東京五輪マラソンコースの特徴⑧創成川に沿って_16kmまで2020/01/01 15:00

15kmを前に、意外にも、あっさり、遅れる選手が出るようなことがあるのか。あるいは1周目は静かに進行して行くのか。かつてリンゴ生産量東洋一を誇った札幌・平岸。豊平川の東岸高台を南北に伸びる平岸通を約2.5km、北海高校、北海学園前を抜け、南7条大橋を渡って札幌の中心部に戻るとおよそ12キロ。コース形状や起伏のアクセントがある1周目の大ループの内、1度だけ通る前半部が終わる。■豊平区から南7条大橋を渡って札幌の中心部にもどると選手たちは創成川に沿って北上。北海道マラソンでは創成トンネルを利用するが、オリンピックではトンネルは潜らず地上を走る。■創成川は、豊平川から取水し、中島公園の菖蒲池、鴨々川を流れ南7条から北へ真っ直ぐにのびる人口河川。江戸時代末期に大友堀としてつくられ、北海道開拓の中核、札幌本府建設の中核をになったばかりか、防火・風致・灌漑などにも大きな役割を果たしてきた。■南7条大橋を渡った選手たちは橋の前後にある坂を下りながら右折。進路を北に変える。南6条から北24条まで約4キロ以上、創成川に沿って走る。創成川は札幌の地名を東西に分ける。選手の進行方向、左側は西1丁目。右側は創成川が流れている。創成川には柳の並木が続いている。長い直走路だが沿道の表情が多彩、変化の富む。■創成トンネルに入らず左車線にスライドしながら側道に入る。すぐに国道36号と交差。交差点を渡ると南4条から北1条まで、選手の右、創成川は公園化されている。狸小路、二条市場、創成橋(南1条)、テレビ塔がそびえる大通とあっと言うまに過ぎていく。狸小路と創成川の対岸は地下道が通じているので交通規制されていても歩行者は二条市場側へ移動することができる。テレビ塔から北は2周目以降のループコースとして重複する。大通から北は3回走る。1周目はまずは様子見になるのかもしれない。テレビ塔の北側はNHK、2018年秋にオープンしたした創成スクエアと続く。創成川の公園は北1条で終わり、創成トンネルの出口が顔を見せる。以降は川側に歩道など歩行者エリアはなく、声援は選手の西側からのみ。■道幅が広いのと、南から北へ向かうことから朝の日差しを後頭部に浴び続けることになるだろう。■トンネル出口と合流すると前方にJRの高架が見えてくる。創成川通には横断歩道橋が交差点ごとにいくつか架かっている。通常マラソンでは歩道橋の上での観戦は禁止される。北3条西1丁目にあるホテルは創成川に面したところにテラスがあり、観戦者にスペースを解放するなど、企画が催されるかもしれない。■JR高架下を通過。その先、北海道マラソンでは北8条で左折するが、ここも真っ直ぐ進む。この辺が14キロ地点。北8条を通過すると4車線から2車線に車線が減少する。歩道も狭くなる。創成川には並木が続いている。2011年までは北海道マラソンでもここを通った。選手の西側にはマンション、北九条小学校、藤女子大学など比較的高い建物が、東側は川と川の対岸に南進する車線が続いていて日差しを受ける。特に北13条辺りからは川の並木もなくなる。■15キロ地点は藤女子大付近になると予想される。15キロ地点は2周目が25キロ地点、3周目は35キロ地点。25キロ、35キロとも五輪では大きな変化が起きる地点でもあり、抑えておきたいポイントではないか。更に1キロほど北上すると北24条。コースの中でもっとも北に位置する。ここで左折して進路を西に変える。この先、北24条は居酒屋など飲食店を中心とした商業地区。かつては飛行場があったこと、北区の公的施設が集中していることなどもあり、賑わいがある。■創成川南7条は南北線中島公園駅、すすきの駅が徒歩圏内。もっとも近いのが東豊線豊水すすきの駅。スタート直後に札幌駅前通りで観戦していればそこから徒歩で移動できる。■地下鉄南北線は北24条駅まで観戦場所に応じて駅をチョイスするなど利便性は高い。ただ、観戦者、五輪以外の利用者でごった返す可能性も否定できない。■東豊線も北13条まで創成川と並行して走っている。創成川には東豊線の方が近い。ただ北13条駅はコースの東側、創成川の対岸になるので、歩行者導線を確認しておく必要がある。3周目が終わったあと、フィニッシュエリアにもどる際は南北線よりスムーズかもしれない。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
長野五輪(1998年)のスキージャンプ個人ラージで日本のメダル獲得数は?半角数字1文字で答えて!

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kondahomare.asablo.jp/blog/2020/01/01/9196805/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。