アイスホッケー③ ― 2012/11/12 04:40
今回、オリンピックの強化試合が苫小牧であるというので、釧路出身の若いスタッフに取材に行かせることにした。ほとんど取材経験もナシ、いつも先輩スタッフに怒られてばかり・・・。うまくいくか確信ゼロだったが、ボツになっても日本代表絡みとあれば取材に行かせた名目は立つかなと。失礼な話です。■指名しておいて、ほったらかしではさすがに無責任かと、少しだけ遠隔操作はした。で、当日もノコノコと様子を見に出かけた。息子をつれて。■長男は初めて見たアイスホッケーを掛け値なしに「おもしろい」と。それ以上に、私自身が興奮した。ゴールキーバーの福藤豊はスーパースターのニオイがした。人気に火がつくとき必ずそこにカリスマが存在する。この選手こそ日本のアイスホッケーの救世主だ。長髪、あご髭、メシアの風貌である。スターの空気を持っている。北米でのプレーがそうさせたのか、それとももっと前から持ち合わせていたのか。知らなかった。もったいない。■強化試合では久慈を狙って撮影させた。ALスターズとの試合では得点はなかったが、日光では3得点。意地を見せた。彼もまた、日本のアイスホッケーを前進させる役割を担う。韓国戦勝利を伝える北海道新聞に背番号44に抱き合って喜ぶ久慈の写真が載っている。■今回、ソチへの道は断たれたが、日本のアイスホッケーのおもしろさを知った、思い出した者は確実にいる。険しい道のりだが、前に進み続けてほしい。冬季五輪の最終日はノルディックは50キロクロスカントリー、アルペンは男子回転、氷上競技は男子アイスホッケー決勝。メーンイベントはアイスホッケーなのだから。そのステージに参加する日を夢見つづけたい。
コメント
トラックバック
このエントリのトラックバックURL: http://kondahomare.asablo.jp/blog/2012/11/12/6631737/tb
※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。
コメントをどうぞ
※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。
※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。
※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。