東京五輪マラソンテスト大会5月5日に開催その32020/12/14 00:00

 2020年12月11日発表された札幌で行われる東京五輪マラソン・テスト大会(2021年5月5日)について、その3。「トップ選手」の顔ぶれについての見通しです(推測・空想)。

 東京五輪のマラソン日本代表選手、候補選手についてはかなり可能性は高いと予想しています。

 東京五輪のマラソン日本代表は2019年のMGC1、2位の男女4人とMGCファイナルチャレンジで設定タイムを突破して最速だった男女各1名の計6人。加えて代表6人に不測の事態が起きた際の補員男女各2名が代表候補となっています。

 お名前を紹介すると中村匠吾、服部勇馬、大迫傑、前田穂南、鈴木亜由子、一山麻緒、大塚祥平、橋本崚、小原怜、松田瑞生の皆さんです。

 気象コンディションはまったく違いますがレースペース(あるいはそれより速いペース)でコースを試走できるのはまたとない機会です。テスト大会がフルではなくハーフマラソンである点も参加しやすい点だと思います。

 加えて10キロの部がある点もポイントです。むしろハーフに80人のトップ選手が集まるのだろうかという心配さえしてしまいます。私が選手、関係者なら1周目は試走をしなくても(歩道の)ジョッグや車での下見で十分、2周目以降をレースを想定して走っておきたいと考えるはずだと思うからです。

 10キロは市民が五輪コースを走れる部門に位置付けられていますが、ここにトップランナーがエントリーしたいと要望してくることも十分考えられます。トップランナーが出場する10キロロードレースが少ない今、テンケーの日本記録が生まれることもあるかもしれません。

 道路競技の10キロ日本記録は男子が28分05秒(佐藤敦之2007年10月14日)、女子は31分44秒(千葉真子1996年2月11日)です。

 8月にマラソンを予定している選手(五輪代表)、マラソンを主戦場としている選手でも4月、5月はトラックレースに取り組みスピード面を重点的に磨き、5月下旬から高地トレーニングなど6週間ほどのマラソン合宿に移行するスケジュールとも考えられます。マラソン練習を3ヶ月とる場合だとテスト大会はちょうどマラソン練習に移行し始める時期にあたります。

 2021年5月5日(水)前後の競技会の予定を例年のカレンダーに照らし合わせるとトラックシーズンで春のサーキット陸上が行われている時期にあたります。4月下旬から5月上旬に神戸、広島、水戸で5000mや1万メートルの競技会が行われています。延岡のゴールデンゲームズに主力選手が集結します。5月下旬にある実業団対抗、大学対校の地区大会に向けて記録会も頻繁に行われます。2021年は5月3日に男女の1万メートルの日本選手権が静岡県袋井市での開催が決まっています。

 ロードレースでは例年なら4月下旬に岐阜で、5月に仙台でハーフマラソンの大会が行われます。市民ロードレースが再開していればゴールデンウイークには多くの大会が開かれます。以前、川内優輝選手が5月に3日連続を含むハーフマラソン連戦などという「川内流」の大会出場をしたことがあります。マラソンを主戦場としている選手にとっては出場を検討する大会となっていると予想されます。

 川内優輝選手のような競技スタイルの選手には出場を期待したいところです。北海道マラソンで北大構内での(悔しい)思い出もある川内(旧姓・水口)侑子選手と夫妻での出場があっても素敵だと思います。

 先日の福岡国際マラソンで脚光を浴びた吉田祐也選手は東京より先の2024年パリ五輪の候補として名乗りを上げました。東京のテスト大会でパリを目指す選手が快走をみせれば未来への物語としても話題になるような気がします。ただ、吉田選手はトラックで磨きをかけたいとしているのでおそらく2021年の5月はトラックの1万で日本選手権に駒を進めているのではないでしょうか。中1日で札幌にトライということはあるでしょうか…。

 マラソン代表候補選手ですが松田瑞生選手もトラックでの五輪出場を視野に入れていることもあり2021年5月は袋井にいる可能性の方が高いのかもしれません。

 1万メートルで代表を決めている選手については、日本選手権という国内最高のタイトルの連覇を狙うかもしれませんが、五輪に向けてという意味合いでは2021年の日本選手権1万mにはあえて出場しなくてもいいとも言えます。

 「マラソンを走るところを見たい」「パリではマラソンで代表か」と期待される東京五輪男子1万m代表の相澤晃選手が東京五輪のマラソンコースでハーフマラソンを走る姿は見たい気がします。ロードシーズンにハーフマラソンに出場するようですが、トラックシーズンはスピード変化などへの対応を考え5000メートルを重視する意向を示していたので5月のロードに姿を見せることはないのかもしれません。

