東京五輪マラソンコースの特徴②折り返しなし2019/12/23 00:00

札幌で行われる東京五輪のマランソ。12月19日に公表されたコースには「折り返し」がない。毎年行われている北海道マラソンでは新川通、25キロ過ぎに折り返しがある。東京五輪組織委員会の札幌移転当初案でも創成川通を北30条方向に向かった先で折り返し地点が想定されていたようだった。MGCを行った東京都内の五輪予定コースには芝、皇居前の2箇所に折り返しがあった。私個人としても、競歩コースと共有する駅前通でループに入る際など折り返しを行うのではないかという予想もあったが、これがスッキリとなくなっていた。コース公表時の森泰夫運営局次長の説明ではコースを決める際に考慮された「選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよりよいコース」という考え方のひとつの現れなのだろう。今回のコースは直角に曲がるコーナーや北大や道庁の敷地出入口など狭い箇所、段差などがある分、急なカーブや折り返しは少なくする工夫が行われたのだろう。◾️コース設定でクローズアップされた「ループ」。マラソン競技では5キロごとの通過タイム計測を行うのが通例。合わせて5キロごとに給水。さらに夏のレースでは給水地点の間にスポンジ、ミスト、シャワー、氷など暑熱ケア地点が設けられる。メディカルチームもスタンバイする。およそ2.5キロごとに競技係員、給水、暑熱対応スタッフ、メディカルチームを配置することを想定すると、2.5キロの倍数のループをつくるとスタッフは兼務・定位置に配置できる。今回、後半は約10キロループを2周する。そのため15キロ地点、25キロ地点、35キロ地点が創成川通北16条付近のほぼ同じ場所。20キロ、30キロ、40キロが北大学生交流センター付近とワンウェイなら6箇所に分散していた人員配置が2箇所に集約できた。この間の2.5キロごとはスタート&フィニッシュエリアと北24条駅付近など利便性の高い場所に設定できる。運営効率が高まるコースになっている。◾️コース設定におけるレース展開、選手への影響についても、前後半の2分割と後半をさらに2分割する22キロ+10キロ+10キロはオーソドックス・ベーシックなレースプランを組み立てやすい周回配分といえそうだ。

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