北京五輪マラソンチャンプ ― 2011/05/16 22:44
サミュエル・ワンジル選手死亡のニュースには大きなショックを受けた。
テグ国際女子200m ― 2011/05/15 14:37
福島千里選手が出場した12日の結果と同じレースに出場した人たちの紹介です。■優勝:Allyson Felix(USA)22秒38、今季世界最高。アリソン・フェリックスは言わずと知れた女子200mアテネ&北京オリンピック2大会連続銀メダル、世界選手権3連覇中。自己ベストは100m10秒93、200m21秒81、400m49秒70。1985年11月18日生まれの25歳■2位:Consuella Moore(USA)23秒16。コニー・ムーアは2010年の全米選手権チャンピオン。五輪、世界選手権のない年だが、それでもUSナショナルチャンピンである。100mの自己ベスト11秒21は2003年に記録、アル・ジョイナーの指導を受け昨年自己ベストを更新し(22秒40)全米チャンピオンに輝いた。1981年8月29日生まれ29歳、世界選手権開催中に誕生日を迎える。12日のレースでも前半から速かった。コーナーの出口が速く直線に向いた時には福島の少し前にいた。■3位:Aleksandra Fedoriva(RUS)23秒17。去年9月のコンチネンタルカップ(四大陸対抗選手権)の女子200mチャンピオン。福島と同じ1988年生まれ(9月13日)22歳。世界ユース6位などもともとハードルで活躍。2007年のヨーロッパジュニア選手権では優勝もしているが、ここ数年は北京五輪セミファイナル進出など200mで好結果を残している。昨年7月に22秒41をマーク(欧州選手権3位)、9月のコンチネンタルカップでは優勝を果たす。■4位:Chisato Fukushima(JPN)23秒21■5位:Cydonie Mothersille(CAY)23秒45。CAYは中米のケイマン諸島。夫はトリニダードトバゴの400mオリンピック選手。オリンピックはアトランタやシドニーにも出場、01年エドモントン世界選手権銅メダリスト。自己記録は22秒39(2005年)、400m52秒79(2009年)、1978年3月19日生まれ33歳だが、去年9月のコンチネンタルカップで3位に入り健在を示す。■6位:Gloria Asumnu(USA)23秒73。1985年5月22日生まれの25歳。自己ベストは100m11秒03(2008.5.24)、200m22秒70(2007.5.26)テグでは100mにも出場し200と同じ6位。■7位:Bárbara de Oliveira(BRA)24秒29■8位:Ji-Eun Kim(KOR)25秒21▷IAAFのHP参照
不要なイメージは持たない ― 2011/05/14 12:27
「はっぁ? 全然ダメだぁ↓」と驚いた表情でつぶやいたあと、福島千里選手は状況を飲み込んで「そりゃそっかぁ」と苦笑というか納得したような笑顔に変った。レース直後のインタビューに答えている最中、速報画面に女子200メートルの結果が表示され、23秒21の記録を確認したときの様子だ。■8月27日に開幕する世界陸上選手権のプレ大会として行われたワールドチャレンジ国際陸上テグ大会に行ってきた。取材の最大の目的は北海道ハイテクACの福島千里選手。全国的にも注目の選手だが、地元、北海道内では更に注目度は高い。今季初海外、しかも今季最大の目標に掲げている世界選手権と同じ舞台ということもありテグに向かったのだが、こちらの「力み」ようとは対照的に「自然体」「どのレースも同じように」を目指す福島選手を見て感心した。■海外での試合について尋ねると「海外だからとか日本だからとか、区別したり、決めつけたり、特別な印象は持たないようにしていきたい」との答え。区別や決めつけたイメージが結果に影響したら良くないし、レースの分析や判断に左右されることがないようにしていきたいようだ。■豪華なメンバーだった。女子200メートル優勝はオリンピック銀メダリスト、世界選手権4連覇濃厚のアリソン・フェリックス(アメリカ)。シーズン序盤とはいえ22秒38(追0.4)は今季世界ベストタイム。出場選手の自己ベストはフェリックスの21秒81を筆頭に5選手が福島選手の22秒89より速い!(マジかよ!)■福島選手は第8レーン。「1本なので始めから思い切り行った」というようにフェリックスと並んで直線に向いた。コーナー出口から加速していく感じで抜け出したフェリックスは別格としても2位争いは3人が並ぶ大接戦。4位の福島選手は2位と100分の5秒、3位と100分の4秒と超僅差。