シンボリルドルフ死す2011/10/05 00:59

無敗の三冠馬、シンボリルドルフが4日死んだ。1984年に皐月賞、東京優駿(日本ダービー)、菊花賞を無敗で制し、86年に引退するまで通算16戦13勝。クラシック三冠後にも天皇賞、有馬記念(2勝)、ジャパンカップと史上最多タイのGI7勝を挙げた。その勝率同様、1番人気13回と常に高い期待を背負い、確実に成績を上げ続けてきた。■競馬はブラッドスポーツ、そして、世代、時代の物語でもある。自分史の中に、どの馬とともに生きているか。シンザンか、トウショウボーイ、テンポイントか、ミスターシービーか、オグリキャップ、ナリタブライアンか、ディープインパクトか・・・。■私は1990年12月、トウカイテイオーのデビューを中京競馬場で見た。ダービーを同時代に東京競馬場で見たのはメリーナイス、サクラチヨノオー、ウィナーズサークル、アイネスフウジンの4頭のみ。デビューを見たトウカイテイオーの勝利は札幌円山のマンションでテレビと短波ラジオのサラウンド(?)放送で視聴した。■ギャロップダイナの天皇賞をミュージックテープで何度も聞いて競馬実況を覚えた私にとって、野平祐二調教師、岡部幸雄騎手とともに「皇帝」は競馬の教科書だったが、ふと、実物のシンボリルドルを見たことがあっただろうか・・・と記憶を辿っているところである。ムチを抜き、ラストスパートのルドルフに「まだ早い」と言葉を送りたかった。