女子100mH紫村「先生」!2015/07/10 00:21

女子100mハードルの日本記録は札幌で誕生した。13秒00。2000年8月16日、金沢イボンヌがシドニー五輪代表を決めた。以来、15年、日本記録は破られていない。男子100メートルの9秒台。200メートル19秒台。記録の壁を破るのは誰なのか注目されているが、女子100mハードルで日本人初の12秒台を誰が記録するのか、これもまた注目。今夏北京で行われる世界選手権の参加標準記録が奇しくも13秒00。日本女子ハードラーにとって、北京への条件は日本記録(タイ)となっている。■歴代記録1位の金沢、2位の池田久美子はすでに引退している。現役最速は日本記録からわずか100分2秒差の13秒02。歴代2位タイの紫村仁美(佐賀陸協)。ことしの日本選手権で2年ぶり2度目の優勝を果たした。■早稲田大学を卒業し故郷、佐賀で高校教師をしながら世界を目指している。朝6時前に起床し、7時前には出勤する。生徒や教職員、地元のスポーツ関係者の応援に支えられている。■一昨年、日本選手権を制し、一気に日本記録樹立の勢いに乗った。だが、好事魔多しである。去年の冬季トレーニング中、倒立腕立て伏せをしている時に転倒。足の小指を強打し、骨折した。走力がついて成長したハードラーが冬季練習をできなくては勝負にならない。昨季はそれで足踏みしたが、ケガが癒え、今年は基本にしている走力がアップした。「走りがしっかりした」のが日本チャンピオン返り咲きの要因でもある。日本選手権後、3カ国で記録を狙うと宣言した紫村「先生」の走りに注目だ。●武井壮の陸上魂!!7月13日深夜放送《日中韓3カ国交流/南部忠平記念 陸上競技大会 (7月12日、札幌厚別公園競技場)》

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