 女子1万メートルですでに内定を勝ち得ているのは陸上長距離界で注目の人、新谷仁美選手です。ハーフの日本記録保持者でもありますし、10キロの日本記録を狙える選手としても真っ先に名前が上がるところでしょう。

 新谷選手は5000メートルでも五輪代表を狙う意向を示し、東京五輪の1万メートルで自分超え(世陸5位以上≒メダル獲得)を目指しています。5月5日頃の動向も興味深いところです。

 5月3日の日本選手権1万mを走って6月の日本選手権に向かうということは十分に考えられます。競技会が再開されていれば、それより前に5000メートルの記録を叩き出し、レスト、あるいはあえて鍛練期にあて山籠りなどかもしれません。スピードを維持しつつ距離を踏む時期と考えればハーフがあればトラックシーズン中にもロードに出場することも選択肢に入っていく可能性はゼロではありませんが、生半可な状態では試合に出てこないと考えるのが妥当でしょう。

 北海道のマラソンに縁があるといえば東京五輪の女子5千メートルで代表に内定している田中希実選手。両親が北海道マラソンを走り母親の千洋さんは2度優勝しています。鈴木亜由子選手が優勝した2018年はじめ近年も北海道マラソンに訪れていました。ただ、2020年に成果を上げているようにじっくり鍛練を積むことに主眼をおくでしょうし、5千に活かせるようにという点からすると1万メートルへの出場は考えられます。

 5月3日の袋井が非常に重要なっているような気もします。過密日程ではありますが日本選手権1万mは終了後なので北海道まで遠征してロードレースを経験ということもないわけではないのでしょうが、10kやハーフマラソンというより1500mやもっと短い800m、400mという種目でレペトレ的なものの方が現実的だと思います。エキシビションのような大会参加は五輪が終わってからなのかもしれません。

 一方でトラックを主戦場としている選手は5月のロードレースは選択肢にないかもしれませんが、日本選手権に出場する選手はほんの一握りなので、マラソン、ハーフマラソンで日本代表に育っていくよう選手が自国開催のオリンピックに関かかわる大会にエントリーしてくる可能性はゼロではないと思っています。

 またマラソン練習の場所(練習拠点)をどこにしているかも関係してくると思われます。移動や出入国の手続きの状況がどうなっているのかといった点です。マラソン代表の中では拠点を海外にしている大迫選手については顕著に出場の判断を左右するような気がします。

 テスト大会には海外選手も出場できる方向で準備を進めるようですが、入国や滞在方法についてもどのような運用がされるのかコロナの状況含めて大いに関係してくるでしょう。

 出場選手については1ヶ月前くらいに固まってくることになるかと思っています。今は勝手な妄想です。想像すると楽しい気持ちになります。お名前を上げさせていただいた皆様ごめんなさい&ありがとうございます。

 テスト大会、もちろん本番も実施される世の中になっていることを願うばかりです。

※このブログは12月12日のnoteへの投稿を転載したものです
https://note.com/kita_fox/n/n83d6a51d5cda

東京五輪マラソンテスト大会5月5日に開催その22020/12/14 00:00

 12月11日に発表された札幌で行われる東京五輪マラソンのテストイベント(2021年5月5日)について、その2です。

 実に工夫、考えられたテスト大会だなというのが私の第一印象です。

 2019年秋、従来の予定では大会まで10ヶ月を切って突然、降って湧いた会場変更。常識では対応不可能とみられたミッションは実現可能な形になりました。その過程で重点をおかれた要素の1つが変更を受け入れる地元へのインパクト(負荷衝撃)を最小限にする点だったように見受けられます。

 その1つが五輪での占有する施設、エリアです。例えば大通公園。コロナ禍が訪れる前の段階ですが「市民からビール祭りを奪うのか」という声がありましたが五輪マラソン競歩の受け入れで「お借りする」のは大通西2丁目、西3丁目、西4丁目の3ブロック(それでも多いという声もありましょうが…)。さっぽろテレビ塔の立つ西1丁目や西5丁目より西側には及ばずビアガーデンも共存できる計画となりました。

 ※2ヶ月程度前からと見られていた大通公園休止期間は4丁目に限っては2021年4月から8月末、2丁目、3丁目は5月から9月末となった(2020年12月)。

 テスト大会もフルマラソンではなく、ハーフマラソンと10キロとに分けています。フルマラソンともなればスタート前も合わせて半日、生活時間であればほぼ1日は札幌中心部を閉鎖させてしまうことになりかねません。官公庁やオフィス分野にとっては非営業日のゴールデンウイーク中といえども都市をスポーツイベントが占めるというのは難しいお願いなのだと思います。

