早くも夢の対決2011/09/01 23:19

陸上の世界選手権で福島千里選手が100も200も準決勝に進出した。快挙だ。だが、しかし、その上をいく奴らって、何者よ!?。体型、体質などアメリカ人を含むアフリカ系やカリブの人たちはともかく、欧州の連中もかなりキテいる。予選、準決勝でも22秒台は当たり前。中長距離でもイギリス、アメリカ、ロシアなどが絶対と思い込んでいたアフリカの牙城を崩している。アジアのみ沈んでいる感じだ。ホストエリアなのに大丈夫か・・・。■さて、その福島選手が進出した女子200メートル準決勝。3組で五輪チャンピオン、今大会でも女子100でメダルを取ったベロニカ・キャンベル・ブラウン(ジャマイカ)と世界選手権ディフェンディングチャンピオン、今回は400メートル出場も注目された(銀メダルを獲得)アリソン・フェリックス(アメリカ)が同組で走った。準決勝はキャンベルが先着。果たして決勝では誰が栄冠を手にするのか、100を制したジータ(ジェッタとも)も2冠がかかる。明日のデイリープログラムの表紙は女子200の選手だろうが、誰がなってもジンクス破りにも期待したい。

2011北海道マラソン2011/09/02 02:26

少々、遅くなりましたが、2011北海道マラソンに出場したランナーの皆さん、惜しくもスタートラインに立てなくとも2011夏を頑張った皆さん、そして、応援した皆さん、関係者の皆さん、お疲れさまでした。■放送という一面でのお手伝いでしたが、今年もこの大会に関わることができ、とても嬉しく感じています。この大会を通じて何らかの前に進む元気が生まれていることを願っています。本日(1日)、テグで男子マラソンの日本代表選手の顔を見かけました。2008年の北海道マラソンで2位の中本健太郎選手、去年、結果的には撃沈しながらケニア勢のハイペースに果敢に挑んでいった堀端宏行選手、その経験がいきてくれるものと期待を寄せています。■2011北海道マラソンは男子、アルン・ジョロゲ選手、女子、森本友選手がそれぞれ初優勝しました。ブログには書けないハプニング、反省点もあるように聞きますが、どうかそうしたことまでプラスに変えていただけるよう祈るばかりです。■私の担当は男子でしたが、女子に関する印象が強く残ります。この夏、心躍らせてくれた選手たちに感謝しています。その思いの断片を何回かにわけて記します。▶画像は女子上位3選手。左から2位嶋原清子、優勝の森本友、3位渋井陽子。

2011北海道マラソン②2011/09/02 02:49

土佐礼子選手は大会直前に故障をしてしまい、スタートラインに立てませんでした。レース当日の朝、ぎりぎりまで出場に向けて最善を尽くしてくれましたが、残念ながら欠場を決断しました。「シブと一緒にスタートラインに並ぶのが楽しみ」と話してくれていましたから、本人もとても残念に思っていることでしょう。今回の痛みは、フルマラソンに本気で立ち向かおうという気持ちが、少し無理をさせてしまったのではないでしょうか。復帰戦に向け気合いが入り過ぎましたね。7月、8月、そして大会直前と、みるみるマラソンランナーの姿に仕上げていく様には驚きすら覚えました。お子さん誕生後のマラソンチャレンジは次の機会を楽しみにしています。

