オリンピック開催の夢2010/12/04 00:12

2022年FIFAワールドカップの日本単独開催の夢が破れた夜が明けた。3日の北海道は大荒れの天気だった。悪天候の影響を受けながらも昼前に日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長が札幌に到着、北海道庁、札幌市役所とあいついで訪問し、2017年冬季アジア大会を札幌を中心とした北海道で開催するため立候補を正式に要請した。■何と言う偶然か、ワールドカップ開催は逃したが2022年は冬季オリンピックの年である。JOCのトップの姿を見て、アジア大会を成功させ、この札幌で再びオリンピックを開催!というのは、どうだろかと思い描いてしまった。そんな夢は妄想だろうか。■日本はオリンピック開催の願いをもっている。2016年の夏季オリッピックに東京が立候補したが、リオデジャネイロで開催されることになった。2020年以降の大会について、態度を示さなければならない時期にきている。JOCは現状ではその方向を明確にしていないが、東京の誘致活動の経験を活かさなければならないと感じている点は間違いない。■2018年冬のオリンピック立候補都市の1つにミュンヘンがある。実現すれば夏・冬両方を開催する初めての都市となるが、夏の大会を開催したのは札幌で冬季オリンピックが開かれた1972年。札幌も夏のオリンピックに立候補してはどうだろう、などと妄想はひろがる。夏はともかく2022年はありそうな話だ。定年間際、最後に地元オリンピックというのもいいなぁ。■今回、竹田会長が北海道を訪れ立候補を要請したアジア大会について札幌の上田市長は「市民の理解」そして何より「財政」の点を判断の重要な要素に上げていた。ここ数年、JOCの活動が大きく変わっている。競技の現場に止まらず、スポンサー、メディア、ファンが一体となり、メリットを共有できる体制作りが進んでいる。2017年の冬季アジア大会の構想では大倉山などこれまでの国際大会の会場や2014年完成予定のカーリングホール、十勝オーバルや苫小牧のアイスホッケー場など既存の施設を有効に利用していく方針だという。札幌市が心配する経費の面も経済効果、若者の夢や都市の活力など総合的に見るとメリットは大きいと思うのだが・・・。

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