日本が金メダル!ノルディック複合団体2009/02/27 02:58

ノルディックスキーの世界選手権(チェコ・リベレツ)は26日、複合団体が行われ日本(湊、加藤、渡部、小林)が金メダルを獲得した☆日本は、和寒中学、下川商業高校出身の加藤大平(かとう・たいへい、サッポロノルディッククラブ)、秋田県出身で、札幌在住の小林範仁(こばやし・のりひと、東京美装)、同じく、湊祐介(みなと・ゆうすけ)。それに渡部暁斗(わたべ・あきと、早稲田大学)の4人で臨んだ。■前半のジャンプでは加藤が128メートルの大ジャンプを飛ぶなど日本は5位で折り返す。そして、後半の距離では第一走者の湊がリレーエリアの直前で首位に立つ。その後、一時は4位とメダル圏外に順位を落とすものの、第3走者の渡部が2位に。そして、アンカーの小林が再び金メダル争いに加わる。距離の強い、ノルウェー、ドイツと首位を奪い合いながらの激戦。デッドヒートのゴールはドイツと同タイム。写真判定になったが、見事に優勝を果たした。■世界選手権のノルディック複合で日本が金メダルを獲得したのは、1997年に荻原健司が個人で優勝して以来。団体では河野孝典(こうの・たかのり)、阿部雅司(あべ・まさし)らのラストシーズンだった1995年のカナダ・サンダーベイ大会以来、14年ぶりの快挙。距離が不調のエース高橋大斗を控えに回し、個人でも入賞を果たした小林、湊らが中心となって「距離」で逆転しての快挙だった。