堀端宏行/びわ湖2011/03/07 18:51

6日のびわ湖マラソンは、大倉山での取材が予想より時間がかかり前半部分はビデオに録画してあったものを見た。北海道マラソンの意義を感じた。今井正人も中本健太郎も堀端宏行も北海道を経験している。今井は2008年10位、中本は2008年2位、堀端は2010年20位と成績はまちまちだが、レースを良く覚えている。■結果的に堀端は失速しているが、サイラス・ジュイやメクボ・モグスらが展開した争いに挑んだ。中本は駅伝やトラックでは無名でもマラソンなら勝負できると静かに語った。学生駅伝のスター扱いで生まれた虚像が打ち砕かれ、失意の中にあった今井が新たにスタートを切ったのが北海道マラソンだった。■世界選手権の代表は松宮か中本か尾田か、あるいはその他の誰か、現状で内定していない選手の中から誰が選出されるのかは分からないが、地道な経験は決して無駄にはならい。