2011北海道マラソン③2011/09/02 02:56

原裕美子選手はとても気になる選手です。何度も苦しい思いをして何度も復活しています。去年の優勝にも感動させられました。しかし、その復活劇のあとまたもケガの不運。周りにはケガ無く走れている人がいて、何で自分は・・・と思ったこともあったそうです。それでも「他人のことよりまず自分がやるべきことをやる」と5月の練習再開から少しずつ進み出しています。7月の札幌国際ハーフマラソンでは「まだ時間がかかりそうなのかな」という印象も持ったのですが、もともと力のある選手ですから北海道マラソンではまた激走もあるのではと考えていました。■確かに去年とは顔色も雰囲気も違っていました。記者会見では「苦しいときに考えること」という質問に「レースを終わったあとに楽しく美味しいものを食べること」と応えていました。会見後、複数の者で話を聞く機会があり、「レース後の食事について」改めて聞くと「良い結果を出すと食事も楽しい」と答えたのを受け、「去年は?」と更に質問があり、「去年は楽しかった」と応えていました。それを聞いて、私は「ことしも楽しく食べしょう」と投げかけました。■マラソンは簡単ではありません。体調、練習量、やはり今の状況としては仕方ない現実を受け入れなければならないときもあります。今回の原選手もそうでした。■あまり楽しくはないかもしれないけれど、「今年も楽しく!」と言った手前、招待をとも思いながら行動できませんでした。そうはいってもこれで終わりではありません。いずれチャンスが訪れることと信じています。

釜山テグ往来日記2011/09/02 22:26

韓国滞在5日目。釜山に泊まりテグで陸上観戦。KTXにお世話になっている。往来日記と銘打ったがもう帰国する日の方が近い。次はあるのかな・・・。■さて、表紙のジンクスとはデイリープログラムの表紙になった選手がことごとく敗れているというもの。きのうのブログに書いたように、大会7日目のデイリープログラムの表紙は女子200メートルの選手だった。結果から言えば、ジンクスは破られず・・・。ご丁寧に、トリミングしてフェリックとジーターの2人を表紙にしていた。優勝はベロニカ・キャンベル・ブラウンだった。オリンピックゴールドメダリストが世界選手権でもチャンピオンになった。■女子200mの決勝に進出した8人はアメリカ3人、ジャマイカ3人。あとはロシアとバハマ・・・。女子短距離ではアメリカ、ジャマイカ以外からファイナルの扉をこじ開けるのは並大抵のことではない。■今回のテグ観戦は地元・北海道の選手に声援を送るため。福島千里選手の2種目準決勝進出の快挙に興奮した。その一方で世界の強さを改めて思い知らされた感じがする。

高い山を登れ2011/09/02 22:40

世界の頂きは何と高くて険しいことか。世界選手権を直に観戦して感想は強まるばかり。頂点を目指す挑戦者にとっても、この先に踏み込むのは並大抵でないと感じているかもしれない。しかし、この険しさを知りえたのは限られた者だけなのだ。山登りに例えるなら山頂に近付いてきているからこそ感じるもの。ここまで登ってきた者、岩に指をかけ、手足を踏ん張り、アイスフォールや氷河の割れ目を勇気をもって越えて来た者だから知ることができたのではないか。■3年前の北京では、やっと登山口に立ったばかりだった。その山の雄大さに圧倒されて終わってしまった。あれから1歩1歩、進んできた、植物ももはや高木はなく、やがて低木も絶える。登山道さえなく石と岩。斜面もこう配を増す。頂きが近付けば近付くほど、酸素は薄く、ここまで力を尽くして登ってきて、さらに目の前に聳える道なき行く先の険しさに途方に暮れそうになるかもしれない・・・。■険しい山ほど挑みがいがあるという。麓から双眼鏡で眺めるているお気楽者だが強く念じることだけはできる。その険しい道のりに幸あれと。北海道から世界の頂きに挑む姿に応援を続けたい。敬意を持って・・・。

Daily Programme表紙2011/09/02 23:46

Day1:スティーブン・フッカー(オーストラリア)男子棒高跳び。北京五輪金、2009世界選手権優勝。予選5m50を3回失敗、記録なしで大会を終える。▶Day2:ベルリン大会男子100mのスタートシーン。中心にはウサイン・ボルト。テグ大会100m決勝ではボルトがフライング。▶Day3:ダイロン・ロブレス(キューバ)男子110mハードル。1着入線したが、劉翔を妨害したとして失格。▶Day4:エレーナ・イシンバエワ(ロシア)女子棒高跳び。4m65成功のあとパス。4m75の1回目失敗後、パス。4m80で形勢逆転を狙ったが2度失敗。6位に終わる。▶Day6:ヤルヘリス・サビネ(キューバ)女子三段跳び。北京五輪金メダリスト。6位。1回目14m43、2回目、3回目ファウル、競技中のケガで担架で運ばれていった。▶Day7:アリソン・フェリックスとカーメリタ・ジーター(ともにアメリカ)。■もっともDay5の表紙だったオルガ・カニスキナ(ロシア)は女子20キロ競歩で金メダルを獲得している。