 半分で済ませるというのは「地元への影響を最小限に」する1つでもあるように感じます。ただし、北海道大学南門を出た先をフィニッシュする五輪コースの中間点までだと実際のテストには足りない部分が生じます。

 北海道庁から北3条広場、そしてフィニッシュエリアについては競技運営上、可能な限り重点的に「テスト」すべきところのはずです。特に道庁東門(正門)から北3条広場、大通の北側の駅前通は北海道マラソンでの運用実績のないパートです。

 本来なら道庁を通過して駅前通を走り周回を重ねる運用もして32キロ、周回テストはともかく少なくとも五輪のフィニッシュ地点の22キロまでとしたいところだったのではないでしょうか。

 そこで10キロの部を組み合わせることで、南大通から創成川通へ左折する運用やレース終盤の北海道大学南門から北海道庁、北3条広場を経て駅前通から大通公園のフィニッシュの運用テストも行えるわけです。しかも部門を2つに分けることによってイベント全体の所要時間もコンパクトにすることが可能です。

 さらに「コロナ禍で市民2,500人参加のイベントができるのか」と批判的な指摘も受けそうな参加者数についてですが、10キロの部が2周目以降をテストする狙いであるとした場合、レースの先頭から脱落した選手までの幅を想定することも必要です。所要時間の短い10キロ走で3周目の実証テストをするとなると人数によって先頭から最終ランナーまでの幅をつくりだすのはシミュレーションの確度を上げる有効な方法だと思います。

 同時にオリンピックやテストイベントが一部の人たちだけのものではなく、会場を受け入れた北海道、札幌市はじめ多くの人たちの参加、応援する形をつくることも視野に入れているではないでしょうか。

 またハーフマラソンの部の参加者がトップ選手80人というのは五輪の出場枠を想定したものでしょう。スタート時のオペレーションや大通公園周回のコーナーの密集度合い、1度しか通過しないコース南部の通過状況、コース全体を掌握するという点でも適正なサンプル数としての設定と考えられます。

 市民ランナーの心情としては10キロよりもより長いハーフへの参加を望む声もあるとは思いますが北海道マラソンと異なるスタート形態となる五輪コースの場合、テスト大会の性格上、五輪出場選手数を超える運用は難しいように感じます。

 このあと出場選手の予想を「その3」に記します。

※このブログは12月12日のnoteへの投稿を転載したものです
https://note.com/kita_fox/n/naa12a7d5bafc

東京五輪マラソンテスト大会5月5日に開催その12020/12/14 00:00

 東京2020組織委員会は2021年8月に行われる東京オリンピックのマラソン競技のテストイベントとして「札幌チャレンジハーフマラソン 2021」と「札幌チャレンジ10K 2021」を2021年5月5日(水・祝)に行うと発表しました。

 ハーフマラソンは海外を含めたトップランナー男女80人。テンケー(10キロ)には市民ランナー2500人程度が参加でき、2021年2月をめどにエントリーを始めたいとしています。

 どのようなトップ選手が出場するかはこれからになりますが、五輪の日本代表選手が「試走」で参加する可能性はありそうです。海外の代表選手についても門戸を開く方針です。

 いずれも世界陸連(WA、ワールドアスレチックス)に認定された札幌の東京五輪マラソンコースを利用した日本陸連公認コースとなる予定です。

 札幌で行われる東京五輪のマラソンコースは大通西4丁目(大通公園の北側・北大通、札幌駅前通から約46メートル西側)をスタートし、西11丁目・石山通と駅前通間の大通公園外周をほぼ2周したあと札幌駅前通を南に進んで南平岸を南端とし北は北24条を回る大ループと大通西3丁目の公園南側を通り創成川通に合流して1周目の北側の小ループ約10キロを2周する変則計3周し、大通西3丁目(駅前通東側車線)にフィニッシュします。五輪コースとして11月11日にWAから認定されました。

 ※コースに関しては若干の変更がありますが別の項目で取り上げていましので参照ください。

 テスト大会は会場準備、選手・スタッフの導線、交通規制、沿道整理など大会運営の訓練、課題の確認としても貴重な機会ですが、新型コロナウイルス対策とその検証について関心、注目が高まると予想されます。

 新型コロナウイルスへの警戒が強まり「さっぽろ雪まつり」の開催が中止に向かうといった情勢の中での今回の発表には五輪開催を不安視する声の高まりなどもあり、懐疑的、否定的な見解が広まっている点は否定できません。

