エース2011/12/04 01:32

これまでコンサドーレの昇格にはバルディス、エメルソン、ダヴィといった外国人ストライカーが存在していた。今回、得点でチームをリードしたのは内村圭宏という和製エース。腰痛や踵痛のアクシデントと戦い開幕スタメンだったものの戦列を離脱、復帰したのは7月。内村の合流に呼応してチームは上昇カーブを描く。■崖っぷち、苦しい場面、厚別最終戦の大分戦、草津によもやの敗戦後のアウェー湘南戦でゴールを決めた古田の成長は印象に残る。出場機会が多かったとは言えないが、リーグ終盤にチャンスに結果で答えを出した。最終戦でも左サイドを突破し先制点をアシストし「大事な場面」で良い仕事をした。■徳島の敗戦で結果的に勝ち点でも昇格ラインは分かれたが、得失点の僅差の争いだった。失点を抑えた守備陣の功績は大きい。キャプテンのMF河合、GK李ホスン、DF山下、高校生のDF奈良。岩沼のアイディア豊かなパス。高木は攻撃に転じる場面でも良い仕事をしてくれた。ディフェンス陣の堅守が確立したことがチーム上昇の原動力だったことは間違いない。■砂川、岡山、中山・・・ピッチ外、ベンチ外でもメンタリティーでチームを後押しした選手たち、岡本ら出番を待って切り札として起用されワンチャンスで期待に答えた者もいた。そして、三上、横野、近藤の2試合連続ゴール・・・苦しい台所事情の中で日替わりヒーローの活躍で掴んだ勝ち点3や得点も忘れてはいけない。■ベストゲームは最終戦なのだろうが、圧倒的に押し込まれながら勝ち、暫定首位に立ったヴェルディ戦など、全ての試合の積み重ねが勝ち点68。総得点49。失点リーグ2位の32に押さえてのJ1カムバック実現だった。

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