名大生 ― 2012/10/05 22:13
国体の陸上成年女子5千メートル。ロンドン五輪代表の新谷仁美が15分17秒79の大会記録で優勝した。そして2位には15分34秒15で学生チャンピオンでもある鈴木亜由子(名古屋大学)が他の実業団選手らをおさえての健闘。岐阜の隣、愛知県はさぞ盛り上がっていることだろう。いやいや地元ならずともかなりの注目度だ。■以前、何かの大会の成績で鈴木選手の所属を見て印刷ミスではないかと勘違いをしたことがあった。「城」の字が抜けてないか?と思った訳だ。名古屋地区の学生女子長距離といえば名城大の印象が強い。だいたい旧帝大、国立一期校(←この表現わかるのかな?)にそんな強い選手がいるなどとは想像しがたい・・・。東大、京大の選手がインカレで優勝、実業団選手に混ざって全国大会で上位争いなど展開したならば、「おおっ」て感じになる。■我が母校、明治大学をひとは「めいだい」と呼ぶが、我がふるさとのひとたちは「めいだい」イコール「名古屋大学」なのである。名大生には尊敬のまなざしが注がれる。聞くと鈴木選手の出身高校は「時習館」。論語の「学びて時にこれを習う」に由来する吉田藩の藩校の名を引き継ぐ、東愛知ナンバーワンの名門校である(県下屈指、東三河NO1)。高体連の県大会前の地区大会(支部大会)では豊川工業や豊川高校と同じ地区である。豊橋・豊城中学時代から都道府県対抗全国女子駅伝などでも活躍している。このあと学生駅伝には出場するのだろうか、国際千葉駅伝の学連選抜入りするのだろうか・・・。想像を巡らせている。
もちろん!これからも! ― 2012/10/07 00:22

国体女子100メートル優勝後のインタビューで、これからの目標を聞かれた福島千里選手は「もうちょっと頑張って、いつまでも応援してもらえる選手になりたいと思う」と話した。■もどかしいシーズンだった。目標のロンドンオリンピックも、シーズンベストも、思い描いていたものではなかった。本人の心情を教えてもらうことはできなかったが「みなさんのモヤモヤの方が募ったのではないでしょうか」とこれまでとは違ったシーズンを残念に思うところは否定しない。■それでもこの経験があったからと思えるようにしたいと前を向いている。先月、小学生と交流したなかで子供たちが、素直に、単純に「速いねーっ」と感動してくれた。福島自身がこんなんじゃだめだと思っている記録にさえ、「すごーい」と目を輝かせた。そうなんです。福島さん、すごいんですよ。私たちも、もちろん、いつまでも応援していきます!
出雲全日本大学選抜駅伝 ― 2012/10/08 13:34
体育の日といえば学生駅伝開幕戦「出雲駅伝」。スケジュールが許せば岐阜から出雲に移動していくという手もありましたが残念ながらテレビ観戦。■ここ何回か陸上に関しては昔話やふるさとの話題をしてきましたが、いろいろな偶然や巡り合わせがあるものです。女子長距離、名古屋大学の鈴木選手の出身校、時習館高校は今年1月、箱根駅伝、早稲田の5区山本修平選手の出身校としても紹介されました。■ぎふ清流国体の3日目に少年男子5千メートルがあったのですが、愛知の平和真選手(豊川工業)に注目していました。留学生との直接対決は高校生活ラスト、記録も13分50秒突破を狙っていたのですが、3位。三重の西山雄介選手(伊賀白鳳高)にも敗れ日本人トップも逃し残念そうでしたが、期待の選手であることに違いはありません。これからの駅伝シーズンに向けても楽しみです。■受検はこれからですが、関東の大学へ進学を希望しているようで、学生駅伝でも活躍してくれるでしょう。
ぎふ国体スケッチ ― 2012/10/12 03:54

中部国際空港には招き猫が・・・。常滑ですから。セントレアは愛知、知多半島ですが岐阜まで名鉄特急で1時間ほどです。
みそ串カツ ― 2012/10/12 04:05

