えき☆スタ2015/05/03 19:18

4月のフジサンケイレディスクラシックでツアー初優勝した藤田光里プロ。中学1年の夏休みに当時札幌駅にあったUHBのサテライトスタジオ「えき☆スタ」に遊びにきてくれたことがあった。妹の美里さんと一緒に生放送に出演。注目のジュニア姉妹ゴルファーとして紹介した。■番組の中でゴルフ対決をした。スタジオにパターマットを敷いてパッティングで勝負!番組司会をしていた私と藤田姉妹。小6&中1相手とはいえトップ選手、ハンデをもらった。私はマイパターで。そして、姉妹は使用クラブを選べない。野球の金属バット、アイスホッケーのスティック、さらに傘を抽選カードを引いて使うことになった。■フェイス面がカーブしているアイスホッケーのスティックを使うことになった光里はまっすぐ転がらず、、、。美里は金属バット。丸みのあるバットだが芯で打った。ところが弱い。大ショート。「ショートはいけません!届かなければ絶対に入りません!!」私は容赦なく小6の美里を罵倒した。さらに自分だけマイパターでカップイン。今をときめく藤田姉妹を圧倒した。大人気なく。■藤田光里プロが逆転で初優勝をつかんだ奥からパターで打った第3打。「ビビらないように強く打った」という。外れても納得いくタッチというのは「ショートさせない」という点だったのだろう。あの「えき☆スタ」の対決があったからではないのだろうが8年ほど前のことを思い出してほくそ笑んでしまったのである。

確かな成長2015/05/03 19:43

菊地絵理香プロとは2003年、千歳向陽台中学3年の頃からのおつきあいである。その年、日本女子アマで四強となり、日本女子オープンにも出場した。東北高校に進みキャプテンも務め、高三の夏、緑の甲子園で個人・団体の2冠に輝いた。明治チョコレートカップでのベストアマ、ミヤギテレビ杯での健闘などトーナメントでもしばしばプロカットラインをクリア。卒業後はすぐにでもプロとして活躍するのではと見られていた。■一発合格と予想した2007年プロテストは不運もあり失敗。2008年はTPDに登録し非会員ながらツアーに参戦した。ツアープレーヤーとして初めて試合に出場したのが3月のYOKOHAMAタイヤプロギアレディス。予選を通り、初賞金は手にしたがショートパットが入らず首位と18打差の決勝ラウンド進出者の中では最下位の53位だった。その大会、優勝したのが韓国の19歳、申ジエ。絵理香と同じ年齢の招待選手だった。その後、申ジエはメジャーを制するなど世界NO1に。■今、日本の賞金ランキングでジエの上をゆく菊地絵理香。きょうも優勝を脅かした。来週にもランキング首位は変わるだろうと謙遜するが、誰もがその努力と実力を認める姿は旧知の者としても誇らしい。