20歳スキップ2013/02/17 03:12

カーリングが全国的に注目を浴びたのは1998年の長野五輪が最初だったろう。女子ではなく男子だった。日本はメダルゲームにあと一歩と健闘した。日本のスキップは20歳の青年だった。アメリカ戦で放ったスーパーショット、そして、僅か数センチで逃した勝利。思わず涙した姿にファンレターが殺到した。◆あれから15年、青年はチーム北見のスキップとして日本選手権4連覇に挑んでいる。悔しさがある。去年、日本選手権3連覇を果たし、日本代表をも手にできたと思っていた。しかし、世界選手権につながるパシフィックアジアの日本代表は改めて選考会が開催された。チーム北見のメンバーは企業チームに所属しているわけではない。スポンサーがあるわけでもない。メンバーは農業、漁業1次産業に従事。常呂の海でホタテ漁をするなど仕事をして稼いだ金で好きなカーリングにかけている。◆仕事の最盛期に行われた代表決定戦は欠場せざるを得なかった。落ち込んだ。「初めてカーリングをやめようと思った」と当時の心情を打ち明ける。そこから立ち直り、世界選手権代表選考会を兼ねたこの大会に臨んでいる。「それだけに負けられないという気持ちは強い」。◆男子カーリングは密かに熱い。SC軽井沢クラブがパシフィックアジアで銀メダルをとり、4月の世界選手権の切符を持ち帰ってきた。注目が女子にばかり注がれ話題になっていないが、五輪への可能性は女子とそれほど変わらない。そして、もうひとつ熱くしている要因の1つが札幌で結成された新チームの存在。長野オリンピック代表や女子の五輪日本代表元コーチが選手としてアイスにたっている。「戦術とメンタルが今の方がよい」、「戦術はコーチとしても求められるし、メンタルはオリンピックに2度行かせてもらい鍛えられました」。コーチの立場も、選手の立場も分かってアイスに立つと、分からなかったこと、見えなかったものにも気づくのだという。◆ソチ五輪決定日本勢第1号となった女子アイスホッケー、その競技環境の厳しさにも話題が向けらていたが、カーリング男子の心意気にもぜひエールを送ってほしい。

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