手羽先、土手煮、みそ串カツ。この日の最後はきしめんでした。名古屋市内にて・・・
名鉄岐阜駅ビルにて ― 2012/10/12 04:08

菜飯田楽(なめしでんがく)です。岐阜で食べた食事です。お代わり自由。みそ汁は「赤出し」です。三河出身者の私は赤みそが定番なので、「赤出し」とは言いません。みそ汁です。帰りにデザート無料券を渡されましたが、もう北海道に帰るところだったのでことわりました。
国体 ― 2012/10/12 04:20
なかなか競技を続ける環境ってありません。国体があると期限付きだけど頑張る環境を得られる人もいます。都道府県対抗って、オリンピックに通じる感じがします。お国自慢です。オラがまちの●●ちゃんが、頑張っとるでぇって。国体ってお国代表って感じするもんなぁ。リレーがあると盛り上がるよね。都道府県対抗駅伝も国体にあわせてやるとかね・・・。県のユニフォームもらって、遠征するのって憧れるな。■陸上の国内の大きな大会だと最近、サブトラックを見に行くことができない。練習場、アップの様子ってすごく勉強になるんだよね。柵に近づいてサイン求めたりするのを防止するためかな・・・。■ああ、話がそれた。リレーのあるときのサブトラってすごく混雑しているけど、活気があっていいよね。陸上始めたとき、アップの仕方知らなかった。すぐジョグを始めたり、とりあえず体操したり・・・。サブトラは勉強になったな。とはいってもサブトラのある競技場は限られていたけど・・・。
自信を得た! ― 2012/10/21 00:32
冬季スポーツの開幕が近い。スキージャンプのワールドカップは来月23日、ノルウェーのリレハンメルで開幕する。最初の試合は男女2名づつの4人1チームで行うミックス団体。そして個人戦は翌24日、女子、男子ともノーマルヒルでスタートする。ソチ五輪プレシーズンがいよいよ始まる。■この夏、日本ジャンプ陣は近年にない、成果を上げた。サマーグリンプリ(GP)、今季から始まった女子は高梨沙羅がカザフスタン2連勝などで総合優勝。男子は竹内択が優勝1回を含む表彰台3回、出場試合すべてで7位以内に入り、個人総合は3位。社会人1年目の清水礼留飛が第2戦優勝など総合4位。葛西紀明が白馬て久々の表彰台などもあり、日本は国別トップとなった。■21日に札幌・大倉山で行われるサマージャンプの公式練習(大会前日の20日)で、葛西紀明は夏の戦いを聞かれ「自信を得た」と答えた。この夏、ジャンプスーツが体にフィットするタイプのものと規定された。「浮力を得られないルールのもとでは『日本の技術が上』というのが証明されたのではないか」、「日本は同じレベルにいて、日本が上がったのではなく、『ずる』をしていた海外勢が落ちてきたのじゃないかな」、「例年になく良いコンディションで戦えているので、シーズンを迎えるのが楽しみだ」と話した。■現在、スーツのルールは2センチの余裕持たせても良いという緩和策が検討されているという。葛西選手は、「『ずる』できるようにしようとしてるんじゃないかな」と懸念を示したが、笑顔をたたえる表情に好調さと、自信が伺える。■大倉山のサマーファイナルは21日、午前10時に試技、11時から1回目が行われる。【訂正】竹内選手の成績が間違っていました。10.23訂正。
ロコ(常呂っ子)恐るべし ― 2012/10/26 01:11
カーリングの日本代表決定戦が札幌で行われている。担当職務の関係で、現場張り付きというわけにはいかないが、ちらちらと様子をみている。昨シーズンの日本選手権(今年2月)の上位3チームが激突。2回戦総当たりの予選ラウンドを行い、上位2チームが最大5試合(3戦先勝方式)の決勝ラウンドで雌雄を決するというもの。■男子は日本選手権優勝チームが欠場したが、女子は日本選手権2連覇の中部電力、ロコ・ソラーレとして知られている2位エルエス北見、そして、2大会連続オリンピック代表の系譜を引き継ぐチーム青森の国内3強。予選の順位を見ていると日本選手権の順位通り、中部電力の圧勝かとも思ったのだが・・・。■予選、女子第5試合、既に決勝進出を決めていた中部電力とLS北見との試合。メンバーを見ると、北見のフォースは本橋ではなく吉田夕梨花。本橋のサードはオリンピックメンバーだった頃を思い出させる。決勝進出は決まっていたので、経験というか、いろいろ試してみようということなのだろうが、吉田のスキップもなかなか面白い。それに、本橋のサードはやっぱり、スケールが違う。局面を打開したり、スキップへの道筋を作ったり、さすが五輪、世界選手権でメダルが狙えるチームのサードである。まあ、サードに戻ることはないだろうが、エキシビション的な感じでおもしろかった。■試合後の会見に現れた吉田は「もう決勝は決まっていたから」とあっけらかんとした表情。4点とって逆転できそうな場面の失敗も全く気にしていない様子。スキップの重圧はどうだったかという質問にも、普段と同様、それほど緊張もしなかったという。勝てない相手ではない、決勝になれば変わると、このゲームでなにかが弾けたのかもしれない。中部電力一色というイメージではなくなった。■決勝が始まると、初戦、LS北見が逆転勝利。今回は言葉にはしていなかったが「全勝で代表の座へ」という中部電力の目標は崩れた。昨シーズン、パシフィックアジア選手権で惨敗した中部電力。日本代表としてふさわしくないのではと陰口を叩かれた。その悔しさもあって、日本選手権では無敗優勝を目標にかかげ、見事に全勝、完全優勝を達成した。一方、北見はロコソラーレ結成初年度、初出場の日本選手権で予選全勝と旋風を巻き起こしながらも、決勝ラウンドでは2連敗と息切れ、予選と決勝の戦い方の違いを学んだ。■さて、2試合目、中部電力がなんとか面目を保って五分の星にもどしたが、なかなか一筋縄ではいきそうにない。「決勝は違う」ロコたちの声が聞こえてきそうだ。
ソチへの道 ― 2012/10/27 12:20
カーリングのパシフィックアジア選手権(PACC)に出場する日本代表が決まった。男子はSC軽井沢クラブ、女子は中部電力だ。これまで日本選手権優勝チームが出場していたが今回、初の試みとして代表決定戦が開催された。背景にはカーリング振興、競技力アップ、何よりソチオリンピック出場への危機感がある。■日本はソチ五輪の出場権を得ていない。ソチオリンピック出場権は、既に終了している今年の世界選手権、そして今季の世界選手権(来年3月・女子)の成績によって決まる。昨季、世界選手権に出場できなかった日本は今季は何が何でも世界選手権に出場しなければならない。その世界選手権出場にはパシフィックアジア選手権2位以内が必要なのだ。■今回のPACC日本代表決定戦は「今、もっとも強いチーム」を決定する戦いだったのだが、チームジャパンとして国内でできることの1つとして、厳しい試合の経験を積む機会を増やそうというものでもあった。■カーリングがオリンピック競技に仲間入りした1998年の長野以来ソルトレーク、トリノ、バンクーバーと日本女子は五輪連続出場しているのだが、ソチ五輪にも出場できるかどうかは、まずは来月のパシフィックアジア選手権(ニュージーランド)という関門を突破しなければならいのだ。中部電力にはぜひとも頑張ってきてもらいたい。
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