赤羽、重友らが出場 2013北海道マラソン2013/08/04 00:56

2013北海道マラソンの招待選手が3日、主催者から発表された。女子はロンドン五輪代表の重友梨佐(天満屋)、2011テグ世界選手権5位の赤羽有紀子(ホクレン)、同代表の伊藤舞(大塚製薬)、今年の大阪国際女子マラソンで3位入った渡邊裕子(エディオン)、宮内宏子(京セラ)、岩村聖華(肥後銀行)ら有力選手が名を連ねる。◆重友は2時間23分23秒(日本歴代9位)の記録を持ち、2度目のマラソンだった2012年の大阪国際女子マラソンで優勝、ロンドンは不本意な結果に終わったが、25歳の日本女子マラソンのホープがロンドン五輪以来、1年ぶりにマラソンのスタートラインに立つ。◆赤羽は言わずと知れた日本を代表する長距離、マラソンランナー。北京五輪には5000m、1万メートルで出場、世界選手権5位入賞ながら去年のオリンピック代表は逃した。今季は川内優輝ばりに、実戦を積極的こなしていく手法にチャレンジしている。先月はゴールドコーストで優勝、2ヶ月連続優勝も。◆渡邊は名古屋でデビュー、今年の大阪で自己記録を大幅に更新した成長株。モスクワ世界選手権の選考では福士に次ぐ成績で5人派遣なら代表入りした可能性が高かった。◆海外からもエチオピアから若い選手が国外招待となっている。◆堀端、中本、山本といった現在の日本トップクラスの選手もかつて北海道を走ったときは無名だった。男子も有望な実業団選手、将来を見据えたランナーが多数出場する。

女子ジャンプの注目点2013/08/04 02:42

3日に札幌で行われたノルディックスキーのサマージャンプ。岡部孝信が優勝した。今年6月に全日本はソチ五輪のジャンプ男子代表を5人と明示した。そして、サマーグランプリ、ワールドカップでの上位成績で決めると・・・。その時、私は心の中で、「遠征にいけないメンバーにはチャンスがないということか」とつぶやき、岡部孝信の顔を思い浮かべた。もうおよそ20年に渡って言い続けているが、彼のニックネームは「逆転の岡部」。その異名の由来はまたのちのち書いていくとして、彼の挑む心は萎えていない。5度目の五輪代表へ逆転劇があるかもしれないぞ。◆さて、タイトルの「女子ジャンプの注目点」だが、きょう書くのは「高梨沙羅」でも、3日の試合で高梨に勝った「伊藤有希」でもない。すでに注目されているもの。高梨だけではなく伊藤有希だって皆、知ってるよね!今年2月のワールドカップ札幌大会2日目。伊藤有希は飛距離点と飛型点では上位に入っていた。ウインドファクター(風によってポイントが加減)で11位に止まったが、ワールドカップができる前、当時の女子世界最高カテゴリーの試合で勝ったこもとある。実力者、10代ダブルエースなのである。◆私が注目しているのは、その次のポジション。今のままでは世界に出て行っても、どのくらいできるか分からない、ここは埋めておきたい。心理の壁というものがある。抜け出してしまうと、返って楽というのがある。境界線上に立っていると、見えない何かに気づかぬうちに締め付けられて来る。そしたものにも打ち勝っていかないといけない。やれば出来る!はず

幻のバッケンレコード2013/08/04 16:04

バッケンレコードとはジャンプ台の最長不倒記録。「不倒」だから、遠くに飛ぶだけではなく転倒せずに着地しなければならない。札幌大倉山のバッケンレコードは2012年に伊東大貴が記録した146メートル、女子の記録は2011年に高梨沙羅が飛んだ141メートル。夏の記録となると141メートルの葛西紀明。そして夏の女子は葛西賀子の131メートルである。◆4日、札幌市長杯大倉山サマージャンプで大ジャンプが飛び出した。飛んだのは高梨沙羅。距離は141メートル。自身の持つ冬の女子バッケンレコード、葛西紀明の夏のバッケンレコードに並ぶものだった。「マキシマム(踏切直後に空中姿勢が完了する空中の最高地点とされるところ)で、いつもと違うところだったので、どこまで行くのだろかと思った。空中は異次元のところだった。」と、もやもやを吹き飛ばすジャンプとなった。◆場内放送は、一旦、「バッケンレコード!」とアナウンスしたが、すぐさま訂正した。飛型点は10.0から12.0。「不倒」ではなく、ジャッヂはルール上の転倒と判定した。うーん、惜しい!「幻」のバッケンレコードだった。落下の重力を受けしゃがみ込むような姿勢となった高梨は両手をついていた。◆課題にしている飛型点では大減点だが、ここまでのジャンプをしてみせたのだから「もう、飛型はいいでしょう!」という気持ちになる。ジャンプの神髄!全てを吹き飛ばす「爽快!」「豪快!」「気持ちのいい」「楽しいジャンプ」だった。カンテ(踏切地点)の近くにいたコーチ陣は「ヤバい!」と思ったとか・・・。◆1998年のサマージャンプで原田雅彦は転倒しながら優勝した。この日の少年組優勝の小林陵侑も転倒しても勝った。去年、清水礼留飛は141.5mを飛びながらヘッドスライディングのように転倒した。原田さんは、テレマークが入らないと、とやかく指摘されていた現役当時、「その分飛べばいい」と考えるようにしたという。2.5ポイントの減点かける3人のジャッヂ、合わせて7.5点離されたとする。飛距離のポイントは、大倉山の場合、1メートルで1.8点。ならば、4メートル50余計に飛べばその差は埋まる。◆原田さんは大倉山のバッケンレコードを4度更新、初めて140の大台に乗せたのも原田さんだった。大倉だけではない、白馬、クオピオ、フィラハ、アイアンマウンテン、ラハチなど世界のジャンプ競技場でバッケンレコードを塗り替えてきた。ミスタースキージャンプであり、ミスターバッケンレーコードなのだ。