 「オリンピックがやってくる」「オリンピックコースで市民も参加したランニングイベントが開催される」となれば従来なら「胸踊る」お知らせと受け取られてもいいはずですが、そうならないのは新型コロナウイルスへの不安の大きさ、深刻さを裏付けているのだと思います。

 東京2020組織委員会の森泰夫大会運営局次長は「(テストイベントが)実施できる状況になってもらいたいと望んでいるが、状況を注視して、地元と丁寧に相談しながら決めていきたい」と話しています。

 コロナ禍が収束していることを望みますが、仮に収束していなかったとしてもコロナ禍でも活動できる方法を見出し、市民がスポーツを楽しめる環境が得られているのであれば、感染症のあるなかでも人々が生きていく、生活していく希望となるのではないでしょうか。

 ここまでがテストイベント「マラソンフェスティバル2021」発表に関する概要と所感です(長くなりました)。

 このあと「その2」「その3」で出場選手の見通し(予想)などを記してみます。

※このブログは12月12日のnoteへの投稿を転載したものです
https://note.com/kita_fox/n/n5fcf1435f0c4

東京五輪マラソンコース2020/08/10 03:38

note 始めました → @kita_fox_da #note https://note.com/kita_fox/n/nd8cd6e1d5ef3 東京五輪マラソンコースのツイートまとめ。ブロクやっているのにnoteひつようなのかな?と思いつつ。▼

1)普段の進行とは逆走になる大通公園の外周2周。スタート後2つ目のカーブは90度より鋭角。1つ目からこの角まではバスケットコートくらいの長さしかない。道幅は広いので80人で突っ込んでも大丈夫だとは思う。ここはポジションよりアクシデントに絶対巻き込まれないこと。2周するから2回とも注意。

※札幌で行われる東京五輪のマラソンのコースはまだ世界陸連(WA)による距離計測、コース検定が行われていないので発着点は確定していない。概要は2019年12月に決まり大通公園発着で札幌市内を変則3周する。スタートは大通公園の北側を西に向かい公園の外周を2周する。大通は北側が西から東へ、南側は東から西への一方通行。陸上競技は(トラック競技など)左回りが標準的ということか五輪では大通公園の外周も左周り。よって「普段の進行とは逆走」。北・大通は2009年から北海道マラソンのフィイニッシュ地点(西8丁目)になっている。この時も普段の交通とは逆走。西6丁目を北から南に走り右折して西8丁目にフィニッシュするので2017年の前田穂南も2018年の鈴木亜由子も大通を東から西に向かってフィニッシュした。コース形態も北海道マラソンのフィニッシュは東京五輪のスタートにつながっていたわけだ。

※コース計測をしてみないとわからないが机上の計算では数百メートル長いのではないかと思っている。その分、スタート地点を西に移動させるのだろうがまさにそこが北海道マラソンのフィニッシュ地点と重なる可能性があるのではないか想像している。

※大通公園外周周回の西の端が石山通(西10丁目)。迂回路のない幹線道路。石山通をコースにするメリットは「歩行者」の導線を確保できる点。マラソン実施時にコース横断を不可とした場合でも「地下鉄西11丁目駅」とつながる地下道を使えば公園の中と外をつなぐ経路が確保できる。公園内に大勢の人に入ってもらい南北に移動しながら何度も声援を送ってもらえる構想なのかなと。同時に沿道での応援の自粛を呼びかけるケースが起きた場合はコースが西9丁目に変更されるケースもあるのかなとも想像している。

2)大通、駅前通とも道幅は十分ある。北海道マラソンでは駅前通は中央分離帯を挟んで両方の車線をコースにするが五輪ではどうするのか。駅前通に右折する際、右側の車線に入れば僅かだがショートカットできる。南1条に路面電車の軌道が横切る。ススキノ交差点から中央分離帯がなくなる。

※東京五輪マラソンの最大出場枠は80人。

※WAのコース検定次第のところはあるが札幌駅前通はどのようにコースとして利用され、規制の範囲はどこまでだろうか。規制解除のタイミングと範囲、観覧可能エリアをどうするのか。北ループでは南大通を周回で使う。フィニッシュ後、選手をどう移動させるのか。スタートから10数分後、遅くても午前7時30分ごろまでに選手は駅前通を抜けていくだろうが、南1条あたりまでは競技終了まで車両は止めたままなのだろうか。歩行者天国のような仕様で観戦者にスペースを解放するのだろうか…想像を巡らす。

