一発選考とはならず ― 2012/06/27 00:58
アメリカのように1発選考にしろ!1、2、3着を代表にすればいいのだぁ!マラソンのオリンピック日本代表など選手選考で議論が巻き起こるたびによく聞かれるアメリカ方式の選考方法。全米選手権の1から3位を有無を言わさず代表とするもの。ところが!前代未聞の事態が起きた!ロンドンオリンピックの陸上アメリカ代表選考会を兼ねた全米選手権の女子100m決勝で、なんと3位が同着!タイム差も1000分の1秒まで差がつかない。その対象の1人がアリソン・フェリックスということもあり、注目度が一気に上がった。フェリックスとジェネバ・タモーの2人だけによる再レースか、はたまたコイントスか・・・。これは注目だ。とにかく選考会の当落を分けるところでの同着なんてこれまで、なかったこと。女子200メートルの結果次第では、エントリー種目を決めず、100m4人代表なんてこともあるかもしれないね。
全米女子100m ― 2012/06/27 01:13
五輪代表を分ける3着同着のあった陸上の全米選手権女子100mについてもう1つ。記録をみて、改めて思うのは、オリンピックよりもレベル高くない?ということ。■ことしの全米選手権の女子100メートルは予選、準決勝、決勝の3レースが行われる。まず予選は5組。着順で各組3着までと、それ以外の全5組の中からタイム上位6人が次の準決勝に進む、5組3着+6という方式だ。各組の1着のタイムは11.10、11.19、11.20、11.33、11.19。予選ですよ。各組3着に入れずタイムで準決勝に進めた選手、いわゆるラッキールーザー(幸運な敗者)のタイムは11.31、11.35、11.36、11.38、11.38、11.41。予選ですよ。11秒42では予選落ちだった。■準決勝は3組2着+2。3組行われて各組2着とそれ以外の選手のタイム上位2名が決勝に進出する。準決勝各組の1着は11.07、11.12、10.96。まあ、このくらいにはなるでしょう。ラッキールーザーのタイムは11.10、11.15で、タイムで拾われなかった選手の最高タイムは11.17だった。■そして3位が同着となった決勝。1位10秒92、2位10秒96。同着となった2人は11秒07だった。■高速トラックだったのかもしれないし、ロンドンの優勝者はもっと良い記録を出すのかもしれないが、10秒台とか11秒0とか凄すぎないか。
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