士別ハーフマラソンに行ってきた。注目は世界選手権代表の川内優輝(埼玉県庁)。結果は残念ながら22位。不本意な結果に本人も「暑さに弱い」と自虐的なコメントもしていた。確かに2年前、そして今年の隠岐など暑さに課題を見せる点はある。だが、しかし、2011年のテグや去年の北海道マラソンなど、暑さ対策で成果を出している。川内の武器の1つは研究熱心、考えるランナーという点。暑さにめっぽう強いとはいえないかもしれないが、乗り越えられないわけではない。敗因は暑さではない。悲観するな!と言いたい。◆世界選手権男子マラソンは8月17日、4週前のこの時期、一番、追い込んでいる状況のはず。体が軽いようではむしろ問題だ。川内は7月7日にはオーストラリアでフルマラソンを走っている。動かなくて当然だろう。試合、公の場にでてくるから、走れない状況が詳らかになってしまうだけの話。◆確かに調子はよくないかもしれない。取材のカメラが気になると話していた。調子の悪いときは普段ならそれほど気にならないことにもナーバスになる。当然ながら顔も少しお疲れ気味のように見えた。ファンとの写真撮影に応じ、大会行事に参加、次々挨拶に訪れる人たちに丁寧な対応、相変わらずの律儀な姿勢。本当に、お疲れさまである。(そんな中、取材に応じてくれてありがとう・・・)。ここから疲労を抜いていけば上がってくるはずだ。足腰、内蔵、気持ちの面でも上手くストレスを抜いていけるかがカギだろう。◆優勝した今井正人は、2011年の福岡で激闘を演じた間柄、川内に関する取材陣の質問に「本番はこれから」とエールを送っていた。そうなのだ、まさに本番はこれから。【訂正】大変失礼しました!川内選手のお名前、漢字が間違っていました。
川内"優輝"さんですよ。
ちな様、コメントありがとうございます。お名前を間違えるなんて、失礼極まりないですね。反省してます。
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