3)5キロ関門は左折右折のクランクカーブの間にある。クランクは最短コースを行こうとして進路が狭まる。安全策で外をまわってもすぐに縁石側に幅寄せされる。始め左に小回りして次のカーブを広く回るのが良いかもしれない。但し5キロ過ぎの右折は鋭角。また給水がどちら側になるかも気になる。

※給水地点は14箇所。パーソナル5、ゼネラル9。5キロごとにパーソナルとゼネラル(15、25、35は同一箇所。20、30、40も同様)、その間(5キロごとを含む毎2.5キロ)にゼネラルという感じになると思う。パーソナルの5つめは不明だが北ループの周回起点付近に設置されるかな。これも推測だが。

4)大通2周、5キロのクランク。ポジションどりで神経をすり減らすくらいならと。スポーンと飛び出す策もある。3000scで先頭に出た方が楽というやつ。先頭を走るのが一番リスク回避できるかもしれない。実質的にレースが動くのは8km付近の登りが終わってからだと思う。そこまではアクシデント回避を。

5)5キロを過ぎると碁盤の目形状ではなくなる川の流れのようにコースも緩やかに蛇行。左折して豊平川を渡る。幌平橋の前後で登り下りがある。ダメージを受けるような起伏ではない。橋の上では進行方向から日差しを受けるだろう。5キロ地点もそうだったが東に向かうとき日差しを感じる。豊平区に入り右折

6)中の島通も朝の時間帯ならコースに影を作る程の建物が続いている。橋や道の緩やかなカーブで集団の流れテンポ、リズムに若干の変化があるかもしれない。この先登りがあるとわかっているから全体的には落ち着き大きな変化はないだろう。飛び出し組と集団が一つにまとまるとかか。

7)2.5キロごとに暑熱対策地点(給水、氷、シャワーなど)がもうけられるとすると坂に入る前、北海道科学大学高校付近設置されるのか。当日の気象コンディションによるがエイドステーションも接触などアクシデントがないように。スポンジは使えるのか、ボトルの共用は、どうなるのだろう。左折へ。

※コロナ対応策が示されてからになるが、ボトルの共用やスポンジの利用に関する規定、給水スタッフの健康チェックと人選、手袋・フェイスシールド着用義務付けなど、ゼネラルの対応は従来とは大きく変わることも想定しておく必要があるかもしれない。

8)コースの中で唯一の登り坂。と言ってもまだ序盤の9キロ手前。他の駅伝やロードレースなどではよくある、特筆するような登りではない。ただ登りの得手不得手は出るだろう。その差が垣間見える分には問題ないが、この時点で脱落者が顕在化するきっかけにはなるかもしれない。

9)唯一の登りで「ちょっと試しに」的にいたずらする選手はいるかもしれない。それがなくても登りきってカーブを曲がると視覚的には感じない緩やかな下りになるので間違いなくペースが変わる。気持ちよくなって加速する者もいて縦長になるかもしれない。このエリアは1度しか通らない。

10)ビルは多いが道幅もあり、左側の車線のみがコースであれば競技エリアに日陰はほとんどないだろう。映像制作的視点では電線が多いのが気にかかる。日本の放送技術なら問題ないが、直進性の高い電波で上空リンクの方式だと細い線でも細かい遮断にならないのだろか。また運営上も大小看板が多い。

※オリンピックでは「ベニュークリーン=競技会場における広告物の排除」という決まりがある。オリンピックのヴィジュアルはクリーンであるべきという考え方で、オフィシャルパートナー、スポンサーといえでも広告物を掲示できない。街中の既存の広告物についても五輪仕様に彩を変えるのではないだろうか。ススキノはもちろんのこと平岸、北24条と意外と大変だろうなと思う。

11)10キロを過ぎると北海学園、若松勉さんらプロ野球選手も多く輩出した北海高校の前を通る。LA五輪金メダリスト南部忠平さんの母校だ。昔、道新販売所があり、今は公園になっているところに突き当たり右折左折の連続カーブ。男子のスピードだと道幅も狭く感じるだろ。北海道マラソンではスポンジ地点

12)豊平川を渡って再び札幌の中心部へ。橋の前後で登り下り。豊平川とビル群。この辺のレイアウトが好き。2017年の北海道マラソンでは前田穂南が田中華、野上、下門らを従えて序盤から堂々たる姿をみせていた。現川内夫人も出場していた。橋終わりの下り、右折しながら左側道に進行するところは注意

