2009東京マラソン近づく2009/03/11 01:14

東京マラソンが近づいてきましたね。3月22日(日)午前9時5分に車いすがスタート。10kmとフルマラソンは午前9時10 分に東京都庁前をスタートします。■2年前、新生、東京マラソンも移動放送車に乗りレースを見たが、今年も行くことになりました。担当は女子。土佐礼子、弘山晴美、大南博美、嶋原清子、那須川瑞穂、佐伯由香里、山下郁代、海外からも2時間25、6分の記録を持つ選手が招待選手に名を連ね、かなり豪華な顔ぶれなのです。■男子は世界選手権の選考レース。夕方4時すぎまで東京が一つになる東京マラソン、ぜひご注目を!

世界記録だ!岡部孝信!!W杯優勝2009/03/11 22:56

38歳の岡部孝信(雪印)がスキーのW杯ジャンプで優勝した(10日、クオピオFIN)★☆★凄い、スゴすぎる★☆★岡部には「逆転」のニックネームが付いていた。当初、それは2本揃わないとことでもあった。ただ、仮に1回目に失敗しても2回目には驚くように大飛行をしてみせる。長距離飛行の力を持っている。高い放物線を描く原田のようなホームランタイプではないが、ライナーでどこまでも伸びてゆく。鋭い飛び出し、玄人好みの完了の速さ、勝負師気質。土壇場で力を発揮する。■そして、2本揃い、世界と戦う日は直ぐにやってきた。94年リレハンメル五輪、ラージヒル五輪日本勢最高タイの4位。団体では銀メダルを獲得する。95年カナダ・サンダーベイ世界選手権、ノーマルヒルで世界チャンピオンとなる。■仕事人、スナイパーのような雰囲気はファンを痺れさす。日本のピンチを何度も救って来た。98年長野五輪、腰痛に苦しんでいた岡部はほぼぶっつけ本番のような状態でラージヒルに登場した。確か10番くらいの早いスタートだった。そこで見せたスーパージャンプはノーマルヒルで金を逃した日本勢の雰囲気を一変させた。船木が金、計測不能の原田が銅となった長野個人ラージは語り継がれている団体以上にドラマチックだった。■そして、団体4位の1本勝負の危機から再開した2回目。日本をトップに引き上げたのが岡部の大ジャンプだったというのは良く知られている。■長野後長く低迷した。W杯にカンバックし、トリノでは2大会ぶりに3回目の五輪に臨んだ。個人の成績は日本勢最上位だった。07地元、札幌で行われた世界選手権、さらに今年の世界選手権、2大会連続の団体銅メダルを支えたのは第2グループで各国の脇から胸元の急所を一撃に仕留めたような岡部のジャンプだった。■今シーズンはワールドカップ遠征メンバーから外れ、若返りの風潮にも結果で答えを出した。今シーズンも今回も「逆転の岡部」本領発揮である。■競技人生最大の逆転劇。そのお楽しみはまだまだこれからである。■お祝いの気持ちと尊敬の念を示したい。