは自分でも分かっているつもり」とユーモアを込めたスピーチで会場を和ませた。■その新人賞は記者選出が土井杏南と山縣亮太、そして、連盟選出がディーン元気という3選手。これまでどのような人が受賞してきたのか、規約がどうなのかは分からないが、男子2選手は新人賞という感じがしなかった、それ以上というか、優秀賞相当ではないかと(実際、山縣は優秀選手賞とのW受賞)。もう、十分、陸上界の顔になっているような錯覚をしていたが、確かに顕著に飛躍したのは今季だったのだなぁとも。■一方、高校生の土井は、まさに新人賞と言う感じで、賞に相応しいとは思ったが、五輪決勝進出の山縣、ディーンと並べるのは少しかわいそうに感じたのだ。(山縣は個人では五輪日本勢最高記録と予選突破)■土井は高校生の五輪出場という明るい話題も提供してくれた。取材する側からいえば取り上げやすい。高校の制服姿で土井が式典に加わるのは花になるし、将来に希望を感じさせる2012年を象徴しているなぁ、などとも思いつつ、ならば、ユース世界最速の桐生祥秀を表彰してやればよかったのになぁと。勝手にああでもない、こうでもないなどと一人考えた夜でもあった・・・。【受賞者は次の通り】<アスリート・オブ・ザ・イヤー>室伏広治(ミズノ) <優秀選手賞>中本健太郎(安川電機)、男子4×100mR:山縣亮太(慶應義塾大学)、江里口匡史(大阪ガス)、髙平慎士(富士通)、飯塚翔太(中央大学) <新人賞>山縣亮太(慶應義塾大学)、土井杏南(埼玉栄高校)、ディーン元気(早稲田大学) <特別賞>村田機械株式会社

湯浅直樹W杯表彰台2012/12/19 23:06

とにかくすごいことです。■アルペンスキーのワールドカップで湯浅直樹選手が表彰台です。12月18日、イタリアのマドンナディカンピリオ Madonna di Campiglio で行われた男子回転。3位です。■1回目26位からスーパージャンプアップです。

竹内W杯優勝2012/12/22 17:44

やりますね!21日にカレッツァ(伊)で行われたスノーボードのワールドカップ、女子パラレル大回転で竹内智香(広島ガス)が優勝した。スノーボードのアルペン系で日本勢が優勝したのは初めて。北海道出身の竹内はソルトレーク、トリノ、バンクーバーと3度の五輪に出場。ワールドカップで表彰台に上がりながら、支援企業を失うなどしていた。■メダルの近くにいたバンクーバー(2010年)では冷たい「雨」の降るコンディション。舞って消えていく雪よりも雨は体を濡らし体温を奪う。観戦する者にとっても厳しく、観客のほとんどは退散していた。広いスタンドにぽつんと固まって声援を送る日の丸と竹内の家族。フィニッシュ後ゴーグルを外すことなくコースを去る竹内は客席の竹内智香の横断幕をしっかりと見上げ、手を振る。シールドの奥もまた濡れているのは、遠い客席からもはっきりと理解できた。

クリスマス2012/12/23 01:55

今週も慌ただしく過ぎていく。ああ、何もできていない・・・。16日の衆院選は片道4時間以上かけ、滞在時間僅かだったが開票特番の仕事で北見を訪れた。北見を訪れたのは初めてではないが、これまではヘリコプターを含め、女満別空港を利用した空路ばかりだった。北見はカーリングの藤沢五月の出身地でもある。■16日は長野でスピードスケートの全日本選手権。夕刻には帰国した女子ジャンプの選手たちが北海道に戻ってきたが、残念ながらその時間は、オホーツクにいたわけである。ハワイから帰国した北海道日本ハム取材班とも電話でやりとり。■北見から戻ると、いや戻る前に、週末の取材を組まなければと思いながら、結局何もなできなかった・・・。長野から戻った高木美帆は日体大、推薦入学の合格通知を受けたという。金曜日からは地元で最終学年の全道高校スケートが始まる。同週末は札幌でアイスホッケーアジアリーグのクリスマスゲームズ。日本4チームが月寒に集結。月寒体育館の隣ではカーリングの北海道選手権予選でもある道央ブロックも行われている。もちろん、全国的には真駒内の全日本フィギュアへの関心が高い。東京からも多くのスタッフ、関係者が札幌入りする。名寄では複合の全日本選手権も行われる。22日はプロ野球の北海道日本ハム栗山監督の優勝パレードもあり、火曜日にはその日本ハムに入団する大谷投手の会見もあるという。回らないよね。■さてどうしたものか・・・と首をひねっていると20日、名寄でメディア公開日の女子ジャンプチームを取材したスタッフから驚く知らせが入る。「高梨が転倒し、救急車で病院に運ばれた」というのだ。ジャンプ競技では命に関わるケガをすることはほとんどない。「意識がない」という情報もあり、一体なにがあったのかと不安とともに不思議な思いにかられた。この件に関しては、機会がれば、少し書きたいと思っているが、ご存知のように、ケガもなく、翌日の再検査でも異常はみられなかった。高梨は「心配をかけてすみません」と話、お詫びのコメントまで出している。健気だ。気を失ったのは軽い脳しんとうからだったようだ、倒れたまま、問いかけに答えないのだから、周りの人たちも肝を冷やしたことだろ。大事に至らず、ひとまず良かった。