13)創成川に沿って北へ4km。テレビ塔の下から北は約10キロを3周する北ループ。10キロ4周にしなかったのは80人の集団で北海道大学構内進入は難しいとの観点もあったのではないか。創成川に柳などがあるが北13条辺りからは並木もなくなり日差しを浴びる。15キロ。果たして人数は絞られているか。

※日本陸連の科学委員会の調査では15キロ(25キロ、35キロ)地点の数値は高めに出ているとのこと。

14)北24条を左折すると正面に手稲山。レイアウトは違うが創成川〜北24条というルートは高見沢勝佐久長聖高監督がコーチ1年目で優勝した年にも走った。村澤はあのレース見ていたと言ったが大迫はどうだったろう。賑やかな北24条の商業地区を過ぎると北大第二農場に沿って左側カーブ。左折するといよいよ

※佐久長聖高校の高見沢勝監督は、日清食品時代に2位(2007)、佐久長聖高教員クラブで優勝(2008)、4位(2009)などマラソンキャリアのほとんどが北海道。2007年の優勝はジュリアス・ギタヒ、2008年は中本健太郎、清水将也らを寄せ付けなかった。

15)北海道大学の北キャンパスから北18条門まで7つの直角カーブ。20キロ、30キロ、40キロ地点のある中央道路を直線で約1キロ走るが北大を抜ける南門、北海道庁東門と狭い箇所、段差のあるところと街中をカーチェイスするような、F1モナコグランプリのようなスリル感が味わえるかもしれない。

16)北海道大学のジグザグは3度通る。それぞれで走り方も全く変わってくるだろう。難関と言っても1度目はまだ半分どころか20キロにも達していない。勝負の時に備え、極力ダメージ、消耗を抑えたいところだ。足を滑らせたり、接触したりして転倒さえしなければどこをどう走ったっていい。ここは無理せずだ

最初の15キロあまりは北海道大学に進入する際の混雑緩和隊列形成の準備段階。1周目の終盤、北大に入るあたりから連続カーブの影響もあってふるい落としが始まる…というイメージを抱いている。約10キロの北ループはx3キロからx8の東&北側5キロがカーブなどを気にせず走れる、態勢づくりができるところ。x8〜x2の間は、カーブや狭い箇所が連続し勝敗の分岐点、明暗が生まれるのかな…などと思っている。(x3とは13キロ、23キロ、33キロ。x8とは18キロ、28キロ、38キロ。x2とは22キロ、32キロ、42キロのこと)

都心にコースを設定している大会はどこのマラソンコースもそうかもしれないが交差点が多い。北海道マラソンの場合は創成トンネルの利用や交差点間の距離が長い郊外のバイパス的な道(新川通)をコースとしていることからそう感じるのかもしれない。交差点がある分、警備体制も厚くしなければならないだろう。アテネのリマの悲劇のような観衆の飛び出しにも注意は必要だろが、危険度から言えば車両などの誤進入や突っ込み防止。1つ手前の辻から止めたりするのだろうか。だとしたら…そのスペースに観客を入れたらどうだろう。創成川通は歩道が狭い。東側(川側)には歩道がなく観覧者のいるスペースがない。北大、道庁、駅前通は賑やかになるだろうが、実は創成川に沿って北上するエリアは声援が欲しいのではないだろうかと思うのだ。

ナンバリングしている(番号をふっている)のが2020年8月7日から8日にかけてTwitterに投稿したもの。まとめておこうとこのnoteに転載した。

おうち時間2020/05/10 21:53

これまで経験したことのない時間を過ごしている。・・・そのお陰というのもおかしいが久しぶりにブログ更新。■テレワーク(遠隔勤務)も体験している。会社のモバイルPCを在宅でも利用できることになったが、もともと私用で自宅にあったものや個人電話、自宅用のワイファイなども在宅勤務用に活用できるな、などと感じていた、我が家は多分、AI環境はそれなりに進んでいたと思う。■ところが、在宅ワーク序盤、自宅のmacが動かなくなった。サブ用のノートや会社支給のPCを使ったので在宅業務には支障なかったが、勤務後や休業中の時間はMacのリカバリーに時間を投じることになった。自宅近くのサポートセンターは新型コロナウイルスの感染拡大防止に対応しクローズ、電話での問い合わせと郵送でのサポートを受けることになった。電話オペレーターの話では、この状況下で修理に時間がかかるであろう点を了承してほしいということだったが、1ヶ月くらい、緊急事態解除までくらいかかるかなと覚悟してが、予想外に早く帰ってきた。感謝。■とはいえ、リカバリー品を以前、使っていた環境に戻すこと、また、新たな”お家”時間仕様に整えるのにはそれなりに時間がかかった。WEB会議アプリやこれまでほとんど使うことのなかったフェイスタイムなどのビデオ通話システムなども使えるようになった(なり始めた)。■一方でSNSはあまり使わなくなったような気もする。毎日検温してtwitterにあげたりもしてみたが、疲れてしまった。テレビも同様。そんな中、YouTube(映像投稿サイト、これもSNSの一種かな?)は、見るようになった。ゴルフ 関係の動画は特に。そして、自分でも編集して投稿した。札幌在住ということもあり、開催地が東京から変更になったマラソンコースの紹介映像を作った。■3月頃から、部分的に投稿したが、お家時間を利用して少しずつバージョンアップ。アップデートした動画は https://youtu.be/_qGcMviVQwo 「10分で分かるTOKYO2020マラソンコース(東京五輪札幌会場)」、映像で外の景色をご覧いただければ・・・。

