決勝トーナメント@日本女子アマ選手権2010/06/24 01:02

「岡田ジャパンよりひとあし早く決勝トーナメント進出です」ニュースはそんなフレーズで始まった。5年ぶりの北海道開催となったゴルフの日本女子アマチュア選手権。地元の期待を集める札幌の高校1年生がクオリファイラウンドを12位タイ、マッチプレーに進出したというニュースだった。北海道関係者がこの大会でベスト32に進んだのは2006年の菊地絵理香、本多弥麗以来4年ぶりだ。◆日本女子アマチュアゴルフ選手権が今のように2日間ストロークプレーを行い、その後32人がマッチプレーのトーナメントで優勝者を決める競技形式になったのは2000年から。その年の優勝者は高校生の紫垣綾花。古閑美保との同級生決勝が話題を呼んだ。◆北海道勢のベストリザルトはベスト4。マッチによる今の競技形式が始まった2000年、準決勝で古閑美保に敗れたものの、和田委世子や宮里藍、石川沙織を次々に撃破した酒井千絵。そして、4年前にベスト16となった菊地絵理香は中学3年だった2003年に4強入り、北海道勢ベストリザルトにならんだ。中学生の快挙が話題になった。◆因に地元開催でみると、由仁で行われた5年前、地元勢で奮闘したのは当時大学4年生だった妻木亜弓。更にストロークプレー時代だが、ハッピーバレーで中田美枝が3位に入っている。中田は地元優勝が有力視される中での悔しい3位だったが、ストローク、マッチ合わせた日本女子アマの北海道勢ベストリザルト。優勝は米山みどりだった。◆今年、マッチプレーに進出した藤田光里。果たしてどこまで勝ち進むことができるのか、期待したい。