またまたゴルフにニューヒロイン誕生！: KONDA, Homare Blog

次々にスター、ヒロインが現れる女子ゴルフ界、またまた期待の選手が現れた。舞台は北海道、ヒロインは14歳5ヶ月、宮崎の中学3年生の柏原明日架だ。■22日からツキサップゴルフクラブで行われている日本女子アマチュアゴルフ選手権、春季中学チャンピオンの柏原は2日間のストロークプレーを３アンダー2位タイで通過。マッチプレーでも川岸史果とのエキストラ３、２１ホールに及ぶ激戦などを制し、史上最年少４強入りした。■準決勝の相手はプロ野球コーチを父に持つ久保宣子。このマッチがまた激闘だった。プロ入りも近い久保はアプローチパターが安定、特にパットはまったく外す気配がない端正なゴルフ。２アップと先行した柏原を追い詰め、１５番では遂に逆転に成功する。そこまで踏ん張り続けていた柏原から勝敗の流れは久保に傾いていったように見えた。■直後の１６番パー３。ユーティリティクラブを使ったクオーターショット、ボールはピンを刺した。Tではピンに絡んだように見え拍手が沸きあがる。しかし、行ってみると奥から５、６メートルはあった。が、柏原はこれを沈めバーディ、「するつもりはなかった」という派手なガッツポーズも飛び出す。「１ダウンだったので入れておきたかった」という場面で決めてきた。■そしてオールスクエアで迎えた１８番をバーディとして決勝進出を掴み取り、またガッツポーツ。「最後はかっこよく決めたかった」ときりっとした表情が更に引き締まった。■宮里藍、諸見里しのぶら歴代優勝者に錚々たる名前が並び、古閑や横峯も獲れなかったタイトル。最年少優勝者は宮里美香の14歳8ヶ月。柏原はその記録にも挑むことになるのだが、「そうしたことは気にしない」。どんな状況でも、あわてないで、自分のできることだけをやる・・・相手は３年前のランナーアップ（準優勝者）の酒井美紀。３６ホールのマッチの戦いから目が離せない。