東京五輪マラソン日本代表決まる2020/03/08 19:49

3月8日、MGCファイナルチャレンジも全レースが終了し、日本陸連がオリンピック選手団に推薦するマラソン男女6選手が確定した。男子は中村匠吾(富士通)、服部勇馬(トヨタ自動車)、大迫傑(ナイキ)。女子は前田穂南(天満屋)、鈴木亜由子(日本郵政グループ)、一山麻緒(ワコール)。MGC1、2位、およびMGCファイナルチャレンジで設定記録をクリアした最速者。フレッシュな面々となった。■世界との差はあるが、戦える領域にきている。大会までしっかりと準備し(キャパを広げ)、当日、100%の力を発揮できればチャンスは十分あるはず。信じている。■また、代表同等に備える候補選手、大塚祥平、橋本陵、小原怜、松田瑞生の各選手も難しい立場だと察する部分もあるが、誇りをもって備えてほしい。■相手が、キプチョゲ、コスゲイだろうが、日本代表に期待するワケについては、追々このブログにも記して行こうと思う。■■代表選考では、挑んで散った者、夢途中で、あるは一旦は条件をクリアしながら断たれた者、勝負の世界残酷な場面もあった、尊い戦いをみせてくてた全てのアスリート、関係者に敬意を表し、感謝したい。

東京五輪マラソンコース:一部を車窓映像で2020/03/08 14:51

新型コロナウイルス、心配ですね。予防、感染拡大防止に努めましょう。■さて、在宅時間が増えた、ということもあり、北海道マラソンのコースをベースに設定された東京オリンピックのマラソンコースを知る参考画像を紹介します。ユーチューブにアップされている、"ドラレコ"映像です。こちら→https://youtu.be/Yt5Sv4gZZp8 (当初のリンク先 https://www.youtube.com/watch?v=zlRVexB8_-4  8キロ付近の登り坂などがありません)の映像は「スタート」、「大通公園外周」、「ススキノ」、「幌平橋」といった序盤と19付近からの3度通る「北海道大学構内」、そして、「北海道庁」、「北3条広場アカプラ」、フィニッシュ含む「札幌駅前通」と象徴的なところ、肝心なところはありませんが、幌平橋を渡ったところから北大北門までの6キロ過ぎから19キロ(22キロから29キロ、32キロ39キロ)の映像です。撮影は2018年頃の映像中心。見てみると、北に進む道が長く、8月早朝2時間の間は後頭部に日差しを受ける時間が長くなると実感できます。北大構内は北海道新聞の映像どうしん電子版五輪マラソン レジェンド・瀬古利彦さんがコース解説「https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/6127562382001」東京五輪マラソンコース「https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/6125083505001」東京五輪マラソン 札幌市内のコース見所紹介「https://www.hokkaido-np.co.jp/movies/detail/6106987469001」北海道マラソン2019のコース紹介「https://youtu.be/SS17Mcwd9xM」←この動画のスタートから3分22秒まで(1分26秒のところが唯一の上り坂)と12分23秒から14分20秒までがコース参考になります。距離表示は前半部は4キロプラス。北大構内は19キロから21キロくらいでしょうか。北大への進入は北海道マラソンとは違う経路になることも予想されます。■こちらも参考になります⇨JAAFのMGC関連動画「北海道マラソン2017ダイジェスト」https://www.youtube.com/watch?v=jqj-yLOjXxo&list=PLwVo55w29fJqblRiII0oSRv2awhXhLtNZ&index=31&t=0s 「北海道マラソン2018ダイジェスト」https://www.youtube.com/watch?v=TvokKwHL8K8&list=PLwVo55w29fJqblRiII0oSRv2awhXhLtNZ&index=34&t=0s 北海道文化放送「北海道マラソン2017ダイジェスト」https://www.youtube.com/watch?v=HiqkDgF1A6I 17年に前田穂南、18年に鈴木亜由子が優勝 村澤明伸が優勝した17年のダイジェストには北大の連続するカーブの1部も見られます。■YouTubeの動画がアップデートされたのでリンク先などを更新しました(2020.3.10)

