渋井、土佐らが出場2011/08/07 00:18

5日に北海道マラソンの招待選手が発表になった。女子は渋井陽子、土佐礼子の名前が目を引く。2007年世界選手権、2010年アジア大会代表で本大会の大会記録を持つ嶋原清子、2005、2007世界選手権代表の原裕美子ら歴代優勝者も。新鋭の樋口紀子も楽しみ。男子もジェンガ、ジュイの過去2年の優勝者に加えてモグスも出場。これまでもアフリカ勢の相性抜群の大会だが、日本勢の打倒ケニアなるか、清水将也らに期待がかかる。▶▷▶▷▶▷北の大地に四半世紀2011北海道マラソン8月28日◁◀◁◀◁◀

札幌の高校生がホールインワン2011/08/07 00:35

女子プロゴルフツアーのmeiji カップ。主催者推薦で出場した藤田光里選手(札幌光星高校2年)が2日目の17番ホールでホールインワンを達成した。初日1オーバーで、この日の踏ん張りによっては決勝ラウンド進出の可能性もあったのだが、ショットの距離が合わず、また5番で4パットをしてしまうなどグリーン上にも悩まされ「ホールインワンは出たけれど・・・」と反省点いっぱいの様子。■北海道内で開催される女子プロゴルフトーナメントは数少ない(かつては1つだけだった)。地元のゴルフ振興への寄与という願いもあり、前進の大会を含め長年、地元のアマチュアが主催者推薦で出場してきた。競技レベルが低いのにプロの出場枠を減らしてまでも出場させる意味があるのか、という声もあり、オープントーナメントながらアマチュア選手の出場は僅かになってきていた。■藤田選手は北海道女子アマチュア選手権3連覇の上、JGAナショナルチームのメンバーに選ばれる(現在は育成部)など北海道の模範となるプレヤーとしても期待を集めているというのも推薦に相応しいという理由だったようだ。ナショナルオープンなどJGAのトーナメントとは趣を異にしている点もあろうが、こうした経験は更なる成長に必ず役立つはずだ。■ちなみに17番ホールにはホールインワンの特別賞200万円が設けられているが、当然、藤田選手は貰わない。アマチュア規定に反しない範囲の記念品が贈られることになりそう。■ゴルフの技術やゴルフで得た名声(知名度)をお金に代えてはいけないのだ。アマチュアゴルファーのみなさん!豪華賞品のでるコンペに参加したときなどは注意しよう。私の場合、コンペに参加しても参加賞くらいは貰うが、賞品は受け取らない!(というか対象順位に入らないだけなのだが・・・)。そして、ゴルフレッスンも上手い「アマチュア」ゴルファーに指導してもらう。当然、レッスン謝礼は払わない。その人のアマチュア資格が失われないようにという「深い深い配慮です」。

3週を切りました2011/08/10 13:48

今年も北海道マラソンの様子をFNSフジテレビ系列で全国放送します。北海道内では注目選手の紹介番組も放送予定です。お楽しみに。画像は18キロ付近にほど近いところにある近藤牧場。▶▷▶▷▶▷北の大地に四半世紀2011北海道マラソン8月28日◁◀◁◀◁◀

網走へ走る2011/08/14 00:19

画像がないのが残念。本日8月13日の網走は快晴。オホーツクの海の向こうに知床の稜線が鮮やかクッキリ。■北海道マラソンに出場を予定している選手を取材しようと当地に来た。およそ20年も北海道マラソンを担当しているのだが大会前に網走取材をしたのは初めて。コニカミノルタの酒井勝充監督と話をした。■北海道マラソンを担当していて印象深い選手の1人にエリック・ワイナイナ選手がいる。94年、網走ハーフマラソンで優勝、その年の北海道マラソンを初マラソンで初優勝を果たした。その後、東京2度優勝など世界主要レースでも活躍。アトランタで銅、シドニーで銀とオリンピックで2つのメダルを獲得、アテネでも7位に入り3大会連続入賞をした。■日差しが強く、起伏のあるロードを車で走りながら酒井監督から当時の話も。「ポイントをやらせたけど最後はヘロヘロだった」のだそうだ。それでも優勝した。この地でメダリストは成長していったのかとフンフンとうなずく。夏のレースで大切なのは内蔵の強さという話も興味深かった。■ワイナイの初優勝は一般参加でのもの。北海道マラソンではアフリカ勢の好成績とともに「一般参加」選手の活躍がある。実績や持ちタイムだけではなく、それまで明確に現れる機会のなかった「調整力の高さ」や「夏場の強さ」が浮き上がってくるからなのかもしれない。■今回、網走で取材したのは松宮祐行選手、池永和樹選手(ともにコニカミノルタ)、高橋謙介選手、菅谷宗弘選手、熊本剛選手(いずれもトヨタ自動車)。上位にきそうな雰囲気ありありなのだ。▶▷▶▷▶▷北の大地に四半世紀2011北海道マラソン8月28日◁◀◁◀◁◀

