カーリング女子2012/02/11 22:04

9日から青森市でカーリングの日本選手権が行われている。現チャンピオンの「中部電力」。メンバーは変わっているがそれまで6年女王の座に君臨し続け、女子カーリングの代名詞的存在の「チーム青森」。そして、マリリンこと本橋麻里がふるさとに立ち上げ、去年の日本選手権の予選リーグ全勝、結成僅か半年で優勝争いを演じた「LS北見」。さらに今年の北海道チャンピオンでソルトレーク、トリノと2大会連続でオリンピックに出場後、休養、結婚、出産を経て復帰した小笠原(旧姓・小野寺)歩、船山(林)弓枝を擁する「北海道銀行」の4強対決。■北海道選手権のグループリーグで強豪チーム分散の現況をきかれた本橋は「複数のチームが頂点を目指して戦うのは競技会のあるべき姿」と話していたが、まさに「どこが本当に強いのか!」と激突する大会はスリリングで面白い。■初日から、ユーストリームや現地スタッフからの情報などでこの戦いを楽しんでいる。初日、第8エンド、そして、ラストストーンでの本橋の冴えたショットで初戦をとったLS北見。道銀の黄色石が3つ。右側のNo.1をガードするようにならんでいる。本橋のラストストーンは左側からカムアラウンド。見事だった。この流れで快進撃かと思われたLSは2戦目の中部電力。前日とは打って変わって不振。まさかの大差ゲームとなった。そして、初戦、LSに敗れた北海道銀行にとってきょうの青森戦は大きなヤマだった。偶数エンドを支配する狙いでロースコアの展開。第8エンドに勝ち越し、勝利に近付いた。しかし、王座奪還に並々ならぬ思いの青森も譲らない。後攻の9エンドを流し、最終エンドも有利な後攻とする。■北海道銀行にとって1失点なら、後攻となるエキストラで勝利に持ち込める公算は高い。小笠原の1投目。相手の石をテークアウトしたあとボトムに残す狙いだと思われたが僅かにハウスの外にこぼれた。相手4thの山浦は1投目で左サイドの道銀の赤い石を弾き出し、ハウス内は黄色2つ。ここで道銀はタイム。いくつかの作戦があったのだろうが、小笠原はNo1をとりにいく方法をチョイスしたように思う。しかし、石はウラに回り込む前に右に切れてガードの石に当たり止まった。逆転負け・・・。1点だけのつもりが、計測の結果2点を失った場面もあった。接戦だった。

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