北海道マラソン 2020年は休止2020/01/31 01:06

北海道マラソンの組織委員会は30日、札幌市内で実行委員会を開き、今夏予定していた北海道マラソン2020の休止を決定した。■東京オリンピックのマラソン会場が札幌へ移転するという話が持ち上がった瞬間に、ああ、2020年の北海道マラソンは行えないだろうな・・・と予想していた。だって、ひと月に3回も、都市を封鎖して、マラソンをなど世間が認めてくれるとは思えなかったもの。覚悟はしていたが、ついに正式に決まった・・・。北海道マラソンの運営にあたる人たちの多くは今回の五輪マラソン・競歩の札幌会場での実施に深く関わることになるようだと思うが、1ローカルテレビ局の番組制作、映像制作部門の者はお暇をいただくことになるのかと。■オリンピックの映像制作やテレビ放送は地方のいち企業が番組をつくるのとはわけが違う。仕組み、規模などまったくの別世界。オリンピック方式でおこなわれ、もう、天からどーんと降ってきて世界へドーンと発信する、のだろうと。■マラソン中継の仕事をしない夏は札幌生活で初めてだな。バカンスになるかな。オーディエンスのひとりとなるか、函館の競馬中継スタッフに駆り出されるか・・・。一般市民の立場からでもいいから、見ておきたいなぁとは思っている。もちろん、アスリートたちを全力で応援するつもりだ。

瀬古利彦氏来札〜五輪マラソンコース公表後初2020/01/16 00:05

東京五輪に向け日本マラソン強化を託された瀬古利彦氏。1年後の東京五輪と同じコースでマラソン代表を選考するMGCマラソングランドチャンピオンシップ(9月15日)を終え、本番へ大きな山を越え、さらに気合を入れ直した矢先、突如、降って湧いた会場移転。まさに晴天の霹靂。突然のことで衝撃を受けた。あまりのショックに気持ちも沈み、何も手につかなかっと心情を吐露。年末にコースが決まり、2020年が明けて、やっと気持ちを切り替えたという。14日、札幌のテレビ局の依頼を受け北海道を訪れ、初めてコースを見て回った。■スタートフィニッシュの大通公園、「気が引き締まる」。「ビアガーデンはやった方がいいね、飲みに来るよ」。すすきの、「最高だね、ここしか知らなかったからね」。テレビ向けにか、おどけたコメントを口にするサービス精神。5キロ、「まだ大集団だろうね」。大通公園外周2周を含めここまで左折7回、右折1回と8度の直角のカーブ。「最短距離を狙って接触や転倒、捻挫しないよう気をつけないと。靴底が厚いからね。直線はいいけと、カーブはね」。■8キロ付近の登り坂。「後半に(坂が)あるとよかったんだが、まだ10キロ手前、影響ないかな」。「気温はどうかな」。「給水ごとにペースが上がる、アフリカ勢はガンガン前に行くと思うよ。遠慮するなと選手には言おうと思っている」。南7条大橋を渡り創成川に沿って北へ。テレビ塔の下を通ると「ここは何キロくらいだろう」(スタッフ:12キロから13キロ、ここからは北側の周回と重なり3回走ります)「周回はいいね、応援し易い、3回見られるもの、少し移動すればさらに3回、警備や係員の負担も減らせる」。「現場で見て欲しいね」という具合にコース全域に渡って確認する瀬古リーダー。「北海道大学の構内を走るのも素晴らしい」。「30キロからだろうね。後半の方がペースが上がる展開を予想しておいた方がいいだろう。男子でいえば5キロ14分半を切るとか」。赤レンガ、「北海道の象徴的な所を走り、フィニッシュに向かう、いいね」。「札幌駅も近いんだね」。■沿道を応援で埋めて欲しい「中村!服部!前田!鈴木!って名前で応援してくれたら選手も力が湧いてくる」。「札幌に足を運べるのは雪解けの春になってからかと思っていたが、このタイミングで見ることができてよかった」。落ち込んでいたリーダーが視線をしっかり前に向けた。■マラソン五輪代表残り1枠は速さ(設定タイム)がカギとなる、こうした事態を予想していたわけではないが、ファイナルチャレンジにも大注目。