感涙!小笠原 ― 2013/02/14 04:02
旧姓・小野寺、小笠原歩選手が復帰後、2度目の日本選手権で連日奮闘している。復帰、最初の日本選手権だった去年は、試合の感覚をつかめず、決めなければいけないところで決められなかったと悔いが残った。今年は、1投1投に集中し、良い緊張感の中、カーリングができているという。組み合わせを見ると、いよいよ明日から、いわゆる強豪、優勝候補と言われるチームとの戦いが続く。◆涙もろい。感激屋の小笠原。ブランクが長かったから、対戦したことのない選手たちと当たり、新鮮だと。話していると、みるみる瞳が潤んできた。対戦した相手から「トリノを見てカーリングを始めました」と打ち明けられたという。「カーリングを始めてくれて、まだまだうまくなると思うし、そうした人たちと試合ができることもうれしい」と言って言葉を詰まらせた。◆そして、「やだ、ここカットしてくださいね」と今度は泣きながら笑った。
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