着地姿勢2013/03/19 11:03

圧倒的な飛距離で他を圧倒する!これはジャンプ競技の醍醐味です。原田雅彦も、ディーター・トーマやスベン・ハンナバルト(ドイツ)もランディングのことをとやかく言われました。しかし、次元の違う飛行曲線、豪快な飛距離がファンの心を打ちました。もちろん勝負ですから、順位、成績にこだわり、(飛型、マティリアル、ルール変更への対応など)、勝つための要素課題は徹底的に追求すべきです。それでも私に言わせれば、そんなものクソくらえです。◆個性が失われたら面白くもなんともありません。思い切りやる、楽しく飛ぶ、遠くに飛ぶことを目指す・・・そうした自分のジャンプスタイルをまずは貫くことが大切です。負けても良いと思っている訳ではありません、自分のスタイルを貫いた上で、課題もクリアしていく、根幹が大切で、そこから伸びる枝葉に意識を奪われ、大切なことを見失わないようにと願うものです。◆転倒しても勝っちゃった!計測不能で飛距離点が出ない〜上川町出身のジャンパーは数々の伝説を残しました。◆飛距離で上回りながら飛型点で劣ったとか、ゲートを下げてゲートファクターで勝てとか、テレマークとか、気にすることはありません!というのが一ファンの勝手な思いです。◆少し思うところがあり、高梨沙羅選手をブログの題材にするのはやめます。この回が着地点です。飛型点はマイナス2・5〜3点くらいでしょうか、いやもっと減点されても結構です。

シュリーレンツァウアー2013/03/23 14:20

スキージャンプ界にとって2012/2013は歴史的なシーズンとなった。それはグレゴア・シュリーレンツァウアー(SCHLIERENZAUER , Gregor ; AUT)の存在と達成した快挙にある。グレゴアは1990年1月7日、インスブルック出身の23歳。2006年の3月12日のオスロ・ホルメンコーレンでワールドカップデビュー。翌シーズンのW杯3試合目(自身2試合目、通算3試合目)で初の表彰台。それもいきなりのセンター。初表彰台が初優勝だった。そこから勝に勝って今シーズン遂に、マッチ・ニッカネン(NYKAENEN , Matti ; FIN)の持っていた通算最多勝利46勝を塗り替えてしまった。ニッカネンといえばジャンプ界の「神」的存在。伝説を超えたグレゴアは22日のプラニツァ(スロベニア)で節目の50勝に到達した。◆来季はオリンピックシーズン、初出場だった2010年バンクーバーは団体で金メダルを獲得したが個人はラージ、ノーマルとも銅メダル。世界選手権でも個人金メダルは2年前のオスロのラージ1個だけ。先日のイタリアでもノーマル2位、ラージは8位だった。21世紀伝説のジャンパーは五輪でも伝説をつくることになるのか今から期待が高まる。

アイスホッケー女子代表合宿2013/03/25 23:30

日本のソチ行き決定第1号となった女子アイスホッケー。来月ノルウェーで行われる世界選手権に向けた代表合宿が苫小牧でスタートした。24日は集合して陸トレ。25日は氷上初練習が行われた。◆ポプラトの活躍で脚光を浴びたキャプテン大澤ちほ(三星ダイトー、苫小牧駒澤大)、MVP久保英恵(SEIBU、ダイドードリンコアイスアリーナ)、守護神・中奥梓(TOYOTA、セビオ)、高校生16歳コンビ、青木亜優子(釧路、武修館高)、浮田留衣(ダイシン、釧路工業)、全日本で鼻骨骨折MVPの小池詩織(三星ダイトー、苫小牧駒澤大)・・・スマイル輝く面々が一同に会した。◆その中に先月34歳になった近藤陽子の姿もあった。日本を代表するDF。1998年の長野オリンピック、当時18歳でメンバーに入った。あれから15年あまり、悔しさを何度も経験してきた。「オリンピックのチケットを取るのは本当に大変なこと。今回、みんなの夢を叶えてもらえた」。デンマーク戦は先輩宅でテレビで見ていたという。勝利が決定的になり「帰って練習しなければ」とテンションが上がった。今年1月の最終予選代表発表。近藤の名はその20人の中になかった。代表候補の合宿には参加し、1月の中国との練習試合にも出場していたが、間に合わなかった。◆2011年クリスマス。ヒザのじん帯を切る大けがをする。年が明け手術。「ケガは完治したけれど、まだケガをする前のプレーはできない」。世界最終予選には間に合わなかったが、1年後のソチはもちろん明確な目標。世界選手権の代表には招集され、「(代表としてアイスに立つのは)目標としていた場所だし、必ず戻ってくると思っていた」「もう一度世界と戦えるチャンスをもらいうれしく思う」「チャレンジしたい」と少女のように気持ちを高ぶらせる。◆近藤は最後に年齢のことを聞かれ、「気持ちを切らしてしまうと終わってしまうので、とにかく気持ちを切らさず挑戦したい、気持ちは『若い』と思っています」と笑顔(スマイル)を見せた。

SMILE JAPAN2013/03/29 03:18

アイスホッケー女子日本代表の愛称が決まった。そして、きょう29日、プロ野球開幕戦、埼玉西武対北海道日本ハムの始球式にも登場する。25日の段階では誰がボールを投げるのはか決まっていなかった。キャプテン大澤は、「野球はちょっと・・・」と自信なさげだった。監督は練習をさせて良い選手に投げさせると考えているとのことだったが、一体、誰が投げるのか・・・。西武の主催ゲームだからラビッツの選手になるのだろうか。久保は「ぜひやってみたい!」と意欲を見せていたが・・・。■対戦カードが日本ハム戦というものよかった。世界選手権日本代表23人、そのうち出身、所属チームなど北海道関係は21人。残る2人も苫小牧とフェーリーで繋がる八戸の出身である。盛り上がりそうだ・・・。

卒業&開幕!18歳!2013/03/31 02:02

海外遠征のため3月1日の卒業式に参加できなかったスピードスケートの高木美帆選手。29日、帯広南商業高校で行われた約1月遅れの卒業式に臨んだ。教室で行われた「特別」な卒業式には同級生らも出席、祝福された。◆2010年のバンクーバー五輪後の札内中学の卒業も「ひとりきり」だったが、あれから3年、女子1000メートルの世界ジュニア記録樹立、日本選手初の世界ジュニア総合連覇。最終学年のインターハイでは個人2冠、団体(リレー)、学校対抗でも優勝と充実の高校生活だった。◆同日夜、プロ野球が開幕した。花巻東高校から北海道日本ハム入りした大谷翔平投手が「野手」として8番ライトでスタメン出場。2安打1打点、ファールフライをキャッチするなど、見る者をワクワクさせる活躍。チームも勝利。18歳のルーキーが開幕スタメンでいきなりヒーローインタビューを受けるデビューを果たした。◆

Scoring(決定力)2013/03/31 04:54

ジャンプのテレマークと並んでソチ五輪関連のニュースで頻繁に出てくることになると思われる用語が「スコアリング」。