福島選手が自己ベストを出してもフェリックスにはかなわなかったが、向かい風の静岡で出した23秒13のシーズンベストなら2位もあったわけだ。惜しくも表彰台を逃したともいえるが、この段階としては国際招待レースの表彰台と同等のところにあると思うべきかもしれない。フェリックスらといても「場違い」感がない選手になっているのは間違いない。■出場選手のレベルの高さを上手く利用して記録を狙うにも一番外のレーンは恩恵を受けにくい。終盤の粘りはともかく展開的にも競り合いで追い上げられるのは記録が生まれるパターンではなかった。まあ、ヒートや準決勝を勝ち残るにはゴール前の100分の数秒の競り合いは重要かも・・・。■「走りは良いとはいえなかったかもしれないけれど、この時期に、ここで走れたのはよかった」「この差を忘れずに世界選手権に向かっていきたい」「(世界選手権で)このメンバーと走るには準決勝なり、決勝までに残らないといけない」「(デグに)絶対戻ってきて走りたい」と今後も目標に向かって前進する決意を新たにした。■今回、福島選手は世界選手権の下見と合わせて、上手くいけばA標準23秒00の突破も視野に入れていたのだろう。23秒2台で「ダメ」と発してしまったのはその辺の意識の高さからだろう。具体的な結果として表れてはいないもどかしさはあるだろうが、海外でも、強豪と同じスタートラインに立っても、「普段通り」にレースに臨み、「世界基準」の走りが「普通」にできるはずだという実感と自信を掴んでいるという「印象」を受けた、無用な印象かもしれないが・・・。
世界のファイナルも見える43秒3台 ― 2011/05/08 23:59
おめでとう!日本新!!■8日のゴールデングランプリ川崎で女子400mリレーの日本記録が生まれた。43秒39とのこと。44秒00突破は確実に、43秒5台が出ればまずまずと思っていたが、3台は立派なものだ。これは世界の決勝も見えてくる記録だ。中国がフライングして失格。記録を狙っているレースで勘弁してくれよと気を揉んだが「問題なし」だった。■北京五輪で女子リレーの決勝進出チーム(2組3着+2)の記録を見ると1組の3着が43秒38。2組の3着が43秒59。記録で救済された2チームの記録は43秒43と43秒47。■2009年の世界選手権(3組2着+2)では各組2着が42秒66、43秒30、43秒18。記録での救済は43秒22、43秒34というものだった。43秒39は世界のベスト8というもの凄い舞台に立つ可能性が現実味を増す記録だ。■まずは第一関門突破だ。
3走列伝/陸上4×100m ― 2011/05/07 13:44
2008年の北京オリンピック。MVPは陸上短距離のウサイン・ボルト(ジャマイカ)だろう。◇ボルトは男子100m世界新金メダル、男子200メートル世界新金メダル、男子400mリレー世界新金メダルと3つの世界記録で3つの金メダルを獲得した。◇そのボルト。リレーでどこを走ったか覚えているだろうか。日本が塚原、末續、高平、朝原で銅メダルに輝いたあのレースだ。◇正解は3走。カール・ルイスのごぼう抜きの印象が残るアンカーや直線のスピードを活かせる2走にエースを起用するのが定石とみる向きには意外かもしれない。確かに台所事情の厳しいチームだと駅伝でいう「つなぎの区間」的なこともあるが、強い四継チームは3走を良い選手が走っている。◇北京ではジャマイカのボルトはもちろん、銅メダルの日本男子は高平慎士だった。アンカー朝原が精神的支柱になっていたが、高平は走力でのエース的な存在になっていた。◇カール・ルイスが4冠に輝いたロス五輪のアメリカの3走はカルビン・スミスだった。カルビン・スミスは前年の世界選手権200メートルチャンピオンで当時、100メートルの世界記録保持者だった。◇1992年、日本がオリンピックのリレーで60年ぶりの入賞を果たしたバルセロナ。青戸、鈴木、井上、杉本とバトンを繋いだ。3走の井上悟は当時、100メートルの日本記録保持者、日本選手権で100でも、200でもタイトルを獲得している上、93年の世界選手権の男子100メートルでは準決勝進出を果たした日本陸上史屈指のスプリンターだ。◇リレーの走行距離は400メートルの4分の1ではない。100ではなく120メートル位。150メートルが速い選手がいい。3走はコーナリングもあり200メートルの要素も必要だ。リレー3走列伝に新たな物語が生まれるか・・・。
笑顔お願いします ― 2011/05/06 19:00