釧路の路2011/08/23 01:49

網走から戻ると先週1週は北海道マラソンの前日に放送する番組の制作が待っていた。番組は渋井陽子選手と土佐礼子選手のインタビューなどをまとめたもの。家族にその話をすると弱音を吐いていた私を「幸せ者だね」と言う。■ベルリンマラソンで渋井選手が日本記録を樹立したとき「あなた見てたのよね!」。確かに。高橋尚子の世界記録も、渋井陽子のQ越えも、「肉眼」で見た人はそんなにいないだろう。視聴者の方もそうだろうけれど、テレビの放送に携わる人も解説者も、実況アナウンサーも画面越しだからね。最高の観戦場所だった。■土佐選手は、社会人になって最初のマラソンが「北海道」だったかもしれなかった。確か1999年頃の話。「粘り強い子が入ってきた」、マラソンで地道にやらせたら面白いかも・・・とチーム関係者が話していた。ところが7月の札幌国際ハーフマラソンで想定以上!?の頑張りを見せ「世界ハーフ」の日本代表に。国際千葉駅伝の1区にも抜擢。社会人初のマラソンはシドニー選考の名古屋。Qちゃんに続く2位。あとはご存知のような活躍でアテネ、北京とオリンピック代表になった。北京での傷心を癒したのは夫婦で旅した北海道の大地だったという話も聞いたことがある。■確かに私は幸せ者だな。あの番組も担当すべくして担当したのか・・・。■本日、日帰りで釧路出張。旭化成の清水将也選手、瀬戸口賢一郎選手を取材、宗猛さんとも話をした。中学、高校のころ、マラソン大好きで宗さんの出ているレース良く見たな。ロス五輪は大学生だった。きのう(21日)は森下広一さんが選手に指示する同じ車に乗った。ブログに増田明美さんからコメントを頂いた・・・。■2011北海道マラソン、私、男子実況担当なんですが・・・。まだまだ実況の準備にはとりかかれていない。泣き言は言わないつもり。陸上好きな者にとって、こんな幸せなことはないから。▶▷▶▷▶▷北の大地に四半世紀2011北海道マラソン8月28日◁◀◁◀◁◀

復活の夏2011/08/26 02:49

【番組のお知らせ】北海道文化放送では「復活の夏 渋井・土佐の新たな一歩 〜2011北海道マラソンにかける選手たち〜」を8月27日午前10時40分から放送します(北海道内、同一内容のものを8月28日午前6時30分からも放送予定)。▶8月28日に行われる北海道マラソンの招待競技者を中心に2011年夏にかけるランナーたちを取材しました。中心はアテネ、北京2大会連続五輪代表の土佐礼子選手と1万メートル日本記録保持者、フルマラソン2時間20分突破の記録を持つ渋井陽子選手。母となって初のフルマラソンに挑戦する土佐選手、ニューバージョンに生まれ変わった渋井選手の新たな一歩を伝えます。▶他に東京マラソン2011で日本人トップのデビューを果たした樋口紀子選手、アジア選手権優勝など著しい「成長」の夏にカメラが迫ります。大会記録保持者の嶋原清子選手の新たに芽生えた心境。何度も苦しい経験をし、何度も復活したディフェンディングチャンピオンの原裕美子選手。第2のワキウリ、ワイナイナとなるのでしょうか北海道連覇を狙うサイラス・ジュイ。男子日本勢復興の予感漂う「一般参加」も含めた注目選手を紹介します。▶▷▶▷▶▷北の大地に四半世紀2011北海道マラソン8月28日◁◀◁◀◁◀

濃厚な1週間2011/08/27 02:15

26日は北海道マラソンの記者会見があった。会見に出席した男子、サイラス・ジュイ、清水将也、小林誠治。女子、渋井陽子、嶋原清子、土佐礼子、原裕美子の6選手の他にも選手取材を行った。■樋口紀子選手にロンドンオリンピックについて聞くと「明日、決まるかもしれませんよね」と。世界選手権が開幕するが、27日午前中には女子マラソンがおこなわれる。ロンドン五輪内定第1号が誕生するかも。私たちも「そうですよね、でも代表枠全部埋まってしまうわけじゃないからね」と。■世界選手権では女子短距離の福島千里選手の様子も気になる。陸上ファンとしては「こい〜」1週間がスタートする。▶▷▶▷▶▷北の大地に四半世紀2011北海道マラソン8月28日◁◀◁◀◁◀

札幌SEOULテグ釜山2011/08/30 14:14

釜山市内の地下鉄駅で7日間チケットを買おうと思ったが、自動券売機にそのボタンがない。無人化が進む韓国の地下鉄。係員とインターホンで話す勇気がなく、地下鉄カードか、普通の切符か迷ったあげく、1100ウォンの1区間券を買った。券売機の前で2、30分はいただろうか。ちょっと滅入った。■きのう(29日)は韓国・テグで陸上の世界選手権を観戦した。福島千里が準決勝を走り、室伏広治が金メダルを獲得した。■慌ただしいスケジュールだった。28日に2011北海道マラソンの中継を終えて(マラソンのことは改めて書きます)、翌朝(29日)、新千歳空港から韓国ソウル仁川空港へ。空港からは空港鉄道、韓国版の新幹線KTXへと乗り換え東テグへ。駅からはシャトルバスに乗る。夕方からの世陸3日目のイブニングイベントに間に合う。ただ、テグ市内の宿泊施設に泊まれる訳も無く夜は宿泊地の釜山へ移動した。■韓国行きは決めていたことだったが、福島千里選手が28日に準決勝進出を決めてくれたお陰で単なる韓国旅行から歴史の目撃者となれた。79年ぶり、日本女子が準決勝を走る姿をみることができた。ただ、女子の決勝を見たら少し滅入った。「こいつら凄すぎるわ」と。福島選手はその凄すぎる領域に挑んでいるのだなとリスペクトも感じつつ。■千里の道も一歩からである。