東京五輪マラソン札幌会場10キロ地点まで2019/12/08 01:33

◇スタート◇大通公園〜ススキノ◇札幌駅前通りを南へ向かう。両サイドは百貨店、複合商業ビル、ススキノ歓楽街の雑居ビルなどが続く。午前7時のスタートなら、国道36号を横切るススキノ交差点など辻々で一瞬、日差しを受けるが、大方、日陰を走る。中島公園に突き当たりクランクカープ。ここでも一瞬、日差しを受けるが、右折すると右にパークホテル、中島公園、左に豊平河川沿いのマンション群と日陰が続く。◇幌平橋◇約2.5km橋の手前で登り。渡って下る。アクセントになる。豊平川、貯木池などにつかわれていた中島公園、そして創成川などは札幌の歴史、開拓に欠かせない街を形作る重要なポイント。初代幌平橋は豊平村と中島公園を結ぶため民間の手で架けられたのだという。幌平橋を渡り豊平エリアに入っていくのは札幌で行うマラソンにおいては物語性を含んでいる。中の島通り商業ビル、科学大高校など建物が連なり、午前中であれば影の中を走ることになるだろう。◇唯一の登りらしい登り◇北海道科学大高校をすぎると約4キロ。ここで左折する。進行方向は東になるので正面から日差しを受けることになる。ここから約700メートル登り坂が続く。北海道マラソンのコースの中では唯一と言っていい「上り坂」。とはいえ各駅伝などで立体交差のコースなどを経験していれば大した坂ではない。次も左折なので経済コースを通りたいところだが、上りの得手、不得手などで走りのリズムがバラつきがあるのか、集団の外に出て、詰まらないようなポジションどりをする選手もいる。ドラマのロケ地にもなった「HTB旧社屋」が正面に見える◇5キロ地点◇坂を上り左折するとすぐに5キロ。平岸通。中央分離帯にリンゴの並木が続く。日差しを遮るほどではないが、この道も南北に伸びているので午前中の日差しはビルに遮られるだろう。平岸通は5キロ手前から約2.5キロ走るが、緩やかに下っている。夏場は風も追っているだろうからリラックスして気持ちよく走れてしまうだろう。◇2周目以降がどうなるかわからないが、同じルートで平岸通がコースなら2周目25キロ27キロあたりとなり、上り坂からこの緩やかな下りで大きく変化がおきるのではないか。ただし、2周目は通らない可能性がある。◇豊陵公園◇平岸通りは三叉路に突き当たる。正面は「豊陵公園」。右折、左折とカーブが続きアクセントになる。何周もここを通るのであれば豊陵公園にクレーンカメラなどを設置しても面白いと思う。逆に機材を入れずに一般の観客が公園に陣取って声援を送るというのも面白いかも。◇南7条大橋◇アップダウン少ないコースだが橋の前後では少しだけ上り、下りがある。豊陵公園の連続カーブをすぎると坂を上り豊平川をわたる。南7条大橋だ。背後から日差しを受ける。正面に札幌中心部のビル群を望む。テレビ塔なども見える。8キロ付近。◇北海道マラソンではこの付近のアクセントが個人的には良いなと思っていて、五輪はループで繰り返し走るのであればレース展開が動き出す要素も含んでいて、豊平川を挟んだエリアを使うのは面白いのだがと思っているが、2周目以降は約7キロとなると、通らないのかな、としたら残念だな・・・。◇創成川◇南7条大橋を渡ると少し降る。北海道マラソンでは創成トンネルに入る。これは札幌を東西に伸びる道路を止めない効果もある。オリンピンックでは地上をコースにしてはどうだろうか。観客は公園化されて創成川の辺りで日差しを避けながら選手を待つことができる。対向車線側だが二条市場(個別の商店の看板をどうするか?)とマラソン選手たちの絡みもあっていい。嘗て大友堀ともいわれ、札幌開拓に欠かせない創成川に沿って北上するとテレビ塔などをすぎてJR高架。この辺りが10キロ地点となる。勝手に考えた10キロ4周コースなら、北3条などで札幌駅前通りへというのも思い描いたのだが・・・。起承転結。物語を4部構成で想定するなら、10キロ地点はまだ序章。北海道コース紹介第1章はまずはここまで。◾️◾️◾️<追記・補足>12.19に決まった五輪コースはスタート後大通公園外周を約2周するパートが加わりました。前述のコース紹介に公園周回分の3.5km〜3.9km程が加わります。

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