次のステージへ2012/09/22 21:32

ロンドン五輪陸上男子5千メートル、1万メートルの2種目に出場した佐藤悠基(日清食品G)が五輪後、初レースに臨んだ。22日の全日本実業団対抗陸上の男子5千メートル。午前中の予選を13分56秒55で通過、夜の決勝では13分38秒51の4位(日本人トップ)。五輪後は休養し、今回は休み明けのレース。スピードの持続性など十分な状態ではないが、この日は2本、特に2本目をしっかり走るという狙い通りの走りができた。■レース後、五輪を終えた心境を聞かれ、「トラックでまだまだやり残していることもあるが、そろそろ次のステージも考えたい」とマラソン挑戦を示唆した。取材陣から「この冬?」「どの大会?」と急いた質問が相次いだが、「リオに向け4年計画で考えたい。まだ練習を始めた訳でもなく、具体的なプランはない」と直近の話ではなく将来に向けた気持ち、意識の点だと説明した。■「陸上を始めた頃からいつかはマラソンと考えていた。ロンドンでいろいろな刺激を受け、4年後はマラソンでという意識が高まった。適性があるのかどうかさえ分からない。いろいろな選手の例を参考にして挑戦し、成功したい」。「トラックのスピードを殺さずにマラソンをやりたい、マラソンをやるとトラックにも生きると思う」とも話し、平行した取り組みで進めていきたいようだ。■瀬古利彦、中山竹通もマラソンの記録を伸ばしながら1万メートルの日本記録を更新した。そのイメージをもっているのか。佐藤悠基だけでなくポスト・ロンドンに何かおもしろそうな雰囲気がある。■なお、全日本実業団の男子5千メートル優勝は13分21秒02でビタン・カロキ。ヱスビー食品のユニフォームを着た最後の優勝者となる可能性が高い。

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