ちょるる2011/10/08 02:29

体育の日といえばもう10年以上、出雲駅伝(出雲全日本大学選抜駅伝)の仕事で島根県を訪れていましたが、今年はお隣の山口県に来ています。陸上関係ですが今年は長距離・ロードレースではなく短距離です。10月1日に始まった「おいでませ!山口国体」の取材です。■ここ数年は国体はそのあり方、役割について議論が続いています。規模の肥大化、自治体の負担、出場選手の顔ぶれや競技レベルの点もその1つです。国際大会の日程やアスリートとして目指すキャリア、商業的な活動に影響される点もあるのでしょう。■まあ、それはさておき、7日から陸上競技が始まりましたが、8日は成年女子100メートルが行われます。なかなかの顔ぶれです。世界選手権のリレー代表がそれぞれの郷土、所属先の都道府県の代表として対戦します。全国の都道府県に分散しているのに気づきました。■福島千里(北海道)、高橋萌木子(埼玉)、岡部奈緒(千葉)、今井沙緒里(長野)、市川華菜(愛知)。それに去年のアジア大会代表の佐野夢加(山梨)、もものケガが気になるが和田麻希(京都)、他にも清水めぐみ(岐阜)、渡辺真弓(福島)、小川梨花(宮城)、信岡沙希重・・・など、高校生の土井と福島千里と同じ北海道の北風沙織がいないくらいでほぼ日本選手権の再戦といえるのではないでしょうか。・・・沖縄から玉城美鈴選手にも出てきてもらいたかったですね。■先月発売された中村宏之先生が書いた本「日本人が五輪100mの決勝に立つ日」を読んでいるのですが、福島選手が強くなる意味は福島選手自身や共に夢を見る人たちのためだけじゃないんですね。同時代に走っている人も、これからその後を追いかける人にとってもとても重要な意味があるのです。クロスカップリングではありませんが、様々な化学反応、変化が生まれ、これまで考えられなかったような新しいモノが生まれる可能性を秘めているというのです。そのためにも福島選手には今後も新たなものを見せてもらいたいです。■ちょるるとは、山口国体のマスコットの名前です。山口弁の語尾によくでてくる「〜ちょる」から命名されたそうです。国体期間中10年後の自分に手紙を出せるそうです。さて、10年後、スポーツ界はどうなっていることでしょう。

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