ぜひ伝えたい2つのこと2014/04/17 20:49

16日、東京で全日本スキー連盟のソチオリンピックメダリスト祝賀会が行われた。来賓の森喜朗元首相の祝辞があった。森元首相とソチ五輪といえば、発言の全容は知らないが浅田真央選手に関するコメントがとりざたされたこともあり、スピーチでずっこけないか、どんな話をされるのかと、少しいらない心配をしながら聞いていた。◆祝辞は「2つのことを言わなければならない」という宣言から始まった。その1つめは「葛西君、おめでとう!」。個人で銀、団体で銅を獲得したソチのメダルの祝福ではなかった。「『おまえしかいない!』と言われたそうじゃないか」とレジェンド結婚への祝いの言葉だった。そして、「ぜひ言わねばならない」もう1つのこと。それは、所属チーム、所属クラブの話だった。◆全日本スキー連盟の登録競技者でメダルを獲得したのはスキージャンプの葛西紀明、伊東大貴、竹内択、清水礼留飛、ノルディック複合の渡部暁斗、フリースタイルスキーHPの小野塚彩那、スノーボードHPの平野歩夢、平岡卓、SBアルペンの竹内智香の7選手。森元総理は「土屋ホーム」「北野建設」「雪印メグミルク」「バートン」「広島ガス」「フッド」「石打丸山スキークラブ」と各選手の所属会社、所属クラブを紹介。選手を支えるのは大変なこと。所属チームにはお礼を申し上げたいと挨拶を続けた。◆オリンピック競技は4年に1度「異様なほど」盛り上がるが、それ以外はメディアの露出や、投じたエネルギーや成果に対する、うまい言い方がみつからないが「見返り」「対価」は少ない。その中でも冬季競技は「冷遇」されているのが現状だ。目立たぬとも支えたスポーツを支えるチームへの敬意とそれがメダルに繋がったことへのお祝いでもあった。◆◆【追記】2020年東京オリンピック開催、成功に向け、日本全体のムード、ムーブメントは高まっている。メディアもそう!。反応はこれまでよりも良いはず!だから少しでも多くの方に、スポーツ支援者になってもらいたい。と私は願っております!