印象的な女子3選手2011/09/03 13:36

①ファビアナ・ムレルFabiana Murer 16 March 1981 BRA 女子棒高跳び優勝。②イリヤ・ザリポワYuliya Zaripova 26 April 1986 RUS 女子3000mSC優勝。今季世界最高③ハンナ・イングランドHannah England 06 March 1987 GBR 女子1500m2位。▶①と③はオリンピック開催都市のある国の選手、ムレルはロンドン、リオと期待を集め続けるだろう。イバラの道だ。イングランドはアフリカ勢表彰台なし(アメリカ・イギリス・スペイン)の女子1500メートルで。名前がイングランドというのもおもしろい。韓国では「1番」のことを「ハナ」と言うので「イギリス1番!」てこと。▶実はザリポワのレースに衝撃を受けた。先頭を走り続け、1000mも2000mもラップを奪う(3:00.70 6:04.36)、障害があってもフラットレース並みのペースで突き進み、ケニアお家芸の障害レースを力でねじ伏せた。

釜山テグ往来日記②2011/09/03 23:20

次がありました。表紙のジンクスは遂に破れました。8日目は女子100mハードルのSピアソン(オーストラリア)が大会記録で見事に金メダルを獲得しました。女子走高跳びのブラシッチじゃなくてよかったです(良い戦いでしたが、ジンクスが続いてしまうところでした)。■ボルトのスタート前のジェスチャー、「しー」とやって両手を下に下げる仕草。会場に行くと分かるのですが、トラック競技のスタート前、スクリーンに大会マスコットキャラクターの「サルビ」が登場して、お静かにという映像が流れるのです。ボルトはその映像に合わせて自身もジェスチャーをしてみせたのです。■今夜のイベントで特に記しておきたいことがあります。ホイールチェア(車イス)競技が行われ、しかも女子800mでは日本の土田和歌子選手が銀メダルを獲得したのです!!陸上の世界選手権とは違うカテゴリーなのかもしれませんが、素晴らしいことです。■4日はいよいよ男子マラソン、そして男女の400メートルリレーがあります。テグ最終日、最後の応援、頑張ります。女子リレーでは北海道ハイテクACの畑さんが書いた福島千里選手の応援旗を持って声援を送る予定です。

釜山テグ往来日記③2011/09/04 22:52

KTXに乗るのもこれが最後か。淋しさと次なる物語への期待が交錯する。閉会式の途中でスタジアムを後にし、シャトルバス、そして釜山行きへと乗り継ぐ。韓国にいる間に月も変わり、総理も変わり、内閣も変わった。帰国したら時代の流れについて行けるかな?■きょうも有意義な1日だった。朝は男子マラソン。周回コースを複数箇所移動しながら沿道で観戦。日本コーチ陣とも一緒になり、中身の濃い観戦になった。■過酷なレースだった。個人では圧倒的にやらた感じでもチームなら報われることもあるという感じを受けた。銅かなと思っていたら銀だった。5人が表彰台に立ったメダルセレモニーも晴れやかだった。確実に「個人」でも多くのものに打ち勝ち掴んだものだ。特に公務員の川内やこれまでメディアにあまり扱われてこなかった堀端、中本といった、どちらかというと派手さのない選手が辛抱して引き寄せた団体銀メダル。心から拍手を送りたい。■夜のリレーはチームの力に期待を寄せたが、そう簡単ではないという現実。チーム力、技術の向上は勿論だが、圧倒的な「個」の力量アップが大前提だという当たり前のことを教えてもらった。