織田記念陸上(29日、広島)の女子100メートルで3位となった北風沙織選手。リレーで世界選手権へという目標を掲げている。北海道のメディア、陸上ファンは北風の復活を喜んでいる。8日には世界選手権の参加標準記録突破を目指してGGP川崎のリレー第1走者として登場する。4継の1走、スペシャリストに期待が高まる。▼画像は4月16日札幌市内にて撮影
まだ成長しています! ― 2011/05/05 20:13
5日、真駒内屋外競技場(ネーミングライツ:真駒内セキスイハイムスタジアム)にいってきた。豊平川ロードレースが行われた。スキーの全日本コーチの阿部雅司さんにも会った。自己記録を伸ばしていて、夏にはトップ選手が出るハーフマラソンの国際レースにも出場するそうだ。「まだ、伸びていますよ」と45歳は自己への挑戦に意欲的だ。求める者にとって人間の可能性は計り知れない。「近田さんも一緒に走りましょう」と言われたので、「もう膝がダメになっているので」と言うと「良いトレーナーがいるので大丈夫です」と促された。日本代表のケアまでやるスタッフに見てもらえるというのに気持ちが動かされたが、ちょっと、探求心が萎えている点が問題のようだ。
きっと大丈夫!織田陸上にて② ― 2011/04/30 23:37
「うれしかったことも、あまりうれしくなかったことも、良い経験になった」。2010年を振り返って話した福島千里選手のコメントを改めて思い出す。■29日、広島で行われた織田幹雄記念国際陸上、過去3年は08年が日本タイで初優勝。09年が当時日本最速の11秒23w。去年が日本新記録の11秒21。相性抜群である。■ところが、今年は決勝スタートの直前に左足をケイレンし、大事をとって棄権。今年最初の試合は予想外の結末が待っていた。■中村監督は「ケイレンしていてもそれなりに走れたと思いますが、取り返しのつかないリスクを負う訳にいかない」と指導者の責任で止めさせた。「肉離れだとか、ケガだとかではない」と強調した。■無念だったろう。監督からは「1番の選択」と言われたという。気丈に取材陣の前に立ち「この大会がすべてではない」と自らを納得させようとしているようにも見えた。「調子が良かっただけに残念では?」という質問には「走るたびに記録を出せる人間ではない」と「絶対」という保証のない競技の厳しさを自らを責めるように答えた。■これは私の勝手な想像なのだが福島選手はいろいろなところに気を配っているというか、よく見ている。インタビューのコメントがゆっくりなのも発言の影響で誰かを傷つけたり、不愉快にしていないか気を使いすぎているからではないだろうか。特に好事のときには発言が少なくなる。更に今年は「何も言わずに行動、結果で示す」という姿勢が伺える。■残念でない訳がない。調子が良かったからではなく、記録が期待されていたからでもない。どんなレースでも1つ1つそれぞれ意味があり、大切なのだ。だけど自分を責めてはいけない。そして、また同じことが起きるかもしれないと臆病になってはいけない。■それにしても、歴史を切り開こうとする者の前にはどうしてこうも課題が次々と突きつけられるのだろう。それを越えてゆけ!ということなのか。■150キロを超える直球をビュンビュン投げる日本ハムのダルビッシュ有投手だって開幕戦は7失点だった。しかし、その結果を受け入れ、更に「絶対的」エースになった。■考えてみれば、2008年に日本のトップに踊り出て、まだ1オリンピアードも経っていない。まだまだ経験しなければならないことがあるのだ。これまでだって悔しい思いのあとにかならず大きく成長してきたじゃないか。■絶対!と言ってやれないのが残念なところなのだが、きっと大丈夫だ。うれしいことがかならずある。
織田陸上にて①異変 ― 2011/04/30 23:33
織田幹雄記念国際陸上で異変が起きていた。福島のふくらはぎケイレンによる決勝棄権のことではない。日本人トップとなった市川華菜(中京大)の躍進だ。タイムは追い風参考ながら11秒28。追い風とはいえ11秒2台へ突入は立派な記録だ。東海学生春期大会での快走が本物だということを証明してみせた。今、日本陸上界で最も活力があるのが女子短距離。その女子スプリントがチームで目標にしている400Rでの標準記録突破と世界挑戦。オリンピックには1964年の東京以来出場が途絶えている。勢力図が変わってしまうくらい新しいタレントが成長してくれば更に面白くなってくるのだが・・・。
届きました! ― 2011/04/28 23:31
北海道ハイテクACの恵庭後援会からお便りが届きました。今季も応援しますよ!
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