会見ブラ囲み呼び2014/07/14 13:06

話を聞く、コメントを聞ける取材機会。その形式もいろいろ。□テレビ中継がある場合、競技後、テレビ中継インタビュー(大概、会場内に映像や音声が流れる)。そのあとメディアエリアでENG(ニュース記録動画カメラ)インタビュー。引き続き映像、写真撮影なしの「ペン取材」といわれる記者、ディレクター、ジャーナリストによるインタビューが行われるというのが一般的な流れとなる。□タイトルの「会見ブラ囲み呼び」とうのは取材形式の呼び方。□「会見」とは取材陣が大勢出席されることが予想されるケースで部屋が用意されれ、取材する側もされる側も座って行うことが多い。撮影機材、撮影場所も離れた一定の位置に決められる。スポーツばかりではなく、テレビのニュースでよく見る光景の形式だ。□会見は通常、出席者が先に決まっているものだが、競技会等では、予め会見ルームがあって、上位3選手、日本人トップ、特別賞受賞者など、取材陣の要請によってあとから会見に臨む人が決まることがある。こうした先に会見場があって選手などを会見場に招いて聞くことを「呼び」と言ったりする。□「囲み」は取材対象者を取材陣が「囲んで」話を聞くこと。5分から10分程度の短時間で、立ちで行われる。テレビ、ラジオ、ペン、全ジャンル一緒に囲むこともあるし、テレビ・ラジオとペンを分けて行う場合もある。もともと、短時間に共通の疑問も聞くというものなので、1度に終わらせるものなのだが、情報量や取材内容の質量など、性質の違う点が多いので、質問の順番や、途中から撮影を終え、このあとは新聞、雑誌でと分けて行われることも。時間が許せば、ちょっと座ってと、いすなどを用意して、立ちではなく座ってもらって囲むこともある。□機材やスペースの関係でテレビはテレビ用には分けて行う場合、代表取材で映像を共有することもある。□止まって取材に応じてもらう「囲み」取材に対し、移動中に横を歩きながら聞くのを「ブラ」という。「ぶらさがり」の略。取材対象者を追いかけて、ぶら下がるようにして行うことから。結果的に相手が立ち止まってくれて「囲み」になることもある。首相官邸で行われる立ち取材ももともとは歩きながら取材だったことから「ぶらさがり取材」の1つ。□規模の大きな大会ではぶら下がりはない。ノーブラである。

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